【HOKA】クリフトン10をレビュー！重さから耐久性まで徹底解説！

HOKAのクリフトン10を徹底レビューします。

結論を先に言うと、毎日のジョグをやさしく支える厚底クッションが魅力です。

フォルムのスマートさ、ふわっと沈んでから滑らかに戻る推進、そしてデイリーに使える万能さが光ります。

一方でスピード練習を中心に据える人や、ミニマルな接地感を最優先する人とは相性に注意が必要です。

この記事では、良いところも惜しいところも包み隠さず、実走の視点で詳しく解説します。

サイズ選びのコツやおすすめできる人・できない人も明確に整理しました。

HOKA クリフトン10があなたの足に合う理由と、合わない理由がはっきりわかります。

読み終えるころには、次の一足を自信を持って選べるようになります。

まずはサクッとポイントだけ押さえてから、本文で深掘りしていきましょう。

HOKAクリフトン10のレビュー！

HOKAクリフトン10のレビューをお届けしますね。

結論からいうと、クリフトン10は「毎日のジョグをやさしく包む相棒」という印象でした。

ふわっとした着地と安定した重心移動で、ゆったりめのペースがとにかく気持ちよく進みます。

足入れの瞬間に感じる甲周りのやわらかさも心地よく、長時間のランでもストレスが少なかったです。

前作よりドロップがやや大きく感じられ、自然と前へ転がる感覚が強まりました。

スピード走専用ではないものの、一定のリズムで走りたい日の“頼もしさ”は格別です。

通勤ランや週末のLSD、日中の立ち仕事にも使える汎用性が高く、コスパ面でも好印象でした。

①フォルム

クリフトン10のフォルムは、HOKAらしい厚底シルエットを受け継ぎつつも、横から見たときのラインがスッと整って見えるのが特徴です。

ミッドソールが視覚的に分厚いのに、つま先に向かって緩やかに絞られる造形のため、野暮ったさを感じにくいです。

ヒールカップは丸みを抑えたシャープな造形で、後ろ姿がすっきり見えるのでデイリーユースのコーデにも合わせやすいです。

アッパーは編み目の表情がきれいで、近くで見ると立体的な陰影が出て“スポーツ感”と“清潔感”が共存します。

サイドのロゴ位置とサイズが控えめで、ブランドアピールが強すぎないのも好バランスでした。

全体として「厚底なのにスマート」というギャップが魅力で、走っていない時間も持ちたくなるデザインです。

②重さ

手に持った第一印象は「数字より軽く感じる」でしたが、実走ではクッション量に見合った重さがあることも確かです。

ジョグペースでは重量が推進感を邪魔することは少なく、むしろ接地の落ち着きに寄与しているように感じました。

インターバルのような鋭い加速では反応がワンテンポ遅く、テンポアップ用の軽量モデルほどのキレは得られません。

一方で、シューズ全体の慣性が働いて、LSDやMペースの巡航ではペース維持がラクになりました。

通学・通勤の徒歩や立ち仕事で一日過ごしたときも、足の裏がじんわり守られている安心感が勝ちます。

「最軽量ではないが、日々の距離を稼ぐには十分軽快」というのが率直な感想です。

③クッション性

着地の瞬間に“トン”ではなく“トワン”と音をつけたくなるほど、縦に沈んで横にブレないタイプのクッションです。

フォームの反発は過激ではなく、あくまで“戻りが滑らか”な方向にチューニングされていると感じました。

ヒールからミッドフットへの受け渡しがスムーズで、接地時間が長くなってもフォームが崩れにくい安心感があります。

脚抜けの良さはロッカー形状に支えられており、蹴り出しが自然に前へ転がっていく感覚が心地よいです。

長めのジョグを重ねた翌日に疲労が残りにくく、連日走る習慣づくりに向いた“優しいクッション”だと評価しました。

硬い路面の商店街や橋の継ぎ目でも突き上げ感が小さく、精神的なストレスが減るのが実用面での大きなメリットです。

④耐久性

アウトソールのラバーは過度に厚くはないものの、摩耗の進み方が穏やかで、ローテーションに入れても寿命が読みやすいです。

