
- 前作より約20gの軽量化
- 43.5mmの極厚クッション
- ニットアッパーが柔らかい
- 厚底でも接地が安定する
- 普段履きにも使える快適性
- 柔らかさは前作から不変
- 反発が弱くスピード不向き
「ゲルニンバス28って、前作からどう変わったの?」
そんな疑問を持っている方も多いのではないでしょうか。
2026年1月に発売されたASICSのゲルニンバス28は、雲の上のような履き心地でおなじみのクッションシューズの最新作です。
この記事では、実際に購入して走ったASICS ゲルニンバス28 レビューとして、走り心地やサイズ感、前作27との違い、気になる点まで忖度なしでお伝えします。
シューズ選びで迷っている方は、ぜひ最後までチェックしてみてください。
ASICSのゲルニンバス28をレビュー|結論は「軽くなった雲」でした

しんきちゲルニンバス28って、けっきょく「買い」なの?



結論から言うとね、雲がダイエットに成功した感じ。
まずはそこから話していこうか。
ゲルニンバス28は、アシックスがクッション性を最優先してつくっているフラッグシップモデルの28代目です。
2026年1月に発売され、価格は22,000円(税込)とかなり強気な設定になりました。
前作27からの変更点は決して多くありませんが、そのぶん「軽量化」というひとつの改良に振り切ってきた印象があります。
このセクションでは細かいスペックの話に入る前に、実際に履いて走ってみた結論を先にお伝えします。
買うかどうか迷っている方は、まずここだけ読んでもらえれば大まかな判断ができるはずです。
このレビューの結論
- 総合評価は星4.0の良作
- 約20g軽くなり万能寄りに
- スピード練習には不向き
ゲルニンバス28レビューの総合評価は星4.0
先に総合評価をお伝えすると、5点満点で4.0といったところです。
クッション性と快適性は文句なしで、キロ6分前後のジョグやLSDならこれ以上ないくらい脚が守られます。
厚底なのに接地したときのグラつきが少なく、ゆっくり走っていても足元が安定しているのはさすがの完成度でした。
マイナス1点は、価格が22,000円まで上がったことと、スピードを上げると途端に持て余す点です。
「速く走るための1足」ではなく「気持ちよく長く走るための1足」と割り切れる人にとっては、かなり満足度の高いシューズだと感じます。
逆に1足で練習をすべて回したい人には、少し用途が偏りすぎているかもしれません。
前作からの一番の変化は「約20gの軽量化」
ゲルニンバス28で真っ先に語られるべきポイントが、重量の軽量化です。
前作27が27.0cmで約305gだったのに対し、28は約281gまで落ちてきました。
数字にすると20g程度の差ですが、走り出した瞬間の脚の回り方がはっきり変わります。
「これ本当にゲルニンバスなの?」と思うくらい、足がスッと前に出てくれる感覚があるんです。
厚さ43.5mmという極厚ソールはそのままなので、クッション性を落とさずに軽さだけを手に入れたかたちですね。
重さがネックでゲルニンバスを敬遠していた人ほど、この変化は刺さると思います。
この記事でわかること・レビュー条件
この記事では、ゲルニンバス28を実際に履いて走ったうえで気づいたことを、ひととおり網羅しています。
スペックや外観のチェックはもちろん、走り心地、サイズ感、前作27との違い、他ブランドとの比較、気になった点まで正直に書きました。
レビューは主にジョグとLSDで使用し、ペースはキロ5分30秒〜6分30秒あたりを中心に検証しています。
比較対象として、前作のゲルニンバス27や同価格帯のクッションシューズにも触れていきます。
「買って後悔しないか」を判断できる材料をできるだけ多く並べたので、気になるところから読み進めてみてください。
ゲルニンバス28の基本スペックを表で確認
| 項目 | ゲルニンバス28 |
|---|---|
| 発売日 | 2026年1月22日(公式ストア先行 1月9日) |
| 価格 | 22,000円(税込) |
| 重量 | 約281g(27.0cm・代表値) |
| ソール厚 | かかと43.5mm/前足部35.5mm |
| ドロップ | 8mm |
| ミッドソール | FF BLAST PLUS+PureGEL |
| アッパー | エンジニアードニット |
| アウトソール | AHAR+/Hybrid ASICS GRIP |
| 想定用途 | ジョグ・LSD・ロング走・リカバリー |



