- 自分の戦闘力(FTP)が分かる
- データに沿ったトレーニングができる
- ケイデンスセンサーも内蔵
- パワー測定は左足のみ
ロードバイクに乗り始めて3年ほど経った私が、4iiiiのパワーメーター(Precision)を購入しました。
私が乗っているロードバイクのコンポーネントはSHIMANOの105になるので、パワーメーターも同じR7000系をチョイス。
海外通販で有名なWiggleにて格安でゲットすることができました。(今は円安で高いし、中々手元に届きません。)
パワーメーターを購入した私ですが…
決してガチ勢と呼ばれるほどではなく、いわゆる週末にサイクリング程度乗るだけのサイクリストです。
部類としては貧脚(笑)
そんな私目線で感じた4iiiiのパワーメーターについて今回インプレしていきます。
また使用しているサイコンがガーミンのEdge530と130なのでパワーメーターとの相性についてもシェアしていきますね。
4iiiiのパワーメーター(片側)をインプレ
4iiiiのパワーメーターをインプレします。
私が購入したのはR7000のPrecisionです。
Precisionは小型・軽量・低価格と三拍子そろった4iiiiのパワーメーター、まさにパワーメーター界の吉野家的存在。
4iiiiはカナダのアルバータ州を拠点とするテクノロジー企業です。
いわゆる海外製。
4iiiiのパワーメーターは、低価格でありながらもツール・ド・フランスやジロ・デ・イタリアなどの世界大会で使用され優勝まで飾ったくらい有名なアイテムです。
プロにも認められた4iiiiは機能面でも信頼できるメーカーと言えるでしょう。
4iiiiの説明がこれ以上続いても退屈だと思いますので、早速インプレにうつっていきますね。
4iiiiのパワーメーター インプレ①:Wiggleで購入
私は4iiiiのパワーメーターをWiggleで購入しました。
4iiiiのパワーメーターは非常に人気の高いアイテムなので、海外の有名な通販サイトであれば大体取り扱っているでしょう。
為替の影響や各サイトのセール時期に応じて価格は変動していますが、大体38,000円~50,000円の間くらいが多いですね。
ちなみに私は41,000円で購入。
1点、お伝えしておきたい事が…。
4iiiiのパワーメーターには関税が発生します。
詳しくはこちらの記事で書いていますので良かったらご覧ください。
>>【即解決】Wiggleで買うと関税がかかるの?消費税は?実際に関税を支払った私が徹底解説!
4iiiiのパワーメーター インプレ②:到着
海外通販のWiggleで注文したので手元に届くまで約2週間かかりました。
すぐに必要ではなかったのですが、普段Amazonとかに慣れているとやはり遅く感じますね。
パッケージはこんな感じです。
可もなく不可もなくといったところ(笑)
4iiiiのパワーメーター中身を開けてみました。
バッチリと梱包されており傷もなく一安心。
中を取り出して表面を見てみるとShimanoの105そのまんまです。(笑)
裏を見れば4iiiiのパワーメーターであることが分かります。
スッキリしていてイイ感じ!
蓋を開けるとボタン電池が入っています。
電池はCR2032なので切れてしまってもAmazonとかで安く買えます。
ネット上の口コミで多かったのが、電池の蓋が取れやすいとのこと。
実際に1,000kmほど走ったのですが蓋が取れそうな気配は全くしません。
シクロクロスやMTBなどの未舗装の道を走る時は注意が必要かも…
ロードバイクに装着する分には問題ないでしょう。
4iiiiのパワーメーター インプレ③:装着
実際に4iiiiを装着してみます。
装着の方法は素人の私でもできるくらい簡単です。
道具もこちらの2つだけあればOKです。
クランク取り付け工具がないと苦戦するので必ず事前に準備しておきましょう。
詳しい取り付け方はカットさせて頂きます。
ジャジャジャジャーン!