ミッドソールのへたりは初期の“ふわっ”から“しっとり”への変化で、性能劣化というより味わいの変化と受け取りました。

アッパーの編み込みは引っかけ傷に比較的強く、通学用のリュックやオフィスチェアの脚に触れても毛羽立ちが出にくかったです。

ヒールの内側はライニングが滑らかで、ソックスとの摩擦が少ないため、長期使用でも毛玉や破れが起きにくい印象でした。

シューレースの伸びも小さく、結び直しの回数が減ったことでトレーニングの集中を切らさずに済みます。

総じて「デイリー運用のタフさは合格、月間走行距離が多い人でもコスパ良好」という評価に落ち着きました。

⑤総評

クリフトン10は、攻めたスピードを求める日ではなく“走り続けたい日”に最適な、一足完結型のトレーナーです。

クッションと安定の両立でフォームを受け止めてくれるため、ビギナーのファーストHOKAとしても安心して勧められます。

テンポアップは得意ではないけれど、一定ペースの巡航が抜群に心地よく、距離が伸びるほど良さが際立ちます。

見た目の厚底感に反して街ばきにも合わせやすく、学校や職場からそのまま走り出す“ライフ＋ラン”の相棒になりました。

サイズ選びはやや余裕を持たせる設計に感じたので、可能なら試着か前作比較でのハーフサイズ調整を推奨します。

総合点は高く、毎日の習慣化を助ける“優しさの塊”として手元に残しておきたいモデルでした。

HOKA クリフトン10のデメリット5つ

HOKA クリフトン10のデメリット5つをわかりやすく掘り下げますね。

①重量がやや増加

走り出しの軽快感は十分ながら、スパイク的なキレを期待すると「もう一声」と感じる瞬間があります。

特に心拍を一段上げるインターバルでは、足抜けの速さが軽量レーサーに比べてワンテンポ遅れます。

登り坂でピッチを上げたい場面でも、クッションの多さがわずかにリズムを鈍らせる要因になりました。

ただしジョグやLSDでは安定感のメリットが勝ち、トータルでは“重さ＝弱点”とは言い切れないのが難しいところです。

スピード練習比重が高い人は、テンポ用に別の一足を併用すると満足度が上がります。

②通気性は並程度

編み目の密度が高いアッパーは足当たりが優しい一方、真夏の炎天下では熱がこもりやすい日がありました。

風が抜ける“スカスカ感”はなく、蒸し暑い時期は吸湿速乾性の高いソックスとの組み合わせが無難です。

夜間の涼しい時間帯では問題が表面化しにくいものの、昼の部活や部活後のランでは足指に熱がたまることもあります。

甲の圧は柔らかいので不快感は限定的ですが、涼しさ重視の人にはニット系薄アッパーほどの通気は期待できません。

四季を通じた汎用性は高いものの、真夏だけ“やや暑がり”という評価になりました。

③スピード走には不向き

反発の戻りが穏やかで、蹴り出しの“パーン”という弾きは控えめです。

400〜1000mのレぺでは接地時間が長くなり、設置と離地の切り替えに俊敏さがほしいと感じました。

脚力でねじ伏せるタイプのランナーならカバーできますが、道具の反発で押したい人には物足りなさが残ります。

一方で、長い距離を落ち着いて刻む場面ではこの穏やかさがプラスに働き、疲労蓄積を抑えてくれました。

用途を“デイリートレーナー中心”に割り切れば評価はぐっと上がるはずです。

④接地感がつかみにくい

厚底＋柔らかめのミッドソール構成により、路面の細かな情報は意図的に丸められています。

石畳や砂利混じりの遊歩道では接地の微細な変化が分かりにくく、テクニカルな路面でのコントロールはやや難しく感じます。

フラットに整備された舗装路では真価を発揮しますが、オフロードでの“足裏センサー”としては敏感ではありません。

ただ、足首周りのブレは抑えられているので、不慣れな人でもフォームが暴れにくいのは救いです。

接地情報量より“安心して走り切る”を優先する設計だと理解すると納得感が出ます。

⑤サイズ感がやや大きめ

足入れの第一印象は甲と前足部にゆとりがあり、同サイズの他ブランドよりも内寸に余裕を感じました。