ドロップとかスタックとか、数字がいっぱいでよくわかんないよ〜



大丈夫、全部覚えなくていいよ。
走り心地に効いてくる数字だけ、順番に見ていこう。
ゲルニンバス28のスペックを上の表にまとめました。
数字だけを並べると前作とほとんど変わっていないように見えますが、実際に効いている変更点はちゃんとあります。
特に重量とミッドソール素材の表記は、走り心地に直結する部分なので押さえておきたいところです。
ここでは、価格・厚み・搭載テクノロジーの3つに分けて、それぞれ何を意味しているのかを解説していきます。
スペック表を見ても実感が湧かない方でも、読み終わるころには「どんなシューズなのか」がイメージできるはずです。
スペックの注目ポイント
- 価格は22,000円で1,100円アップ
- かかと43.5mmの超厚底設計
- FF BLAST PLUSに表記変更
発売日は2026年1月・価格は22,000円(税込)
ゲルニンバス28の発売日は2026年1月22日、アシックス公式ストアでは1月9日から先行販売されていました。
価格は22,000円(税込)で、前作27の20,900円から1,100円の値上げです。
正直なところ、2万円を超えるジョギングシューズというのはなかなか手が伸びにくい価格帯だと思います。
ただ、ナイキのボメロプラスやニューバランスの1080v15も同じ22,000円なので、フラッグシップのクッションモデルとしては相場どおりとも言えます。
発売から時間が経った現在はセール対象になることも増えていて、タイミング次第では2〜3割引きで手に入ります。
定価で買うか値下がりを待つかは、後ほど「おすすめな人」のセクションでも触れていきますね。
厚さ43.5mm/ドロップ8mmの超厚底スペック
ソールの厚みはかかと部が43.5mm、前足部が35.5mmと、前作27から変わっていません。
ドロップというのは、かかとと前足部の高低差のこと。
ゲルニンバス28は8mmで、かかとから着地するランナーが自然に体重を前へ運びやすい設計になっています。
43.5mmという数字はランニングシューズの中でもかなり厚い部類で、いわゆる「超厚底」です。
なお、公認マラソン大会のロードレースではソール厚40mmまでという規定があるため、記録を狙う大会で履くつもりの方は要項の確認をおすすめします。
普段のジョグや練習で使うぶんには、まったく気にしなくて大丈夫な話ですね。
搭載テクノロジー(FF BLAST PLUS・PureGEL)を解説
ミッドソールに使われているのが「FF BLAST PLUS」という発泡素材です。
前作27は「FF BLAST PLUS ECO」という表記でしたが、28ではECOが外れました。
とはいえ走ってみた感触では硬さや反発に大きな差はなく、実質的にはほぼ同じ乗り味と考えて問題ありません。
そしてかかとに内蔵されているのが「PureGEL(ピュアゲル)」。
アシックスおなじみの衝撃緩衝材で、着地の瞬間に踵へ突き上げてくる衝撃をやわらげてくれるパーツです。
手で押しても存在がわからないほど自然に組み込まれていて、走っているときに「ゲルが入っているな」と意識することはまずありません。
ゲルニンバス28のデザインと質感



写真で見ると、なんかソールがめちゃくちゃ分厚くない?



そう、実物はもっとすごいよ。
横から見ると「これ走れるの?」って思うくらい肉厚なんだ。
スペックを押さえたところで、次はゲルニンバス28の見た目をじっくりチェックしていきます。
手に取ってまず感じるのは、写真以上のミッドソールのボリュームです。
クッション性フラッグシップという肩書きは伊達ではなく、真横から見たときの存在感はかなりのもの。
一方でアッパーはニット素材に変わり、見た目にも柔らかそうな印象へと変わりました。
ここではサイド・ヒール・アウトソール・カラー展開の4つに分けて、外観の細かいところを見ていきます。
外観チェックの要点
- ミッドソールは圧巻の肉厚
- アッパーはニットに回帰
- カラーは各6色と豊富
サイド:肉厚すぎるミッドソールの存在感
横から見たゲルニンバス28は、とにかくミッドソールが分厚いです。
かかと43.5mmという数字は知っていましたが、実物を目の前にすると想像以上のボリュームがありました。
白系のカラーを選ぶと、この厚みがそのままデザインのアクセントになってくれます。
アッパーは前作のメッシュから「エンジニアードニット」へ変更。
27がメッシュ特有のカサッとした質感だったのに対し、28は見るからに柔らかそうな編み地に変わっています。
26代目もニット素材だったので、2世代ぶりに戻ってきたかたちですね。
ヒール周り:大きめプルタブと削られた踵形状
かかと側を見ると、後方に向かって傾斜がついた形状になっています。
これはヒール着地のランナーがスムーズに接地できるようにする設計で、同時に余分な部分を削ることで軽量化にも貢献しています。
そして地味に便利なのが、大きめに作られたプルタブ(プルストラップ)です。
伸縮性があるので指を引っかけやすく、履くときにグッと引き上げられます。
履き口まわりのクッションはたっぷり厚みがあり、くるぶし周辺を包み込むようなホールド感。
このあたりは「さすが2万円超え」と感じるプレミアム感で、足を入れた瞬間に少しテンションが上がります。
アウトソール:AHAR+とASICS GRIPの配置
靴底には2種類のラバーが使い分けられています。
かかと側には耐摩耗性に優れた「AHAR+」、前足部には路面をつかむ力が強い「ASICS GRIP」という配置です。
着地が想定されていない部分はラバーが削られていて、ミッドソールがそのまま露出しています。
この削り込みこそが、20gの軽量化を支えているポイントのひとつ。
ただし前作27と並べてみると、ラバーの面積はかなり減っている印象を受けます。
グリップ力そのものは十分に強いのですが、耐久性の面では少し気になるところで、これは後の「気になる点」でも触れていきます。
カラー展開はメンズ・レディース各6色
ゲルニンバス28のカラーバリエーションは、メンズ・レディースそれぞれ6色ずつと豊富です。
2026年シーズンのアシックス推しカラーは鮮やかなグリーン系で、店頭でもかなり目を引きます。
一方でオールブラックやホワイトといった落ち着いた色もしっかり用意されているのがありがたいところ。
ゲルニンバスは普段履きやウォーキングにも使いやすいシューズなので、通勤でも履きたいならブラック系が無難です。
逆に「走るときのテンションを上げたい」なら、思い切って明るいカラーを選ぶのもアリだと思います。
気に入った見た目のシューズは、それだけで外に出る理由になりますからね。
ゲルニンバス28で実際に走った履き心地



