- コストパフォーマンスが高い
- ペダリング解析の精度が高い
- バッテリー持続時間が長く、充電が簡単
- 他の バイクでも簡単に使い回せる
- 左右のパワーバランスが計測できる
- バッテリー残量の確認が必要
- オーバースペックになる可能性がある
アシオマのパワーメーターは、サイクリストの間で注目を集めているアイテムです。
左右独立計測の高精度なデータが得られることで、トレーニングやペダリングの効率向上に役立ちます。
しかし「実際のところどうなの?」と思う方も多いのではないでしょうか。
この記事では、アシオマのパワーメーター(DUO)を実際に使ってみた感想やスペック、取り付けの簡単さ、正確性、メリット・デメリットなどを徹底解説します。
また、他のユーザーの口コミや評判、ガーミンのRally XC200との比較なども紹介していきますよ。
アシオマのパワーメーターがあなたのサイクリングスタイルに合うかどうかを知るために、ぜひ最後までご覧ください!
【レビュー】アシオマのパワーメーター(DUO)をインプレします!
アシオマのパワーメーター(DUO)を1年間使ってみた感想をインプレします。
軽量で高精度なパワーメーターとして注目されているアシオマの魅力を、フォルム、スペック、取り付けやすさ、正確性といった視点からレビューしますね。
インプレ①:フォルム
アシオマDUOは、まず見た目がスリムでスタイリッシュなんですよね。
ペダル型パワーメーターとして、LOOK KEO互換でデザインされており、全体的にシンプルでシャープな印象です。
ペダル部分は堅牢でありながら、重すぎない作りなので、ロードバイクのスタイルを損ねることなく自然に馴染みます。
また、軽量性を重視しているので、重量は303gとかなり軽いんです。
これがサイクリングの操作感にもプラスになってくるのが好印象でした。
インプレ②:スペック
アシオマDUOの特徴は、何と言ってもその高精度なパワー計測です。
IAV(Instantaneous Angular Velocity)テクノロジーが採用されていて、±1%の誤差でパワーを測定します。
さらに左右のペダルで個別に計測できるので、L/Rバランスも詳細に把握可能です。
バッテリーも充電式のリチウムイオンで、50時間連続使用可能。
一度の充電で長く使えるので、ライドに集中できるのが嬉しいポイントですね。
インプレ③:取付やすさ
ペダル型パワーメーターの中でも、アシオマDUOは取り付けが非常に簡単です。
特別な工具は不要で、通常のペダルと同じようにクランクに装着できます。
また、付属のスマートフォンアプリでBluetooth接続を行うことで、ゼロオフセット調整などの設定もスムーズにできます。
これなら初心者の方でも気軽に導入できるでしょう。
セットアップの容易さは、パワーメーターの中でもトップクラスといえます。
インプレ④:正確性
実際に使ってみると、アシオマDUOはその正確性に感心させられます。
パワーの測定精度が高く、瞬間的な力の変化にも素早く反応してくれます。
また、ケイデンスやトルクの計測も安定していて、走行データの信頼性が非常に高いと感じました。
特にインターバルトレーニングのような強度変化の激しい場面でも、しっかりと正確な数値を示してくれるのはありがたいですね。
インプレ⑤:総評
アシオマDUOは、価格、精度、使いやすさのバランスがとれた優秀なパワーメーターです。
左右独立計測ができるDUOは、トレーニングの効率を高めたいサイクリストにとって特におすすめ。
取付も簡単で、バッテリー持続時間も長いので、初心者からベテランまで幅広く使えます。
パフォーマンス向上を目指す方には、ぜひ試してみてほしいアイテムです。
アシオマのパワーメーターの口コミや評判
アシオマのパワーメーターを使った方々の口コミを紹介します。
LOOK KEO互換やQファクター、耐久性、価格など、ユーザーのリアルな声を見ていきましょう。
口コミ①:LOOKのクリートでも違和感なし
アシオマDUOはLOOK KEO互換のペダルとしてデザインされていますが、「LOOKのクリートを使っていても違和感がない」という声が多く寄せられています。
多くの方がすでに使っているKEOクリートと互換性があるため、導入のハードルが低いのが魅力です。
ペダルの踏み心地も滑らかで、シューズとの相性も抜群と感じている方が多いようです。
口コミ②:Qファクターが広い
アシオマDUOは、Qファクター(ペダルの左右間隔)が広めなのが特徴です。
この点に関して「ペダリングが少し広く感じる」という意見がありましたが、一方で「広めのQファクターのほうがペダリングしやすい」という方もいます。
個々のペダリングスタイルや好みによるので、この点は人それぞれといった感じでしょうか。
口コミ③:耐久性も問題なし
「アシオマDUOは耐久性が高く、安心して使える」との口コミも多いです。