つま先の空間が広く、長距離で指先の圧迫を避けたい人にはメリットですが、タイト好きには物足りないかもしれません。

ハーフサイズダウンでジャストにするか、厚手ソックスで微調整するとフィットが整います。

甲の高さが低い人は、シューレースを一段多めに締めると舵が効きます。

サイズ選びで迷ったら、前作基準か実寸採寸の比較をおすすめします。

HOKA クリフトン10のメリット7つ

HOKA クリフトン10のメリット7つを深掘りしていきます。

①極厚クッションで疲れにくい

体重移動の衝撃を縦方向に吸収してくれるため、脚の筋肉に“微振動”が残りにくいです。

翌日のふくらはぎや足底の張りが軽く、週5〜6日のジョグを継続しやすくなりました。

長時間の立ち仕事や通学の歩行でも足裏の痛みが出にくく、生活シーンまで守備範囲が広がります。

LSDで2時間超を走ってもフォームの崩れが小さく、終盤のペースドロップを抑えやすいのが好印象です。

初心者の初マラソン準備にも合い、距離耐性づくりに“優しい保険”をかけられます。

②安定性が高くブレにくい

横方向のグラつきが少なく、踵着地でも足首周りが落ち着きます。

着地点が多少ズレてもミッドソールが面で受け止め、膝が内側に入るのを抑えてくれる感覚です。

ペースが乱れた瞬間でも重心がまっすぐ進み、ストライドの再現性が高まります。

初心者やブランク明けでフォームが固まり切っていない人にも、安心材料として働きます。

ナイトランの段差や白線上でも挙動が安定し、ヒヤッとする場面が減りました。

③足当たりが優しいアッパー

甲周りのパディングが適度で、結び目を強めても圧が点で当たりにくいです。

履き口のライニングが滑らかで、踝やアキレス腱の擦れが起きにくく感じました。

つま先の余裕が指の動きを妨げず、長時間での痺れや血行不良の兆候が出にくいのが助かります。

柔らかさの中にも編み目のコシがあり、踏ん張る場面でアッパーが負けにくいのも好印象です。

ロング走で足がむくんできても許容量があり、後半の不快感を軽減できます。

④用途の幅が広い日常万能

ジョグ、Eペース、LSD、通勤ラン、ジムのトレッドミル、街ばきまでシームレスに使えます。

ウェアはラン短パンはもちろん、スウェットやユニフォームでも違和感が出にくい外観です。

旅行に1足だけ持っていくシナリオでも“走る・歩く・観光”を全カバーできて荷物が減ります。

雨上がりの濡れ路面でも設置感がマイルドで、急ブレーキの不安が小さいのも日常使いで効いてきます。

「悩んだらコレ」で済ませられる安心感が、結局のところ一番の価値だと感じました。

⑤着地から蹴り出しが滑らか

ロッカー形状とミッドソールの反発が“角のない推進力”を生み、たわみ戻りで前へ転がります。

足首の可動域が狭い人でも体重移動を助けてくれるので、フォームづくりのドリルとしても役立ちます。

ペースが合ってくるとメトロノームのように一定テンポを刻みやすく、走行経済性の体感が向上しました。

歩き出しでも同じ性格が出るため、一日中履いていても疲れが溜まりにくいです。

「強く蹴らずに進む」感覚を身につけたい人に相性が良い一足です。

⑥長距離で脚に優しい

30km走の終盤で最も差が出るのが、接地衝撃の角が取れていることでした。

フォームが乱れてもミッドソールが包容力を持って受け止め、脚のダメージを蓄積しにくくします。

回復ジョグの日に履くと、筋肉痛の波が穏やかになり次の練習へのリカバリーが早まります。

ウルトラの試走や歩き混じりのロングウォークにも流用でき、脚づくりの土台に向きます。

大会直前の調整週に履く“守りの靴”としても信頼できました。

⑦カラーとサイズが豊富

ベーシックから差し色までラインアップが広く、学校や職場のドレスコードにも合わせやすいです。

サイズも幅広で、ワイド設定の選択肢が用意される点がフィットの妥協を減らしてくれます。

家族や友人と色違いで揃える楽しさがあり、モチベーション維持にもつながります。