見た目はわかったから、はやく走った感想を教えてよ!



待ってました。ここからが本番だよ。
ペース帯ごとに、全然ちがう顔を見せてくれるんだ。
ここからは、実際にゲルニンバス28を履いて走った感想をお伝えします。
検証したのは普段のジョグ、週末のLSD、そしてペースを上げたときの挙動の3パターン。
加えて、ランニング以外のウォーキングや普段履きでの使い勝手も確かめてみました。
結論から言うと、このシューズは「得意なペース帯」がかなりはっきりしています。
そこを外さなければ最高に気持ちよく走れる一方、外すと途端に持て余す。その境目まで含めて正直に書いていきます。
実走レビューの結論
- キロ6分前後が最高に快適
- LSDでも脚が驚くほど残る
- キロ4分台からは荷が重い
検証①ジョグ(キロ6分)での走り心地
まずは一番使う機会が多い、キロ6分前後のジョグから。
結論、このペース帯がゲルニンバス28の一番おいしいところです。
着地した瞬間に大きく沈み込むわけではないのに、アスファルトからの突き上げだけがスッと消えていく感覚があります。
「ふわふわ」というより「モチッと受け止めて、スッと離れる」という表現が近いでしょうか。
前作27だとどうしても感じていた足の重さがなくなり、脚の回転が勝手に軽くなるのも大きな違いです。
疲労が残っている日の朝ジョグでも、ストレスなく淡々と距離を踏めました。
検証②LSD・ロング走での脚へのダメージ
次に、週末のLSDとロング走で試してみました。
長時間同じ動きを繰り返す場面こそ、クッション性の高さがそのまま効いてくる場面です。
20kmを超えたあたりから違いがはっきりしてきて、着地の衝撃が蓄積していく感じがかなり抑えられていました。
走り終わったあとのふくらはぎや足裏の疲労感も、薄めのジョグシューズで走ったときとは明らかに別物です。
厚底なのに接地時のグラつきが少ないのも効いていて、フォームが崩れやすい終盤でも足元が暴れませんでした。
「脚を守りながら距離を踏む」という目的なら、これ以上ないくらい頼れる相棒だと感じます。
検証③ペースを上げたときの挙動
では、ペースを上げるとどうなるか。
キロ5分前後までなら、思ったよりも普通に走れます。軽量化の恩恵で、前作より明らかにペースは上げやすくなりました。
ただしキロ4分台に入ると、様子が変わってきます。
地面を強く蹴ったときに跳ね返してくれる反発が弱く、脚の力で無理やり進めている感覚になるんです。
さらに、柔らかいソールが左右にわずかに沈むぶん、接地が不安定になってブレを感じる場面もありました。
インターバルやテンポ走には別のシューズを用意して、ゲルニンバス28はジョグ専用に据える。この使い分けが正解だと思います。
検証④ウォーキング・普段履きでの快適性
最後に、走る以外の用途も試してみました。
これが想像以上によくて、ウォーキングや普段履きとしての完成度がかなり高いです。
厚いクッションと広めの接地面のおかげで、一日中履いていても足裏が疲れにくい。
アッパーがニット素材で足当たりが優しいため、素足に近い感覚で長時間履いていられるのも大きなポイントです。
大きめのプルタブのおかげで脱ぎ履きもラクなので、ちょっとした買い物や通勤にもそのまま使えます。
「ジョグ用に買ったけど、気づけば普段履きの出番のほうが多い」という声があるのも納得の履き心地でした。
ゲルニンバス28のクッション性



「雲の上の履き心地」ってよく聞くけど、ほんとにフワフワなの?