10分もかからず取り付け完了です。
105の見た目はそんなに変わりませんが、ケイデンスセンサーが内蔵されているのでその分スッキリとしています。
内側から見るとこんな感じです。
そこまで大きく見た目が変わるパーツではないので、ちょっとスッキリして綺麗になったな~くらいの体感です。
4iiiiのパワーメーター インプレ④:使ってみた
私が使用しているサイコンはガーミンのEdge530と130です。
こちらとの相性については次の章でじっくりと解説するのですが、実際に4iiiiのパワーメータを使ってみての感想です。
今まで自分がどれくらいのパワーを出力しているのか全く分からなかったのですが、パワーメーターをつけ自分のパワー(戦闘力)を可視化できたことに感動しました。(パワーメーターをつけたので当たり前ですがw)
また、同じスピードでも風の影響や誰かに引いてもらっているなど、状況に応じて出力されるパワーが異なることも身をもって体験できました。
元々経験豊富なサイクリストからオススメされた、4iiiiのパワーメーター
力を加えた時に比例してパワーも上昇する数値見て、データは割と正確であると実感しています。
少し前までは10万円以上していたパワーメーターが4万円台で手に入る4iiiiのPrecisionは、初心者にもベテランにもオススメのパワーメーターと言えるでしょう。
4iiiiのパワーメーター(片側)とガーミンのEdge530との相性は?
元々は次の章で紹介するEdge130を使用していたのですが、ぶっちゃけこのグレードでは役不足です。
Edge130だとせっかくのパワーメーターの良さを半分も発揮することができないんですよね。
なので…買っちゃいました!Edge530を!
130との比較は別記事で書いていますので、興味がある人は良かったら合わせてご覧ください。
>>【どっちがいい?】GARMINのEdge530とEdge130Plusの違いを徹底比較!
財布の中身と睨めっこして悩んだ挙句買ったEdge530
結論から申し上げますと、十分すぎるデータが計測でき大満足です。
130ではパワーメーターを使った計測機能は6種類のみだったのですが、530では何と41種類も計測してデータ化してくれます。
Edge530は、4iiiiから出力されるパワーを惜しみなくキャッチできるサイコンと言っても過言はないでしょう。
4iiiiのパワーメーターと接続することで130では激しいバッテリー消費に悩まされました。
しかし、Edge530では160kmのロングライドでも充電は60%以上残っていたので、残量を気にすることなくストレスフリーの状態でライドを楽しめるようになりました。
ガーミン530への購入は出費の面では大きかったのですが、総評すると切り替えて満足しています。
モチベーションも上がりますし。
せっかく、細かなデータまで取れるようになったのでトレーニングをして少しでも速くなれるように精進しますッ!
4iiiiのパワーメーター(片側)とガーミンのEdge130との相性は?
4iiiiのパワーメーターとガーミンのEdge130の相性をこの章で紹介していきます。
結論から申し上げますと、ガーミンEdge130では4iiiiのパワーメーターをフル活用することはできません!
理由はこちらをご覧ください。
こちらはガーミンEdge130で出力されたパワーを数値化できる全てのパターンとなります。
全部で6種類あり、平均3秒パワーで現在のパワー数値などを出すことは可能です。(530では、パワー系だけで41種類)
しかし、パワーメーターを購入する人は自分のパワーだけが知りたいわけではないんですよね。
自分のパワーを数字で表して、その数値を上げていくパワートレーニングをする為にパワーメーターを購入する人が大半でしょう。
このガーミンEdge130では決定的なデメリットが3つあります。
- FTP値が計測不可
- TSSの表示なし
- バッテリーの消費大
はっきり言うとパワートレーニングを初めてやりたい人にとって、ガーミンEdge130では役不足です。
逆に初心者よりも玄人の人が使う分には良いかも知れませんね。
また、パワーメーターとガーミンEdge130はセンサーで接続します。
それが原因がどうかは不明ですが、ガーミンEdge130のバッテリーの消費が異常に早くなりました。
100kmを超えるロングライドをする時はモバイルバッテリーが必ず必要です。
以上により4iiiiのパワーメーターの性能をフルに発揮できるのは、ガーミンの場合5シリーズ以上を強くおすすめします。
4iiiiのパワーメーター(片側)の評判や口コミ
4iiiiのパワーメーターは、初心者でも手が出しやすい安価で機能面でも優秀
多くのサイクリストから人気を集めており、ネット上から称賛を浴びています。