限定色の展開も定期的にあるため、気分転換に買い足すワクワク感が続きます。

見た目の満足度が高いと、自然と外に出たくなるのが不思議ですね。

HOKA クリフトン10をおすすめしない人

HOKA クリフトン10をおすすめしない人について、場面ごとの理由を整理します。

①スピード練習の比重が高い人

400mや1000mのレペで瞬発的に立ち上げたい局面では反応が穏やかに出ます。

離地の立ち上がりが緩やかで高ピッチ維持に一拍の遅れを感じやすいです。

タータンで「パーン」と弾く切れ味は軽量レーサーに及びません。

5kmのTTや閾値走で更新を狙うなら薄底か強反発系の方が理にかないます。

ポイント中心のサイクルだと満足度が伸び悩む恐れがあります。

日々のジョグはクリフトン10、速い日はテンポ用という住み分けが無難です。

②ミニマルな接地感を重視する人

路面からのフィードバック量を最優先する人には情報がやや希薄に映ります。

厚底とソフトフォームの設計で凹凸が意図的に丸められるためです。

フォアフットで地面をつかむ感覚を鍛えるドリルでは学習効率が落ちやすいです。

石畳や未舗装路では足裏センサーの立ち上がりがワンテンポ遅れます。

「地面を感じて走る」快感を求めるなら薄底や硬め素材が向きます。

デイリーはクリフトン10、感覚養成はミニマル系という二本立てが賢い選択です。

③真夏の通気性を最優先する人

優しい足当たりのアッパーは盛夏の直射下で熱の逃げが鈍くなる日があります。

昼のアスファルトではつま先まわりに温度上昇を覚えるケースが出ます。

超薄メッシュのスカスカ感や風抜けを期待するとギャップが出やすいです。

吸湿速乾ソックスの助けがないと蒸れを意識しやすい時間帯があります。

夜明けや夕方の涼しい時間なら不満は目立ちにくい傾向です。

真夏全天候の快適性を追うなら通気特化モデルの方が適役です。

④タイトなフィットを求める人

前足部に余裕を持たせた設計のため、包み込む“密着感”は控えめです。

つま先スペースが広く、指の遊びを嫌う人にはルーズに感じられます。

甲が低い足型だと、強めに締めても羽根が寄り切らないことがあります。

ハーフサイズの調整や厚手ソックスで解決できるが手間は残ります。

「吸い付くフィット」を求めるなら他のラストのほうが満足度は高いです。

試着で前作や別モデルと内寸を較べる判断が安全策になります。

⑤最軽量シューズにこだわる人

数値的な軽さを追求すると、クッション量とのトレードオフが気になります。

持ち比べでは軽く感じても、加速のキレで軽量レーサーとの差が出ます。

登りや向かい風では慣性の重みを意識する瞬間があります。

「1gでも軽く」を価値基準にするなら選定理由が弱くなります。

耐久や快適との総合点は高いが“軽さ一点勝負”では勝ちきれません。

軽量最優先の人は用途を限定して他モデルを主力に据えるほうが整合的です。

HOKA クリフトン10をおすすめする人

HOKA クリフトン10をおすすめする人を、目的別にわかりやすく挙げていきます。

①毎日のジョグを快適にしたい人

衝撃の角を丸めるクッションで脚の疲労感が穏やかに収まります。

一定ペースで淡々と刻むと推進のリズムが自然に整います。

フォームが多少ブレても面で受け止めてくれる安心感があります。

仕事や学業の合間に走る日でもストレスが少なく続けやすいです。

「今日は軽く流したい」に素直に応えるバランスの良さが魅力です。

習慣化のハードルを下げたい人に相性が抜群です。

②初めてフルマラソンに挑戦する人

ロング走でのダメージ蓄積を抑えやすく練習の継続性が高まります。

着地から蹴り出しまでの移行が滑らかでフォームが安定します。

ペースの揺れが出ても挙動が素直なので焦りにくいです。

30km以降の脚残りに寄与し完走シナリオが描きやすくなります。

レース当日だけでなく仕込み期間の総合負担を下げられます。

完走重視の初挑戦者に“守りの一足”として勧めやすい存在です。