それがね、想像してる「フワフワ」とはちょっと違うんだ。
そこがこのシューズの面白いところ。
ゲルニンバスといえば、ラテン語で「雲」を意味する名前のとおり、柔らかいクッションが代名詞のシリーズです。
ただ、実際に走ってみると「雲の上」という言葉から想像する感触とは少し違いました。
柔らかいことは間違いないのですが、沈み込んだまま終わらない独特の粘りがあるんです。
ここでは、その柔らかさの正体を沈み込み・PureGEL・反発の3つの角度から掘り下げていきます。
クッションシューズ選びで失敗したくない方は、ここをじっくり読んでみてください。
クッションの特徴まとめ
- 柔らかいが沈み込みは少ない
- PureGELは踵の衝撃を吸収
- 反発より足離れの良さが特徴
沈み込みは少なく「腰のある」柔らかさ
ゲルニンバス28のクッションを一言で表すなら「柔らかいけれど芯がある」です。
着地した瞬間はしっかり衝撃を受け止めてくれますが、そこからズブズブと沈み込んでいく感覚はありません。
マシュマロというよりは、少し硬めのゴムボールを踏んでいるようなイメージが近いでしょうか。
この「腰のある柔らかさ」があるおかげで、43.5mmという超厚底なのに足元が不安定になりにくいんです。
逆に、前々作のゲルニンバス26のようにグニュッと潰れ切る柔らかさを期待していると、少し物足りなく感じるかもしれません。
柔らかさの方向性は27から変わっていないので、そこは好みが分かれるポイントですね。
PureGELは踵の突き上げをどこまで消すか
かかとに内蔵されているPureGELが、実際どこまで効いているのかも気になるところです。
結論としては、走っている最中に「ゲルが仕事をしている」と意識することはまずありません。
インソールの上から押してみても場所すら分からないくらい、自然に組み込まれています。
ただ、ヒール着地でアスファルトを長時間走ったあとの足裏の残り方を比べると、その差ははっきり出ます。
ドンと踵に突き上げてくる硬い衝撃が、ワンクッション置いてから伝わってくる感覚。
派手さはありませんが、ヒール着地のランナーほど恩恵を感じられるパーツだと思います。
反発は控えめ、でも足離れはスムーズ
クッションシューズを選ぶうえで見落としがちなのが、反発性能です。
ゲルニンバス28は、地面を蹴った力を強く跳ね返してくれるタイプではありません。
いわゆる厚底レーシングシューズのような、前へグイグイ押し出す推進力を期待すると肩透かしを食らいます。
ただ、走っていて「重い」「引っかかる」と感じることは意外と少ないんです。
アウトソールのラバー配置が見直され、接地面が減ったことで足離れがスムーズになったからだと思います。
反発で進むのではなく、抵抗なく足が抜けていく。この軽さが、28で得られた一番の進化ですね。
ゲルニンバス28のサイズ感は?失敗しない選び方



ネットで買いたいんだけど、ちょっと大きめにしといたほうが安心かな?



それ、いちばんやりがちな失敗。
ゲルニンバス28に関しては大きめは不要だよ。
シューズ選びで一番不安なのが、サイズ感ではないでしょうか。
特にネット通販で買う場合、実際に足を入れられないぶん判断に迷いますよね。
ゲルニンバス28については、結論から言えば普段履いているサイズでまず問題ありません。
ただし、シリーズ特有のクセや、ワイドモデルを選ぶべきかどうかの判断基準はあります。
ここでは、サイズ選びで失敗しないためのポイントを4つに分けて解説していきます。
サイズ選びの結論
- 普段のサイズでOK
- やや縦長な作りに注意
- 幅広ならワイドを検討
結論:普段のサイズでOK、大きめは不要
ゲルニンバス28のサイズ感は、標準的でクセの少ない作りです。
前作27と同じサイズを選んで問題ありませんし、他のアシックス製品からの乗り換えでもほぼズレはありません。
「ランニングシューズは0.5cm大きめに」とよく言われますが、このシューズに関してはその必要を感じませんでした。
むしろ大きめを選ぶと、走っているときに足が中で泳いでしまい、せっかくのホールド感が台無しになります。
つま先に指1本ぶんの余裕があれば十分です。
迷ったときは、いつも履いているスニーカーと同じサイズを基準にしてみてください。
やや縦長な作りとつま先の余裕
ひとつ知っておきたいのが、ゲルニンバスシリーズはやや縦長に作られているという点です。
これは27でも26でも共通していた傾向で、28でも変わっていません。
つま先のボックス部分に空間が確保されているため、実寸よりも少し長く感じる方が多いと思います。
この縦長設計は、ランニング中に足が前へ滑っても指が当たりにくいというメリットにつながっています。
逆に言えば、この余裕があるぶん大きめを買う必要がないということでもあります。
「なんとなく長い気がする」と感じても、それが正しいサイズである可能性が高いです。
ワイド/エクストラワイドを選ぶ基準
アシックスのいいところは、足幅で選べるバリエーションが用意されていることです。
ゲルニンバス28にもワイドやエクストラワイドがラインナップされています。
判断の目安としては、普段から足の小指側が当たって痛くなる人、幅広・甲高で靴選びに苦労している人はワイドを検討する価値があります。
逆に標準幅の方が無理にワイドを選ぶと、こちらも中で足が動いてしまうので注意が必要です。
なお28のアッパーは伸縮性の高いニット素材なので、多少きつめでも当たって痛くなりにくいという特性があります。
幅で迷ったときは、まず標準幅から試してみるのがおすすめです。
アッパーが柔らかい分、靴紐の締めすぎに注意
最後に、意外と見落とされがちな注意点をひとつ。
ゲルニンバス28のアッパーはとにかく柔らかく、伸縮性が高い素材でできています。
そのため靴紐を強く締めると、その力がダイレクトに足の甲へ伝わってしまうんです。
いつもの感覚で締めると、走っている途中で甲が痛くなったり、足先がしびれたりすることがあります。
シュータンも薄めの作りなので、紐の圧を分散してくれる余地があまりありません。
「少しゆるいかな」と感じるくらいで結んで、あとはニットのフィット感に任せるのがちょうどいいバランスです。
【比較表】ゲルニンバス28と前作27の違い
| 項目 | ゲルニンバス27 | ゲルニンバス28 |
|---|---|---|
| 発売日 | 2025年2月 | 2026年1月 |
| 価格 | 20,900円 | 22,000円 |
| 重量(27.0cm) | 約305g | 約281g |
| ソール厚(かかと) | 43.5mm | 43.5mm |
| ドロップ | 8mm | 8mm |
| ミッドソール | FF BLAST PLUS ECO+PureGEL | FF BLAST PLUS+PureGEL |
| アッパー | エンジニアードメッシュ | エンジニアードニット |
| アウトソール | AHAR+/Hybrid ASICS GRIP | AHAR+/Hybrid ASICS GRIP(面積最適化) |
| キャラクター | 最大クッションの巡航型 | 軽量化で汎用性アップ |



