ガーミンのEdge1040が欲しいな。
ノーマルかソーラータイプにしようか迷っているんだ。
僕に任せてよ。
徹底的に比較してレビューしていくね。
サイクリストなら誰もが知っているサイコンの王道メーカー、Garmin(ガーミン)
Edgeはグレード別に販売されているのですが、今回紹介するのはシリーズの中でも最高峰の10シリーズです。
いわゆる、フラッグシップモデル。
進化を遂げたガーミンの1040は、ノーマルタイプとソーラータイプと2種類が発売されています。
本記事では、ノーマルタイプとソーラータイプの違いについ徹底的に比較してレビューしていきます。
ガーミン1040のどっちを買おうか迷っている人、良かったら参考にしてみてください。
ガーミンEdge1040のソーラーとスペックを比較
ガーミンEdgeの中でフラッグシップモデルとなる10シリーズ。
最新のEdge1040では、ノーマルとソーラーの2つのタイプが販売されています。
この章では、前作の1030を踏まえつつ機能ごとのスペックを中心に比較をしていきます。
気になる項目をタップしたらジャンプできるよ。
比較①:本体仕様
まずは、ガーミンEdge1040の本体仕様の違いから見ていきましょう。
\スマホはスワイプで見れます/
製品 | Edge 1040 セット | Edge 1040 Solar |
価格 | 99,800円 | 109,800円 |
サイズ | 59.3 x 117.6 x 20.0 mm | 59.3 x 117.6 x 20.0 mm |
タッチスクリーン | 〇 | 〇 |
カラー表示 | 〇 | 〇 |
ディスプレイサイズ | 3.5インチ (88.9 mm) | 3.5インチ (88.9 mm) |
解像度 | 282 x 470 ピクセル | 282 x 470 ピクセル |
重量 | 126 g | 133g |
バッテリータイプ | 充電式リチウムイオン | 充電式リチウムイオン |
稼働時間 | 約35時間 | 約35時間+ソーラー充電で10時間※ ※屋外にて75,000ルクスの条件下で使用した場合 |
バッテリー節約モード | 〇 | 〇 |
防水等級 | IPX7 | IPX7 |
拡張バッテリー対応(別売り) | 〇 | 〇 |
詳細 | Amazonで確認する | Amazonで確認する |
2つを比較すると、稼働時間と重量が違います。
重量に関しては7 g の差なので、個人的には誤差の範囲。
稼働時間は大きく違いが見受けられ、ソーラータイプの方が10時間も長い数値となっています。
前作のガーミンEdge1030の稼働時間が20時間だったので、どちらのタイプにしても大幅にアップしています。
比較②:地図&メモリ
2つ目の比較項目は、地図&メモリ機能です。
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製品 | Edge 1040 セット | Edge 1040 Solar |
マップ追加機能 | 〇 | 〇 |
内蔵地図 | 日本詳細道路地図自転車道入り | 日本詳細道路地図自転車道入り |
内蔵メモリストレージ | 32 GB | 64 GB |
ウェイポイント/お気に入り/位置 | 200 | 200 |
ナビゲーションルート | 100 コース | 100 コース |
履歴 | 最大200時間分 | 最大200時間分 |
詳細 | Amazonで確認する | Amazonで確認する |
両機ともに大きな違いはなく、ソーラータイプの内臓メモリストレージがノーマルタイプの2倍となっています。
ほとんどのサイクリストは、定期にガーミンコネクトやSTRAVAにデータを出力するので、コースを大量に保存する人以外は気にしなくていい部分でしょう。
比較③:センサー
3つ目の比較項目は、センサー機能です。
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製品 | Edge 1040 セット | Edge 1040 Solar |
GPS | 〇 | 〇 |
GLONASS | 〇 | 〇 |
Galileo | 〇 | 〇 |
みちびき(補完信号) | 〇 | 〇 |
マルチバンド GNSS | 〇 | 〇 |
気圧高度計 | 〇 | 〇 |
磁力計 | 〇 | 〇 |
ジャイロセンサー | 〇 | 〇 |
加速度計 | 〇 | 〇 |
環境光センサー | 〇 | 〇 |
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この項目において両機ともに差はなく、前作の1030からも大きな変化はありません。
比較④:デイリースマート機能
4つ目の比較項目は、デイリースマート機能です。
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製品 | Edge 1040 セット | Edge 1040 Solar |