③長時間の立ち仕事や通学でも使いたい人

厚いミッドソールが歩行時の突き上げをやわらげます。

立ちっぱなしのシフトでも足裏のじんわり痛みが出にくいです。

ロッカー形状で歩き出しが軽く移動ストレスが減ります。

見た目が整っていて通学や職場の服装にも合わせやすいです。

ランと日常を一足でつなぐ運用が現実的に可能です。

荷物を減らしたい人にもうれしい万能ぶりです。

④ケガ明けで衝撃を抑えたい人

着地衝撃を縦方向に受け止め横ブレを抑える性格が安心につながります。

フォームが固まり切っていなくても挙動が大きく乱れません。

回復ジョグに使うと翌日の張りが穏やかに推移します。

怖さが残る期間の“心理的セーフティネット”として機能します。

無理なく距離を伸ばしていく足場を提供してくれます。

主治医やコーチの指示と合わせて段階的に戻す局面で頼れます。

⑤一定ペースで長く走るのが好きな人

ロッカーと反発の戻りがメトロノームのような巡航感を生みます。

呼吸とストライドが合うと“押し出される”ように距離が進みます。

細かなペース調整が要らず精神的な疲労も小さくなります。

E〜Mペースを中心に据えるトレーニングと親和性が高いです.

ロングジョグの終盤でフォームの再現性が保ちやすいです。

長く走ること自体を楽しみたい人にフィットします。

⑥ワイドや余裕ある前足部を好む人

つま先のスペースに余裕があり指の開放感が得られます。

長時間での痺れや圧迫が出にくいので安心です。

むくみが出る日でも許容度が高く不快感が膨らみにくいです。

甲の当たりが柔らかく強めに締めても痛みが出にくいです。

厚手ソックス運用の相性も良好です。

フィットのストレスを避けたい人に好都合です。

⑦通勤ランや街ばきと兼用したい人

厚底ながら横顔がすっきりして普段着と合わせやすいです。

職場からそのまま走り出す“ライフ＋ラン”が実践しやすくなります。

歩きと走りの両方で疲れにくく一足完結の利便性が高いです。

アウトソールのグリップが日常の濡れ路面でも安心感を与えます。

旅行に持っていく靴を一足に絞れるので荷物が減ります。

汎用性の高さが毎日の行動力を後押しします。

HOKA クリフトン10の概要・料金

HOKA クリフトン10の概要・料金を一目でわかるように整理します。

項目	内容
商品名	HOKA クリフトン10（Clifton 10）
カテゴリー	ロード用デイリートレーナー／厚底クッション
想定用途	ジョグ、E〜Mペース走、LSD、通勤ラン、日常使い
重量目安	約270〜290g（片足・メンズ基準）
スタック高	ハイスタック設計（ヒール高め）
ドロップ	約8mm前後
ミッドソール	ソフト寄りのフォーム＋ロッカー形状で滑らかな体重移動
アッパー	やわらかなニット／メッシュ系で足当たりが優しい
アウトソール	ラバー配置は耐久と安定重視
フィット感	前足部ゆったり、ワイド展開あり
価格の目安	税込19,000〜20,000円台（時期・店舗で変動）
サイズ選び	タイト好みはハーフサイズ調整や厚手ソックスを検討
対象レベル	初心者〜中級者、上級者の回復ジョグにも好相性
総合評価	“毎日走る”をやさしく支える万能クッション

まとめ

HOKA クリフトン10は厚底クッションと安定性で毎日の距離を積み上げやすいデイリートレーナーです。

スピードの鋭さより一定ペースの巡航やロングの快適性に強みがあります。

前足部の余裕と柔らかな足当たりで通勤ランや日常使いにも流用しやすい設計です。

反面、真夏の通気やミニマルな接地情報を最重視するランナーには物足りない場面があります。

サイズはややゆとり寄りなので、試着やハーフサイズ調整で最適解を探すのが安全です。

練習ではジョグをクリフトン10、スピード日はテンポ用と住み分けると満足度が高まります。

初マラソン準備や習慣化を後押しする“やさしい相棒”を探す人に強くおすすめできます。

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