27がセールで安くなってるんだけど、そっちでもいいのかな?



いい質問。
じつは「どっちが上」って単純な話じゃないんだよ。
違いを4つ見ていこう。
ゲルニンバス28を検討している方の多くが気にするのが、前作27との違いです。
28の発売にともなって27が在庫処分のセール対象になっているので、価格差だけを見れば27はかなり魅力的に映ります。
上の比較表を見てもらうと分かるとおり、スペック上の変更点はそれほど多くありません。
ただ、数字に出ない部分も含めると、走った印象はけっこう変わります。
ここでは4つの変更点を確認したうえで、どちらを選ぶべきかまで踏み込んでいきます。
27→28の主な変更点
- 約20gの軽量化に成功
- アッパーがニット素材へ
- 価格は1,100円アップ
違い①重量が約300g→約281gへ軽量化
28で最大の変更点が、この軽量化です。
27の約305g(27.0cm)に対し、28は約281gまで軽くなりました。
差は20g強。手に持って比べても正直よく分かりませんが、走り出すと印象がまったく違います。
27は「クッションは最高だけど、やっぱり重いな」という感想が付きまとうシューズでした。
28ではその重さのストレスがきれいに解消され、脚の回転が明らかに軽くなっています。
毎日のジョグで履くシューズだからこそ、この20gが積み重なって大きな差になるんですね。
違い②アッパーがメッシュ→エンジニアードニット
2つ目の変更点がアッパー素材です。
27は通気性を重視したエンジニアードメッシュ、28は伸縮性を重視したエンジニアードニットに変わりました。
この差は履いた瞬間から分かります。
27のメッシュは長時間走ると生地が足に当たる感覚がありましたが、28のニットは足に吸い付くように包み込んでくれます。
くるぶし周りのアンクルパッドと合わせて、ホールド感はかなり向上しました。
一方で通気性という点ではメッシュの27に分があるので、真夏の使用がメインなら27も悪くない選択です。
違い③アウトソールのラバー配置を最適化
3つ目は、アウトソールのラバー配置です。
28では接地しない部分のラバーを削り、面積を最適化することで軽量化を実現しています。
この変更にはメリットとデメリットの両面があります。
メリットは足離れの良さ。接地面が減ったぶん、地面から足が抜けるタイミングがスムーズになりました。
デメリットは安定性と耐久性です。接地面が広いほうが足元は安定するので、そこはわずかに27に軍配が上がります。
ゆっくり走るぶんには気にならない差ですが、ペースを上げると28のほうがブレを感じやすい印象でした。
違い④価格が20,900円→22,000円に値上げ
そして避けて通れないのが、価格です。
27の20,900円から28は22,000円へ、1,100円の値上げとなりました。
正直に言えば、ジョギングシューズとして2万円を超えるのはなかなか勇気がいります。
ただ、軽量化・アッパー刷新という2つの改良に対して1,100円と考えれば、まったく理不尽な値上げではありません。
他社のフラッグシップクッションモデルも軒並み22,000円前後なので、横並びに合わせてきたという見方もできます。
とはいえ、財布への負担が変わらないわけではないので、セールのタイミングは意識しておきたいところです。
27から買い替えるべき人・27で十分な人
では結局どちらを選ぶべきか。
28に買い替える価値があるのは、27の重さがストレスだった人です。この20gの差だけで走る気持ちよさが変わります。
また、メッシュの足当たりが気になっていた人にも28のニットはおすすめできます。
一方で、27を快適に履けているなら急いで買い替える必要はありません。
クッションの方向性そのものは変わっていないので、「劇的に良くなった」と感じる場面は限られます。
27が大きく値引きされているタイミングなら、あえて27を選んで浮いたぶんを他のギアに回すのも賢い判断だと思います。
ゲルニンバス28と他ブランドの厚底クッションを比較
| シューズ名 | 定価(税込) | キャラクター |
|---|---|---|
| ゲルニンバス28 | 22,000円 | 沈み込みの少ない柔らかさ/リカバリー寄り |
| Fresh Foam X 1080v15 | 22,000円 | クッションと汎用性のバランス型 |
| ナイキ ボメロプラス | 22,000円 | ZoomXの柔らかさと強い反発 |
| ゲルキュムラス28 | 16,500円 | 軽量・万能・コスパ重視 |
| ゲルカヤノ32 | 22,000円 | 安定性を最優先した支持型 |