この章では実際に私が購入の際に参考になった口コミや評判を紹介していきます。
これから購入を考えている人は参考にしてみて下さい。
評価: 4,5自分の出力を数値で見たくて購入しました。サイクルコンピュータはBryton Rider 450ですが、設置後すぐに認識してくれました。後は実走して出力を確認するだけです。
評価: 5.0LEZYNE SUPER GPSと接続して使用しています。
パワーメーターがなかったときは、「一定のケイデンスで走ればいいんじゃない?」と思っていましたが、よりゴールに向けて戦略的になれるということが分かりました。
導入も簡単で、何より手に届く価格というのが魅力です。
Wiggleより引用
どのサイトの口コミでも安くて機能が良いとコスパ面で好評でした。
また、本記事ではGarminとの相性を紹介しましたが、BrytonやLEZYNEでの互換性も問題なさそうです。
初期不良やすぐに壊れたなどの口コミは見当たらなかったので、購入して損はしないアイテムと言えるでしょう。
4iiiiのパワーメーター(片側)を購入する時の注意点
この章では4iiiiのパワーメーター(R7000)を購入する前に注意すべき2点を紹介します。
これから紹介する2点は事前に確認をしてください。
せっかく買った4iiiiのパワーメーターが無駄になってしまう可能性大です。
- クランクの長さ
- チェーンステーとパワーメーターのクリアランス(間隔)
大切な部分になりますので深堀していきますね。
パワーメーター購入前の注意点①:クランクの長さ
パワーメーターを購入する前に必ず自分のクランクの長さを確認しておきましょう。
4iiiiのパワーメーター(R7000 Precision)には、165㎜・170㎜・172.5㎜・175㎜と長さが異なる4種類あります。
これを間違えてしまうと使い物になりません。
自分が何mmのクランクをつけているか分からない人は、写真の赤枠でくくったクランクの内側を見れば分かります。
パワーメーター購入前の注意点②:チェーンステーとパワーメーターのクリアランス(間隔)
2つ目の注意点は、チェンーステーとパワーメーターのクリアランスを確認しておくことです。
(ものさしの文字はスルーしちゃってくださいね。w)
写真の通り1.3㎝ほどはクリアランスがないとパワーメーターとチェーンステーが擦り当たってしまいます。
フレームによっては幅が1.3㎝以下も十分ありえるので、その場合はショップの人に相談するのが一番良いでしょう。
自分で削る作業は慣れていない人は止めておいた方が無難です。
4iiii パワーメーター(片側)のメリット・デメリット
コスパが良いと評判が高い4iiiiのパワーメーターですが、私が感じたメリットとデメリットをこの章で紹介していきます。
どんなに優れたアイテムでも必ず良い部分と悪い部分があるはず!
私は4iiiiの関係者ではありませんので、感じたことをありのままに書かせていただきます。
これから買おうとする人の参考に少しでもなれば嬉しいです。
メリット | デメリット |
---|---|
自分の戦闘力(FTP)が分かる データに沿ったトレーニングができる ケイデンスセンサーも内蔵 | パワー測定は左足のみ |
4iiii パワーメーターのデメリット
4iiiiパワーメータのデメリットの部分からまずは紹介していきます。
ずばり、片側(左足)のみでしかパワーが計測できないことです。
サイコンには左足で取得したデータを2倍にさせて表示させている仕組みとなっています。
となると、右足と左足のパワーが同じである事が前提で計算がされてしまいます。
実際は右足と左足でパワーは異なるので、厳密に言うと正確なデータではありません。
しかし、プロのロードレーサーや超ガチ勢以外のサイクリストはそこまで大きくパワーが異なるわけではないので気にする必要はないと個人的には思います。
4iiii パワーメーターのメリット
続いて4iiiiパワーメータのメリットを紹介します。
まずは、自分の戦闘力(FTP)が分かることです。
この数値を出すことで自分が他の人より強いのかどうかの判断基準になります。
また、その戦闘力(FTP)を上げる為に細かなトレーニングを行うことができます。
例えば、今日は気合を入れて戦闘力(FTP)の80%の力で走るとか…
疲労がたまっているから戦闘力(FTP)の半分で走ろうか…
などなど
凄く便利で効率良い使い方できます。(※サイコン選びも大事です。ガーミンに限っては5シリーズ以上を強くオススメします。)
さらに4iiiiのパワーメーター(Precision)はケイデンスセンサーも内蔵されています。
よって、いずれパワーメーターを購入する人は先に買っていた方がケイデンスセンサー代だけお得となります。
まとめます!