無線インターフェース | Bluetooth, ANT+, Wi-Fi | Bluetooth, ANT+, Wi-Fi |
Connect IQ | 〇 | 〇 |
デバイス上のConnect IQ ストア | 〇 | 〇 |
通知機能 | 〇 | 〇 |
テキスト応答/テキストによる電話拒否 | 〇(Android のみ) | 〇(Android のみ) |
天気情報 | 〇 | 〇 |
Garmin Connect Mobileによるリアルタイム設定同期 | 〇 | 〇 |
VIRB 操作 | 〇 | 〇 |
スマートフォン互換性 | iPhone, Android | iPhone, Android |
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両機ともに違いはありません。
また、前作の1030と比べても大きさ変化は見られません。
比較⑤:安全および追跡機能
5つ目の比較項目は、安全および追跡機能です。
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製品 | Edge 1040 セット | Edge 1040 Solar |
LiveTrack | 〇 | 〇 |
グループトラック | 〇 | 〇 |
ライダー間メッセージ | 〇 | 〇 |
事故検出 | 〇 | 〇 |
援助要請 | 〇 | 〇 |
Edgeを探す | 〇 | 〇 |
バイクアラーム | 〇 | 〇 |
天気情報 アラート | 〇 | 〇 |
InReach 対応 | 〇 | 〇 |
詳細 | Amazonで確認する | Amazonで確認する |
どちらのタイプも違いはなく、前作の1030と比べて天気情報アラートが追加されています。
比較⑥:トレーニング・計画・分析機能
6つ目の比較項目は、トレーニング・計画・分析機能です。
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製品 | Edge 1040 セット | Edge 1040 Solar |
データページのカスタマイズ | 〇 | 〇 |
自動ポーズ | 〇 | 〇 |
インターバルトレーニング | 〇 | 〇 |
ワークアウト | 〇 | 〇 |
ダウンロード可能なトレーニングプラン | 〇 | 〇 |
おすすめワークアウト | 〇 | 〇 |
プライマリー/セカンダリーワークアウトターゲット | 〇 | 〇 |
自動ラップ | 〇 | 〇 |
VO2 Max | 〇 | 〇 |
リアルタイムスタミナ | 〇 | 〇 |
トレーニングステータス | 〇 | 〇 |
トレーニング負荷 | 〇 | 〇 |
トレーニング負荷バランス | 〇 | 〇 |
サイクリング能力分析 | 〇 | 〇 |
コース要求分析 | 〇 | 〇 |
トレーニング効果 | 〇 | 〇 |
リカバリーアドバイザー | 〇 | 〇 |
パーチャルパートナー | 〇 | 〇 |
レース | 〇 | 〇 |
Stravaライブセグメント | 〇 | 〇 |
人気度に基づくTrendlineルーティング | 〇 | 〇 |
自動スクロール | 〇 | 〇 |
Physio TrueUp | 〇 | 〇 |
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両機についての違いはありませんが、前作の1030からいくつかの機能が追加されています。
残り体力が何%残っているかが分かるリアルタイムスタミナ。
「今の君の実力はこれくらいだよ」と客観的に教えてくれるサイクリング能力分析。
などと、ペース配分に慣れていない初心者の人からレース出場するガチ勢まで網羅している機種といえるでしょう。
比較⑦:サイクリング機能
7つ目の比較項目は、サイクリング機能です。
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製品 | Edge 1040 セット | Edge 1040 Solar |
アラート(設定した時間/距離/心拍数/カロリーのゴールに達するとアラームが鳴る) | 〇 | 〇 |
コース(過去のアクティビティと競争) | 〇 | 〇 |
デバイス上でコース作成 | 〇 | 〇 |
デバイス上でロケーションを検索 | 〇 | 〇 |
パワーガイド | 〇 | 〇 |
人気のヒートマップ | 〇 | 〇 |
サイクリングダイナミクス | 〇 | 〇 |
MTB ダイナミクス | 〇 | 〇 |
Trailforksのトレイルデータ内蔵 | 〇 | 〇 |
パワーメータ互換性(互換性のあるサードパーティのANT+対応パワーメータからパワーデータを表示) | 〇 | 〇 |
Variaレーダー(リアフェイスレーダー)との互換性 | 〇 | 〇 |
Variaライトとの互換性 | 〇 | 〇 |
詳細 | Amazonで確認する | Amazonで確認する |