厚底クッションのシューズって、どこのメーカーにもあるよね。
何がちがうの?



そう、価格帯もほぼ同じ。
だからこそ「どんな走りに使うか」で選ぶのが正解なんだ。
22,000円というフラッグシップ価格帯には、各社のクッションモデルがずらりと並んでいます。
スペックだけを見ると似たり寄ったりに見えますが、実際に履くと得意分野がはっきり違います。
ここでは、ゲルニンバス28と比較されやすい4足を取り上げて、それぞれのキャラクターを整理していきます。
「クッションシューズが欲しいけど、どれを選べばいいか分からない」という方はぜひ参考にしてください。
結論としては、ゲルニンバス28はかなり用途が絞られたシューズです。
比較のポイント
- ニンバスはリカバリー特化
- 汎用性なら1080やキュムラス
- 安定性重視ならカヤノ
vs ニューバランス Fresh Foam X 1080v15
もっとも比較されやすいのが、ニューバランスの1080v15です。
価格はどちらも22,000円、厚底でクッション性抜群という点も共通しています。
違いは走れる幅の広さです。
1080v15はジョグからテンポアップまでこなせるデイリートレーナーに進化しており、1足で幅広く使いたい人に向いています。
対してゲルニンバス28は、ゆっくり走ることに特化した性格がはっきりしています。
「練習を1足で回したい」なら1080v15、「疲労抜きジョグ専用の贅沢な1足が欲しい」ならゲルニンバス28という選び方になります。
vs ナイキ ボメロプラス
ナイキのボメロプラスも同価格帯のライバルです。
こちらはZoomXフォームを搭載しており、クッションの柔らかさと反発の強さが大きな武器になっています。
踏み込んだときにグッと沈み、そこから強く押し返してくれる感覚はボメロプラスならでは。
一方のゲルニンバス28は、沈み込みが少なくハリのある乗り味です。
柔らかさを最大限に味わいたいならボメロプラス、柔らかすぎて不安定になるのが苦手ならゲルニンバス28。
感触の方向性がかなり違うので、可能なら実際に履き比べてほしい2足です。
vs アシックス ゲルキュムラス28(下位モデル)
同じアシックス内で悩ましいのが、下位モデルにあたるゲルキュムラス28です。
下位とはいえ性能で劣るわけではなく、軽量でクッション性もしっかりあり、ペースアップにも対応できる万能型に仕上がっています。
そして何より、価格が16,500円とゲルニンバス28より5,000円以上安いのが強みです。
「1足目のランニングシューズをどれにするか」で迷っているなら、正直ゲルキュムラス28のほうがおすすめしやすいと感じます。
それでもゲルニンバス28を選ぶ理由があるとすれば、履き口やアッパーのプレミアムな快適性です。
脚を労わる日の特別な1足として選ぶなら、価格差ぶんの価値はしっかりあります。
vs アシックス ゲルカヤノ(安定性重視モデル)
もうひとつよく比較されるのが、同じアシックスのゲルカヤノです。
ゲルニンバスがクッション性を最優先しているのに対し、ゲルカヤノは安定性を最優先したモデルという住み分けになっています。
ゲルカヤノには足のブレを抑えるサポート構造が組み込まれており、着地時に足首が内側へ倒れやすい人をしっかり支えてくれます。
走っていて足首がぐらつく、シューズの片減りが激しいという自覚がある方は、ゲルカヤノを選んだほうが安心です。
逆に、フォームが安定していて純粋に衝撃だけを減らしたいならゲルニンバス28。
クッションか安定かという軸で考えると、迷いが減ると思います。
ゲルニンバス28をレビューして見えた気になる点



ここまでいい話ばっかりだったけど、悪いところはないの?