ペダル部分がしっかりとした作りで、長時間の使用や激しいトレーニングにも耐えられる設計。
また、防水性能も優れているので、雨天での走行でも安心して使えるのがうれしいポイントですね。
口コミ④:良心的な価格
アシオマDUOの価格は、他のパワーメーターと比べてリーズナブルな設定になっています。
「パフォーマンスに対してコストが良心的」との評価が目立ちます。
価格の面でも手が届きやすく、トレーニング機器の導入を考えている方にとっては魅力的な選択肢です。
口コミ⑤:充電式なのでコストがかからない
「充電式だから電池交換の手間もコストもかからない」という点も好評です。
バッテリーの持ちが良いので、頻繁に充電する必要がなく、ランニングコストを抑えられるのがありがたいですね。
アシオマのパワーメーターのデメリット2つ
- バッテリー残量の確認が必要
- オーバースペックになる可能性がある
アシオマDUOは高い評価を受けているパワーメーターですが、どんな製品にもメリットとデメリットがあるように、アシオマにも弱点があります。
デメリットを知った上で、それが自分のサイクリングスタイルに合うかどうかを判断するのが賢明です。
ここでは、アシオマDUOの2つのデメリットをご紹介します。
バッテリー残量の確認が必要
アシオマDUOは充電式バッテリーを搭載しており、50時間の連続使用が可能な点は大きなメリットです。
しかし、充電式であるがゆえのデメリットも存在します。
それは、バッテリー残量の管理が必要であること。
長距離のロングライドやレースの前など、事前にバッテリー残量をしっかり確認しておかないと、予期せぬタイミングで電池切れを起こしてしまうリスクがあります。
また、出先での充電環境がない場合は、バッテリーが切れるとその場でパワーメーターとしての機能を失ってしまうというデメリットも。
ただし、日常的に充電を怠らず、遠出の際には事前にフル充電しておけば問題ないので、それほど気にする必要はありません。
オーバースペックになる可能性がある
アシオマDUOは左右のパワーバランスを含む詳細なペダリングデータを提供してくれる、トレーニング向けの高機能パワーメーターです。
しかし、そこまで細かいデータが必要ない、または活用する機会が少ない方にとってはオーバースペックとなる可能性があります。
特に、サイクリングを趣味として楽しむだけの方や、パワートレーニングをあまり重視していない方にとっては、アシオマの多機能性は活かされにくいかもしれません。
そのため、シンプルなパワー計測だけで十分な場合は、もう少しリーズナブルでシンプルな機能を備えたパワーメーターを選ぶことも検討する余地があります。
アシオマのパワーメーターのメリット5つ
- コストパフォーマンスが高い
- ペダリング解析の精度が高い
- バッテリー持続時間が長く、充電が簡単
- 他のバイクでも簡単に使い回せる
- 左右のパワーバランスが計測できる
アシオマDUOのデメリットについて触れましたが、それでも多くのサイクリストから愛用されているのは、やはりそれを上回るメリットがあるからです。
ここからは、アシオマDUOの5つのメリットについて詳しく解説していきます。
コストパフォーマンスが高い
アシオマDUOはパワーメーターの中でも高性能でありながら、価格がリーズナブルに設定されています。
左右の独立したパワー測定ができるタイプのパワーメーターとしては、他のブランドと比較してもかなりお得な価格です。
機能と価格のバランスが非常に良いので、初めてのパワーメーター導入を考えている方にも手が届きやすく、高性能な計測を実現できるコストパフォーマンスの高さが魅力と言えます。
ペダリング解析の精度が高い
アシオマDUOには、IAV(Instantaneous Angular Velocity)テクノロジーが搭載されており、ペダルの角度やスピードを瞬時に計測できるのが大きな特徴です。
この機能のおかげで、ペダリングの正確なデータを取得することができ、トレーニングの効率を飛躍的に向上させることができます。
左右独立してパワーを測定できるので、自分の弱点や癖を正確に把握できるのも良いですね。
ペダル一回転ごとに計測を行うため、ペダリングのスムーズさやパワーの出し方の解析が非常に精度高く行えます。
バッテリー持続時間が長く、充電が簡単
充電式のバッテリーで50時間稼働するため、長時間のライドやトレーニングでもバッテリー切れの心配がほとんどありません。
また、充電方法もマグネット式の充電ケーブルを使用しており、ペダルアクスル部分に簡単に接続できるので非常に便利です。
このマグネット式ケーブルは脱着が簡単で、防水性も高く、万が一ケーブルが引っかかっても壊れる心配が少ない設計になっています。
他のバイクでも簡単に使い回せる
アシオマDUOは取り付けがとても簡単で、特別な工具が必要ありません。
