パソコン関連で有名なメーカーのDell。
安くて機能性が高く、コスパに優れたメーカーとして日本でも多くの人から愛されています。
そんなDellの商品で、今回はS2421Hのモニターをレビューしていきます。
口コミでも評価が高く、価格も他のメーカーと比べ安いので、買って損をすることはない!と言われています。
しかし、自分にも合うかどうかは気になりますよね。
微力ながら、実際にS2421Hを使ってみた感想をお伝えしますので、良かったら参考にしてみてください。
また、同じ型式でグレードが異なるS2421HSとの違いについても紹介しますね。
DellのS2421Hをレビュー
Dellから発売されているモニターの中で高い人気を誇るS2421Hをレビューします。
サイズは、23.8インチとなります。
もし、ワンサイズ上の27インチと悩んでいる人は、机の奥行きを測ってみてください。
27インチの場合、奥行き70~80㎝が必要です。
私は、奥行きが52㎝しかないデスクだったので、23.8インチをチョイスしました。(この判断は正解でした。)
それでは、S2421Hのスペックから順に紹介しますね。
レビュー①:スペック
スペック表
S2421H | |
サイズ | 23.8インチ (16:9) |
パネル | IPSパネル/アンチグレア |
最大解像度 (リフレッシュレート) |
1920×1080(75Hz) |
接続性 | HDMI×2 |
調整機能 | 角度のみ |
AMD FreeSync | ○ |
スピーカー | デュアル3 Wスピーカー |
VESA規格 | 〇 |
S2421Hのスペックですが、バランスの取れたモニターとなっています。
クリエイティブな音楽や高画質での映像は、S2421Hでは満足できませんが、一般的な作業などで困ることはありません。
音は少しこもった感じですが、YouTubeを見たり会議で使っても全く問題ないでしょう。
VESA規格にも対応しているので、モニターアームを使って設置することも可能です。
レビュー②:フォルム
続いて、S2421Hのフォルムを紹介していきます。
説明書を見て、組み立てが必要になるのですが、ぶっちゃけ10分もあれば完成できます。工具も必要ありません。
完成しました。全体的にシックでスタイリッシュなデザイン。お洒落ですね。
見てください。この綿棒と変わらないベゼルの狭さを!
S2421Hは、パネルの外枠が狭いスリムベゼルデザインが採用されています。
裏側を見てみましょう。
背面部はマット調の仕上がりとなっており、サラサラして肌触りは気持ちいい。
少し丸みをおびている分、光が反射すると立体的に見えるので、デザインにも力を入れているのが感じられます。
横から見てもスタイリッシュ。シルバー基調なので、圧迫感もありません。
部屋のインテリアとしてもマッチしやすいデザインになっています。
レビュー③:使用感
S2421Hの使用感をレビューします。
私は、14インチのノートパソコンと接続して使っています。
デスクの奥行きが52㎝と小さいので、最初23.8インチのモニターは大きすぎたかなと感じました。
しかし、座って作業をするとすぐに慣れたので、大きさ選びは成功といってもいいでしょう。
S2421Hは、非光沢の液晶パネルを採用しているので、長い時間見続けても思った以上に疲れませんでした。
光の反射も抑え、視野角も広く斜めからでも見え方はほとんど変わりません。
まとめます。
繊細な作業(イラストや作曲)などを目的にした人以外なら、ほとんどの人が満足できるモニターといっても過言ではありません。
テレワークとして自宅で仕事をする人は、モニターを装着すると確実に作業効率はアップするでしょう。
いつもより早く仕事が終わると、プライベートの時間も増え、今よりも充実した毎日をおくれるようになりますよ。
S2421HとS2421HSとの違い
DellのS2421Hと同じような型式のS242HSも販売されています。
実際に私もS2421Hを購入する時に、どこに違いがあるんだろうと見比べました。
きっと、同じ悩みをもっている人がいると信じて両機を比較してみました。
S2421H | S242HS | |
サイズ | 23.8インチ (16:9) | 23.8インチ (16:9) |
パネル | IPSパネル/アンチグレア | IPSパネル/アンチグレア |
最大解像度 (リフレッシュレート) |
1920×1080(75Hz) | 1920×1080(75Hz) |
接続性 | HDMI×2 | HDMI ×1
DisplayPort ×1 |
調整機能 | 角度のみ | 角度/左右回転/高さ調整/縦横回転 |
AMD FreeSync | ○ | 〇 |
スピーカー | デュアル3 Wスピーカー | × |
VESA規格 | 〇 | 〇 |
価格 | Amazonで確認する | Amazonで確認する |
基本的なスペックは、どちらも変わりはありません。
大きな違いは、スピーカーの有無と調整機能です。価格は、S2421Hの方が数千円高くなっています。
どちらの機種を選んでも、VESA規格に対応しているので、モニターアームを装着することができます。
モニターアームを付けると、調整機能で劣るS2421Hでもある程度自由に配置できるようになります。
音を出さずに作業のみする人は、スピーカーは無しでも問題はないでしょう。
しかし、少しでもYouTubeを見たり、Web会議をする人は、スピーカーが付いているS2421Hをおすすめします。
HDMIケーブルでつなぐだけで音が出力されるので、時短で手間もかかりませんよ。
Dell S2421Hのメリットとデメリット
Dell S2421Hのメリットとデメリットを紹介します。
決してDellさんから商品提供やPR案件として本記事を書いているわけではないので、忖度ぬきでデメリットもしっかりお伝えしますね。
ぜひ、参考にしてみてください。
Dell S242H:デメリット
デメリット
高さの調整ができない
高画質・高音質ではない
S2421Hのデメリットから紹介します。
まずは、高さの調整ができないことです。S2421Hで調整が可能なのは角度だけ。
自由に動かして調整をしたい人は、スピーカーがついてはいませんがS242HSをおすすめします。
しかし、VESA規格に対応しているので、モニターアームを付ければ全て解決。自由自在にモニターを設置できるようになります。
また、S2421Hの機能は最高品質ではありません。
映画館のようなリアルな映像や、ライブ会場にいるような音響を楽しむことはできません。
こういったクリエイティブな画質や音質を求める人は、グレードの高いモニターパネルを選びましょう。
一般的にYouTubeなどの映像コンテンツを見るには、全く問題ありません。
Dell S242H:メリット
メリット
表示の綺麗なIPSパネルを採用
映り込みがほとんど発生しない
HDMI端子2つ搭載
スピーカー付き
充実したサポート
S2421Hのメリットを紹介します。
Dellのモニターは、機能性抜群と口コミでも高い評価を獲得しています。
S2421Hでもしっかりとその評価は引き継がれ、特にIPSパネルを採用した液晶は綺麗に表示します。
非光沢(アンチグレア)のモニターなので、長時間の作業による目の疲れも軽減することができます。
まとめ:DellのS2421Hはコスパ最強のモニターに間違いない!
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