あるある。
むしろここが一番大事なところ。
買ってから「あれ?」ってならないように話しておくね。
ここまで良さを中心に書いてきましたが、ゲルニンバス28にも気になる点はいくつかあります。
実際、ランナーの中には「期待していたのと違った」と感じている人も少なくありません。
特に、これまでのゲルニンバスシリーズを履いてきた人ほど、引っかかるポイントがあるはずです。
ここでは実際に走って感じた気になる点を4つ、忖度なしで挙げていきます。
購入前にここを読んでおけば、ミスマッチはかなり防げると思います。
気になる点まとめ
- クッションの質は前作と同じ
- 安定感はやや低下
- アウトソールの耐久性が心配
ミッドソールの硬度は前作からほぼ変化なし
いちばん賛否が分かれるのが、ミッドソールの硬さです。
27で「硬くなった」という声が多く上がっていたので、28では従来の柔らかさに戻るのではと期待していた人も多いはずです。
結論から言うと、硬度はほとんど変わっていません。
ゲルニンバス25や26のような、グニュッと踏み込んで潰れ切る柔らかさを求めていると肩透かしになります。
つまり28の進化は「軽くなったこと」であって、「柔らかくなったこと」ではないんです。
26からの買い替えを考えている方は、ここを理解したうえで選んでください。
軽量化と引き換えに安定感がやや低下
2つ目は、安定感の低下です。
アウトソールのラバー面積を減らして軽量化したぶん、接地時の安定性はわずかに落ちています。
キロ5〜6分でゆっくり走るぶんには、まったく問題を感じません。
ただ、キロ4分台に上げていくと足元が左右に振られる感覚が出てきます。
「ふわふわ感が増して、よりジョグシューズらしくなった」という表現がしっくりくる仕上がりです。
これは欠点というより、適正ペースがはっきりしたと捉えるほうが正確かもしれません。
ラバー面積の縮小で耐久性がやや心配
3つ目は耐久性です。
前作27と靴底を並べてみると、ラバーが削られている範囲がかなり広いことに気づきます。
接地するラバーの面積が少ないということは、その部分にかかる摩擦が集中するということでもあります。
実際に短期間で削れてくるかどうかは走行距離を重ねないと分かりませんが、正直「ちょっと減らしすぎでは」という印象は拭えません。
ミッドソールが露出している部分もあるので、路面の荒れたコースを多く走る方は特に気にしておきたいところ。
2万円を超えるシューズだけに、長く履けてほしいという気持ちは強くなります。
22,000円という価格をどう見るか
最後はやはり価格です。
22,000円という定価は、ジョギング用のシューズとしては明らかに高い部類に入ります。
しかもゲルニンバス28は用途が絞られていて、スピード練習やレースには向きません。
「2万円出して、ゆっくり走る日専用の1足を買う」と考えると、なかなか思い切りが必要です。
一方で、履き口の高級感やアッパーの足当たりは価格に見合うクオリティがあります。
幸い発売から時間が経ってセールに乗ることも増えているので、定価にこだわらず値下がりを狙うのが現実的な買い方だと思います。
ゲルニンバス28の評判・口コミ



ほかの人はゲルニンバス28のこと、どう言ってるの?



これがけっこう面白くてね。
国内と海外で、評価のポイントが微妙にちがうんだよ。
ここまで実際に履いた感想を書いてきましたが、シューズの評価は人それぞれです。
走るペースも、体重も、着地の仕方も違うので、同じ1足でも印象は変わります。
そこで、国内外のランナーやレビュアーがゲルニンバス28をどう評価しているのかも見ていきましょう。
いろいろな声を並べてみると、共通して語られているポイントと、意見が割れているポイントがはっきりしてきます。
自分に合うかどうかを判断する材料として、参考にしてみてください。
評判の傾向
- 軽量化は総じて高評価
- 快適性への評価も安定
- 価格と柔らかさで賛否
国内ランナーの評判「軽くなって使いやすい」
国内のレビューを見渡すと、まず軽量化を評価する声が圧倒的に多いです。
「これまで重さがネックで敬遠していたけれど、28なら普段のジョグに使える」という意見が目立ちます。
アッパーがニット素材に変わったことで、足当たりが優しくなった点も好意的に受け止められています。
一方で、意見が分かれるのがシューズの性格そのものです。
「万能シューズに近づいて使いやすくなった」と歓迎する人がいる反面、「クッションシューズなのに軽くして速く走れる方向に振るのは違う」という厳しい声もありました。
ゲルニンバスに何を求めているかで、評価が真っ二つに割れる印象ですね。
海外レビュアーの評価「ここ数年でベストのNimbus」
海外のレビュアーの評価も、おおむね好意的です。
「足元が明らかに軽くなり、汎用性が上がった」「ここ数年で一番のNimbus」といった高評価が並びます。
快適性を維持したまま軽くなったという点は、国内外で共通した評価ポイントになっています。
ただし、ここでも価格への指摘は少なくありません。
イージーラン用・回復用のシューズとしては割高だという声は、海外でも同じように上がっています。
また「ミッドソールは従来路線のままなので、次は新しいフォームで一段階進化してほしい」という期待混じりの意見も見られました。
否定的な口コミに共通するポイント
ネガティブな評価を集めてみると、原因はだいたい3つに集約されます。
1つ目は、柔らかさへの期待とのギャップ。ゲルニンバス26以前の潰れ切る柔らかさを想像していた人ほど、物足りなさを感じています。
2つ目は、価格に対する納得感です。改良点が軽量化とアッパーに限られているため、1,100円の値上げを割高と感じる人がいます。
3つ目は、用途のミスマッチ。スピード練習やレースにも使えると思って買うと、反発の弱さに失望することになります。
逆に言えば、この3点さえクリアしていれば満足度は非常に高いシューズです。
「柔らかすぎない厚底を、ゆっくり走る日に履く」という前提で選べば、まず後悔しないと思います。
ゲルニンバス28がおすすめな人・向かない人



で、ぼくみたいなランニング初心者でも履いていいのかな?