R7000の4iiiiパワーメーター(Precision)は、パワーの正確性は100%ではありませんが、それを差し引いてもメリットの部分がかなり大きいと感じました。
導入費用も約4万円とはなりますが、コスパ面で考えると他のパワーメーターよりもはるかにお得でしょう。
パワートレーニングに興味のある人にオススメできるアイテムです。
あ、くれぐれもそれを表示するサイクルコンピューター選びも大切ですよ。
何度も申しますが、ガーミンなら5シリーズ以上です(笑)
4iiii パワーメーター(片側)をおすすめする人・しない人
4iiiiiのパワーメーターはコスパ良いアイテムですが、全ての人におすすめはできません。
この章では、4iiiiのパワーメータをおすすめする人・しない人に分けて紹介していきます。
おすすめする人 | おすすめしない人 |
---|---|
とりあえずパワーメーターが欲しい人 コスパを求める人 少し良いサイコンを持っている人 | 正確なパワーを測りたい人 |
4iiiiのパワーメータをおすすめしない人
まずは、4iiiiiのパワーメーターをおすすめしない人から。
紹介している4iiiiiのパワーメーターは、片側(左足)のみで計測するタイプです。
よって、計測されたパワーは左右のバランスが均一になっているのが前提で表示されます。
人によってペダリングは違う為、必ずしも左右が全く同じパワーで出力できる人はいないでしょう。
正確なパワーを測定したい人は、ガーミンのペダル式パワーメーターをおすすめします。
このペダル式のパワーメーターなら、ズレが生じることはないでしょう。
しかし私の場合、そこまで細かいデータは必要としないので、4iiiiiのパワーメーターで十分満足しています。
4iiiiのパワーメータをおすすめする人
おすすめする人
とりあえずパワーメーターが欲しい人
コスパを求める人
ちょっと良いサイコンを持っている人
続いて4iiiiiのパワーメーターをおすすめする人を紹介します。
とりあえず、せっかくロードバイクも買ったしパワーメーターも欲しいな!
って思っている人は4iiiiのパワーメーターを選んで損はしないでしょう。
他社だと10万円くらいするパワーメーターが4万円台で買えるので、コスパも最強。
決して安かろう悪かろうのアイテムではなく、機能面も問題なしです。
また、パワーメーターと連動できる「ちょっと良いサイコン」を持っている人にもおすすめ。
ガーミンなら5シリーズ以上ですね。
せっかく良いサイコンを持っているのにパワーメーターと接続しないなんて……勿体ないですよ!
フレームは最上級のカーボン素材なのに、ホイールが鉄下駄くらいのレベル(笑)
たとえレースに出るようなガチ勢でなくても、ロングライドでもパワーメーターは重宝するので、初心者でもパワーメーターを装着していると何かと楽しめるでしょう。
4iiiiのパワーメーター(片側)はどこで買うのがお得?
4iiiiのパワーメーターってどこで買うのがお得なの?
ずばり、海外通販のサイトだね。
セールの時期でどのサイトが安いか変わってくるので、こちらの3つは全てチェックしておこう!
海外通販サイトは余計な手数料や仲介料がかからない分安く買うことができます。
とはいえ、海外の通販サイトって大丈夫なの?って思っている人もいらっしゃるでしょう。
私も最初は信用できませんでしたが、これまでに何度も利用して大きなトラブルはありません。
詳細はこちらの別記事にて詳しく書いていますので良かったらご覧ください。
まとめ:インプレの結果4iiiiのパワーメーターはコスパ最強は間違いない!
今回は【R7000】4iiiiパワーメーター(Precision)を紹介しました。
Precisionはパワーメーターの中ではかなり安く手に入れることができます。
コスパ面では間違いなくトップクラス!
初心者でもベテランからも絶大な人気を集めている理由が今回実際に買ってみてよく分かりました。
ぜひあなたもパワーメーターを導入してサイクルライフを楽しんで下さいね。
Amazonでお得に買う方法
知らなきゃ損レベルです。Amazonは、月に1度開催されるタイムセールで買うのが一番お得。
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欲しい物を買う前は、タイムセールが開催されているか確認しておきましょう!
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