ロードバイクは、自転車の中で一番速く走る事ができます。
速さを維持する為には、メンテナンスは絶対に必要となります。
ロードバイクのメンテナンスは、熟練者(お店のスタッフ)が行う数年に一度のオーバーホールから、日常的に行うチェーンの洗浄と注油などいくつかに分かれます。
ここでは、メンテナンスの頻度が高いロードバイクのチェーンの洗浄と注油の方法を紹介いたします。
必要な物ってなに?
チェーンの洗浄と注油のやり方って?
この記事でチェーンの洗浄と注油について徹底解説します!!
本記事で分かる事
- チェーンの洗浄と注油の必要性と頻度
- チェーンの洗浄と注油に必要な物
- 初心者でも簡単にできる、チェーンの洗浄と注油の方法
この記事を読むと、誰でも簡単にロードバイクのチェーンの洗浄と注油の方法が分かります。
あとから各項目を細かく紹介するのですが、チェーンの洗浄と注油の方法手順はこの4つの工程でOKです。
この4つでOK!
- 室外で行う
- チェーンを洗浄
- チェーンに注油
- 余分なオイルを拭き取る
それでは、ロードバイクのチェーンの洗浄と注油の方法をご紹介いたします。
この記事を書いている人
ロードバイクのチェーンの洗浄と注油の必要性とは?
ロードバイクはママチャリや一般的なシティサイクルと比べ繊細な乗り物です。
繊細な乗り物なので、その分日頃からのメンテナンスがとても重要になってきます。
中でも、チェーンの洗浄と注油のメンテナンスに関しては数あるメンテナンスの中でも最重要の部類に入ります。
チェーンの洗浄と注油に関しては、ロードバイクに乗る以上、自分でしなければいけないメンテナンスとなります。
チェーンの洗浄と注油のメンテナンスを怠ると、チェーンの劣化速度を速める事は勿論の事、パフォーマンスの低下にも直結します。
どんなに高性能なロードバイクに乗っていても、メンテナンスを疎かにしてしまうと100%のパワーを発揮させる事はできません。
最悪の場合、メンテナンス不足で事故につながる可能性があるので必ずチェーンの洗浄と注油のメンテナンスは行いましょう。
ロードバイクのチェーンの洗浄と注油の頻度は?
まず、チェーンの洗浄と注油は必ずセットで行って下さい。
- 1ヶ月に1度
- 走行距離300㎞以上
- 走行中のギア異音有
乗らなければ確かにチェーンが汚れる可能性は低いのですが、注油したオイルは乾いてしまいます。
よって、この3つのどれかに該当した場合はチェーンの洗浄と注油の時期だと判断して下さい!
ロードバイクのチェーンの洗浄と注油に必要な物とは?
- 手袋
- ウエス
- チェーンクリーナーセット
- スタンド
それでは、1つずつ紹介していきます。
チェーンの洗浄と注油に必要な物①:手袋
洗浄をする際に、チェーンはかなり汚れています。
素手のままでは、手がかなり汚れてしまいます。
また、チェーンの汚れは中々落ちません。
手袋の着用を強く推奨します。
手袋は、ゴム手袋ではなく汚れたらすぐ変えれる使い捨てタイプが便利です。
私はこのニトリルの手袋を使っていますが、理由は安くていっぱい入っているからです。(笑)
特にこだわりのない人は、コスパ優先で選んだのでOKです。
チェーンの洗浄と注油に必要な物②:ウエス
ウエスとは、機械類の油を拭き取る為の布になります。
このウエスも様々な種類がありますが、ロードバイクのチェーンの洗浄と注油のメンテナンスに関しては、こちらの日本製紙クレシアのワイプオールX70を強くおすすめします。
理由は、このウエスを使用する事でスプロケットの汚れも綺麗にとる事ができるからです。
チェーンの洗浄と注油に必要な物③:チェーンクリーナーセット
チェーンの洗浄と注油において一番重要な物になります。
しかし、ウエス以上に色々なメーカーから沢山の種類が発売されています。
悩むなぁ~。
こだわりがない方には、おすすめです。
この商品は、チェーンの洗浄と注油に必要な物がまとめて販売されています。
入っている物
- オイル(マルチパーパス)
- チェーンディクリーザー
- チェーン洗浄機
- ギアクリーニングブラシ
- バイクウォッシュ
5点も入っていて、このお値段はコスパ最強です。
チェーンの洗浄と注油に必要な物④:スタンド
ロードバイクには通常スタンドがついていません。
チェーンの洗浄と注油に関しては、立て掛けて行うと不安定なのでスタンドがあった方が効率が断然いいので準備しておきましょう。
スタンドに関しては、ミノウラがお手頃で一番メジャーです。
ロードバイクのチェーンの洗浄と注油の方法とは?