むしろ初心者にこそ向いてるよ。
逆に、向いてない人もはっきりしてるから整理しておこう。
ここまでの内容をふまえて、ゲルニンバス28がどんな人に向いているのかを整理します。
このシューズは万人向けの1足というより、はまる人にはとことんはまるタイプです。
だからこそ、自分が当てはまるかどうかを事前に確認しておくことが大切になります。
おすすめできる人を3パターン、そして正直におすすめできない人も挙げていきます。
ここが購入判断の最終チェックポイントだと思ってください。
向き・不向きの結論
- ジョグ・LSD中心なら最適
- 初心者の1足目にも安心
- スピード練習には不向き
おすすめな人①ジョグ・LSD中心のランナー
もっとも相性がいいのが、ジョグやLSDを練習の中心に据えているランナーです。
キロ5分30秒〜7分あたりのペースで淡々と距離を踏む走りに、このシューズは完璧にはまります。
着地の衝撃をしっかり吸収してくれるので、長い距離を走っても脚のダメージが残りにくいのが大きな武器です。
特にポイント練習の翌日、疲労を抜きながら走りたい日には最高の相棒になってくれます。
フルマラソンを完走目標にしている方の練習用シューズとしても、安心して距離を積み上げられます。
「速さより、気持ちよく長く走ること」を大事にしている人にこそ届けたい1足です。
おすすめな人②これから走り始める初心者
ランニングをこれから始める方にも、ゲルニンバス28は安心して勧められます。
走り始めの時期は、フォームが固まっていないぶん膝や脛に負担がかかりやすいものです。
厚いクッションがその衝撃を受け止めてくれるので、故障のリスクを減らしながら走る習慣をつけられます。
厚底というと扱いにくそうに聞こえますが、接地面が広く安定しているのでグラつきにくいのもポイントです。
ゆっくり走ることが前提の初心者にとっては、この安定感がそのまま安心感につながります。
価格だけがネックなので、予算を抑えたいなら下位モデルのゲルキュムラス28も候補に入れてみてください。
おすすめな人③ウォーキング・普段履き用途
意外と見逃せないのが、走らない用途での実力です。
ウォーキングや通勤、普段履きとしての快適性はかなり高いレベルにあります。
一日中歩いても足裏が疲れにくく、アッパーが柔らかいので足が痛くなりにくい。
大きめのプルタブがあるおかげで、脱ぎ履きの多い日本の生活にも合っています。
足腰に不安があってウォーキングから始めたいという方にも、心強い選択肢になるはずです。
ブラックやホワイトを選べば服装も選ばないので、1足で走る用と普段用を兼ねるという買い方もアリだと思います。
向かない人:スピード練習・接地感重視のランナー
逆に、はっきり向かない人もいます。
まずインターバル走やテンポ走など、スピード練習を積極的に取り入れている方。
反発が控えめなうえに、ペースを上げると足元が不安定になりやすいので、力を出し切れません。
次に、地面をダイレクトに感じたい接地感重視のランナー。
43.5mmのクッションが路面の情報をきれいに消してしまうため、物足りなさが先に立つはずです。
そしてタイムを狙うレース用を探している方にも、このシューズは合いません。用途が違うと割り切って、別のモデルを選んでください。
まとめ





いろいろ聞いたけど、最後にひとことでまとめて!



了解。
「ゆっくり走る日のための、ちょっと贅沢な1足」
これに尽きるかな。
ここまで、ASICS ゲルニンバス28を実際に履いてレビューしてきました。
28で一番変わったのは、なんといっても約20gの軽量化です。
43.5mmの極厚クッションはそのままに、これまでネックだった重さだけがきれいに消えました。
ゆっくり走る日にこそ真価を発揮する、快適性に全振りしたシューズだと感じています。
ゲルニンバス28の総括
- 軽くなって毎日使える
- ジョグ・LSDでは無敵級
- スピード練習は別の靴で
一方で、ミッドソールの柔らかさは前作27からほとんど変わっていません。
ゲルニンバス26以前の潰れ切るクッションを期待していると、少し肩透かしを食らうと思います。
軽量化と引き換えに安定感がわずかに落ちている点も、正直に受け止めておきたいところです。
22,000円という価格も、ジョギング専用の1足と考えるとやはり安くはありません。
それでも、履き口の高級感やニットアッパーの足当たりには、しっかり価格に見合う価値があります。
ポイント練習の翌日、脚を労わりながら走りたい日に、これほど頼れるシューズはなかなかありません。
「速く走るための1足」ではなく「気持ちよく長く走るための1足」。
その割り切りができる方には、ゲルニンバス28は間違いなくおすすめできます。
クッション性の高いシューズを探しているなら、ぜひ候補に入れてみてください。
それでは、よいランニングライフを!









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