一般的なペダルと同様にクランクに装着できるので、複数のバイクで使い回したい方には非常に便利です。
ロードバイクやグラベルバイク、トライアスロンバイクなど様々な車種で手軽に使い分けることができるのもポイント。
バイクごとにパワーメーターを用意する必要がなく、取り付けの手軽さが日々のトレーニングをより快適にしてくれます。
左右のパワーバランスが計測できる
アシオマDUOは左右独立してパワーを測定できるため、L/Rバランスの分析ができるのが大きなメリットです。
多くのサイクリストが左右のパワーバランスを意識するようになっていますが、アシオマDUOなら正確にそのデータを取得できます。
自分のペダリングスタイルや左右のパワーのかけ方の違いを把握することで、より効率的なトレーニングを行うことができ、パフォーマンスの向上に繋げることが可能です。
アシオマのパワーメーターDUOとUNOの違い
アシオマのパワーメーターにはDUOとUNOの2モデルがあります。
それぞれの違いは、左右のペダルにセンサーがあるかどうか。
DUOは左右のペダルにセンサーが搭載されており、左右のパワーを独立して計測できるのが特徴です。
一方で、UNOは左側のペダルのみでパワー計測を行います。
もちろん価格にも違いがあり、左右独立計測ができるDUOは高価で、片側計測のUNOは比較的リーズナブル。
どちらを選ぶかは、求めるトレーニング精度や予算によって決めると良いでしょう。
アシオマのパワーメーターをおすすめしない人
- シンプルな機能で十分と考えている人
アシオマのパワーメーターは多くのメリットがありますが、全ての方に向いているわけではありません。
精度が高く細かなデータを採ることができますが、シンプルな機能で十分と考えている方にはおすすめしません。
その場合は、シングルペダルのUNOモデルが良いでしょう。
また、充電式のバッテリーに抵抗がある方や、長時間の連続使用が多い場合には乾電池式のパワーメーターの方が便利かもしれません。
自分のサイクリングスタイルや好みに合ったパワーメーターを選ぶことが大切です。
アシオマのパワーメーターをおすすめする人
- 左右のパワーバランスを細かく分析してトレーニングに活かしたい人
- ガチ勢
一方で、ペダリング解析の精度を重視する方、左右のパワーバランスを細かく分析してトレーニングに活かしたい方には、アシオマDUOは非常におすすめです。
また、複数のバイクで簡単に使い回ししたい方や、コストパフォーマンスを重視する方にもアシオマDUOは適しています。
初心者からベテランライダーまで、多様なニーズに対応できる高機能なパワーメーターと言えるでしょう。
ASSIOMA DUOとガーミンのRally XC200を表で比較してみた
項目 | ASSIOMA DUO | Rally XC200 |
---|---|---|
計測方式 | 左右独立 | 左右独立 |
互換クリート | LOOK KEO、Shimano | Shimano |
バッテリー | 充電式(50時間) | 乾電池式(120時間) |
重量 | 303g | 444g |
価格 | 約104,500円 | 約150,000円 |
ASSIOMA DUOとガーミンのRally XC200はどちらも左右独立のパワー計測が可能ですが、互換クリートが異なり、アシオマはLOOK KEOとShimanoに対応し、Rally XC200はShimano SPDに対応しています。
バッテリーはASSIOMA DUOが充電式で50時間、Rally XC200は乾電池式で120時間と稼働時間に違いがあります。
重量もASSIOMA DUOが303gと軽量で、価格もガーミンよりリーズナブルな点が特徴です。
コスト重視ならASSIOMA、長時間稼働ならRallyがおすすめです。
まとめ
アシオマのパワーメーター(DUO)は、手頃な価格でありながら高精度な計測と使いやすさを兼ね備えたパワーメーターです。
左右独立したパワー測定によって、ペダリング解析が可能で、自分のトレーニングを効率よくサポートしてくれます。
また、充電式のバッテリーで長時間稼働するため、日常のサイクリングから長距離のライドまで幅広く活躍することができます。
デメリットとして、LOOK KEOペダル互換のみの対応や充電の手間が挙げられますが、それを補う使い勝手の良さや高性能が多くのサイクリストから支持されています。
初めてのパワーメーター導入を検討している方から、トレーニングの精度を上げたい方まで、多くのニーズに応えられる一品と言えるでしょう。
ペダル型での使い勝手の良さと正確性を求める方には、アシオマのパワーメーターを試してみる価値が十分にあります。
自身のペダリングスタイルを見直し、トレーニング効果を最大化したい方はぜひ検討してみてください!
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