冒頭でも書いたように、ロードバイクのチェーンの洗浄と注油は、この4つの工程でOKです。
この4つのみでOK
- 室外で行う
- チェーンを洗浄
- チェーンに注油
- 余分なオイルを拭き取る
初心者でも簡単に出来る方法の紹介となります。
チェーンの洗浄と注油の方法 STEP①:室外で行う
ロードバイクのチェーンの洗浄と注油は汚れを落とす作業になりますので、外かベランダなど室外で行うようにしましょう。
室内でも行う事はできるのですが、壁や床に汚れが飛び散るリスクが高いのでおすすめしません。
また、スペースはそれほど必要としないので畳2畳分もあれば作業する事ができます。
チェーンの洗浄と注油の方法 STEP②:チェーンを洗浄
ディクリーザーを洗浄機に入れてセット
写真の状態で、ペダルをクルクル回して下さい!
かなり洗浄力が強いので、皮膚を保護する為にも軍手 を着用する事をおすすめします。
みるみる内に汚れが落ちていくので、初めての人は感動しますよ。
これで、チェーンはピカピカになるのでOKです。
ピカピカになったチェーンをウエスで吹き上げていきましょう!
ここで、ついでにスプロケットも綺麗に!
紹介したこのワイプオールX70が力を発揮してくれます。
そして、このように後輪をはずします。
作業効率UP
- ウエスでポイントカードを覆う
使用していない、硬いポイントカードを使うとスプロケットの掃除がかなり楽になります。
やり方は簡単!
写真のように、ポイントカードの上にウエスを覆うだけでOKです。
重ねすぎると、分厚くなりスプロケットの間に入りません。
ワイプオールX70とポイントカードが見事にマッチしてスプロケットの間を簡単に綺麗にする事が可能になります。
スプロケットの手入れが面倒だな~と思っている人、1度お試し下さい!
私も初めて試した時は、見事な汚れの落ち具合にかなりビックリしました!
使い捨てでコスパが抜群の、ワイプオールX70です。
チェーンの洗浄と注油の方法 STEP③:チェーンに注油
1コマずつ丁寧に注油
チェーンクリーナーセットに入っているオイルを使用して、チェーンに注油していきます。
注油する場所は、チェーンの表面ではなく内側のリンクの丸いローラーを狙って全てのコマに1コマずつ丁寧にオイルを垂らしていきます。
チェーンを良く見ると1ヶ所だけ見た目が違う「コネクトピン」を目印にしましょう。
チェーンの洗浄と注油の方法 STEP④:余分なオイルを拭き取る
外側に付着したオイルを拭き取る
外側に付着したオイルは、土や埃が付着して汚れや故障の原因となってしまいます。
表面を拭き取っても、内部に注油したオイルは残りますので安心して下さい!
以上で、作業は終了です。
慣れれば、1時間以内に終わる作業になります。
ロードバイクのチェーンに注油して快適なライドを
ロードバイクのチェーンの洗浄と注油は、ロードバイクに乗るサイクリストであれば必ず身に付けておきたいメンテナンススキルです。
このメンテナンスを怠ると、ロードバイクが本来持っている素晴らしい魅力をフルに活用する事ができません。
また、長い間メンテナンスをしていないと劣化や故障によって大きな事故につながる可能性も上がってしまいます。
沢山のメンテナンスグッズが販売されていますが、どの商品を使うのかが重要ではなく、定期的に丁寧にメンテナンスする事が一番大切です。
あたなにとって、大切な大切なロードバイク
日頃のメンテナンスをしっかり行い、いつまでも長く乗ってあげて下さい。
さいごまでお読みいただき、ありがとうございます。
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