1040の両機で比較すると違う部分はありませんが、前作の1030と比べるといくつか機能が増えています。
中でも、ガーミンに「君の実力ならもっと頑張れるよ!」と刺激を入れてくれるパワーガイドは、すでにサイクリストの間でスパルタガーミン様と呼ばれているとか……(笑)
比較⑧:無線インターフェース
8つ目の比較項目は、無線インターフェース機能です。
\スマホはスワイプで見れます/
製品 | Edge 1040 セット | Edge 1040 Solar |
Edge リモート操作 | 〇 | 〇 |
Varia リモート操作 | 〇 | 〇 |
ANT+電動シフト対応 | 〇 | 〇 |
SHIMANO Di2 シンクロシフト対応 | 〇 | 〇 |
スマートトレーナー操作 | 〇 | 〇 |
拡張ディスプレイ(GarminウォッチがEdgeでデータ画面を共有できるようにします) | 〇 | 〇 |
詳細 | Amazonで確認する | Amazonで確認する |
こちらの部分に関して、両機に違いはありません。
比較⑨:付属品
9つ目の比較項目は、付属品です。
\スマホはスワイプで見れます/
製品 | Edge 1040 セット | Edge 1040 Solar |
付属品 |
|
|
詳細 | Amazonで確認する | Amazonで確認する |
両機で違いがあり、ノーマルタイプはセットの販売なのでスピードとケイデンスのセンサーが付属されています。
ソーラータイプにはシリコンケースとマウンテンバイクマウントが付いています。
ガーミンEdge1040を3つの観点からレビュー
出典:ガーミン公式ページより
ガーミンEdge1040をこの章でレビューしていきます。
前作の1030と比較して個人的に魅力を感じた部分を3つ紹介しますね。
レビュー①:稼働時間の向上
ガーミンEdge1040、最大の魅力といっても過言ではないのが稼働時間です。
前作の1030の20時間から大幅にアップして、1040では35時間となりました。
しかも、ソーラータイプならプラス10時間。
週末に趣味で走るサイクリストには必要以上の稼働時間ではありますが、少ないより多い方が良いですよね。
特に、1度に500km以上走るブルべライダーには非常に重宝する部分といえるでしょう。
35時間の稼働時間は、東京と大阪を走るキャンボールを数値上は充電せずに走れる計算になりますね。
レビュー②:リアルタイムスタミナ機能が搭載
ガーミンEdge1040からリアルタイムスタミナ機能が搭載されました。
ある程度パワーと心拍を記録し続けると、自分の体力を自動的にガーミンが計算してくれます。
そうすると「これから走るコースはこのペースを維持して完走できるのか」をEdge1040が教えてくれるんです。
もはや、サイコンの域を超えてトレーナー的存在になりつつありますね。
数年後には、AI機能も発達して会話ができるレベルになってるかも……
レビュー③:マウント部分が金属製に変更
これまでのEdgeでは背面のマウント部分は樹脂製だったのですが、今作の1040からは金属製に変わりました。
以前までのEdgeでは振動で爪の部分が折れてしまうという口コミが多かったので、今作からしっかり対応してきましたね。
流石、ガーミン!
しかし1点、1040に付属するアウトフロントマウントの受ける部分は樹脂のまま変更がありません。
この状態だと、金属で樹脂が削れる可能性があるのですが、そのあたりはガーミンもしっかり考えて作っているはず。
本体よりアウトフロントマウントの方が費用は安いので、どちらかがダメージを受けてしまうと考えれば、本体が金属製になったことはプラスと捉えてもいいでしょう。
ガーミンEdge1040の口コミや評判
この章では、実際にガーミン1040を購入した人の口コミや評判をピックアップしています。
よりリアルに1040のレビューされているので、これから購入を検討している人は参考にしてみてください。
機能がありすぎて使いこなせないという口コミが……(笑)
確かに、1040の機能は豊富なので最低でも1,000kmほどは乗らないと使いこなせないでしょう。
しかし、起動が早かったり追加された新しいトレーニング項目は、多くのサイクリストがおすすめしていました。
今回のバージョンアップで稼働時間が大幅にアップされたので、特にブルべライダーから高い評価を獲得しています。
まとめ:ガーミンEdge1040は初心者からガチ勢までおすすめ!
今回はガーミンのサイコンEdge1040について紹介しました。
Edge1040は、ノーマルタイプとソーラータイプの2種類あります。
それぞれを比べると稼働時間に違いがありますが、初心者や週末に趣味で乗る人はノーマルタイプで十分です。
逆に、長距離を走るブルべライダーはソーラータイプがおすすめ!
ガーミンEdge1040を上手に活用してサイクルライフを楽しんでくださいね。
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