
- 沈み込む極上のクッション
- 脚へのダメージが少ない
- クセがなく扱いやすい
- 上位モデルより約4千円安い
- 普段履きもできるデザイン
- 濡れた路面で滑りやすい
- プレートがなく安定性は低め
ニューバランスから登場した新作デイリートレーナー「エリプス」。
気になってはいるけれど、実際のところどうなの?と迷っている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、エリプスをスペックから実際の走り心地まで徹底レビューしていきます。
サイズ感、上位モデル1080v15との違い、口コミの評判、そしてどんなランナーに向いているのか。
正直なところ弱点もあるシューズなので、そこも包み隠さずお伝えします。
【結論】エリプスのレビューを先に総括|ゆっくり走るのが楽しくなる一足

| 項目 | ニューバランス エリプス |
|---|---|
| 価格 | 17,930円(税込) |
| 重量 | 約273g(27.5cm) |
| スタックハイト | 踵 約38mm/前足部 約30mm |
| ドロップ | 8mm |
| ミッドソール | Fresh Foam X |
| アッパー | エンジニアードメッシュ |
| 主な用途 | ジョグ・リカバリーラン・普段履き |
しんきち長い記事は最後まで読むのが大変だよ〜。結局どうなのか先に知りたい!



そう思って、いちばん大事なところを最初に置いておいたよ。
結論から言うと、エリプスは「速く走る」ためのシューズではありません。
「気持ちよく走る」ことに全振りした一足です。
カーボンプレートや高反発フォームでタイムを競うのが最近の流れですが、エリプスはあえてその逆を向いています。
ペースを気にせず、ただ心地よく距離を重ねたい。
そんな走り方をする人には、これ以上ないくらいハマるシューズです。
ただし、向き不向きははっきり分かれます。
まずは良い点と注意点を先にまとめておきますね。
この記事のエリプス レビュー結論
- 極上クッションのジョグ用
- 反発とスピードは苦手
- 初心者の1足目に最適
エリプス レビューで「買い」と感じた3つの理由
まず一番の魅力は、ミッドソールの柔らかさです。
ニューバランスの定番素材「Fresh Foam X」が使われていて、着地の衝撃をふわっと吸収してくれます。
マシュマロの上に立っているような沈み込み、と表現されるほどの柔らかさなんですね。
2つ目は価格です。
17,930円という設定は、上位モデルの「1080 v15」と比べて4,000円ほど安く、最初の一足として手を出しやすいラインに収まっています。
3つ目はデザイン。
いかにも「トレーニングシューズ」という見た目ではないので、走ったあとにそのままカフェへ寄っても浮きません。
クッション・価格・デザイン。
この3つがそろっている時点で、ジョグ用シューズとしてはかなり強い選択肢だと思います。
逆に「ここは注意」と感じた3つの弱点
一方で、弱点もはっきりしています。
まず、雨の日のグリップに不安があるという声が複数のレビューで挙がっています。
マンホールや白線の上など、濡れて滑りやすい場所では慎重に走ったほうがよさそうです。
2つ目は反発力の弱さ。
柔らかさに全振りしているぶん、強く踏み込むとフォームが沈んだまま返ってこない「底付き感」が出やすくなります。
底付き感というのは、ソールが潰れきって地面の硬さを感じてしまう状態のこと。
インターバルやペース走のようなスピード練習には、正直あまり向いていません。
3つ目は安定性です。
プレートが入っていない素直な構造なので、疲れてフォームが崩れてくると足首が左右に振れやすくなります。
この3点を許容できるかどうかが、エリプスを選ぶかどうかの分かれ目です。
ニューバランス エリプスとは?レビュー前に知りたい基本情報



ニューバランスって880とか1080とかあるよね。
エリプスは何が違うの?



いい質問だね。
エリプスは既存シリーズの後継じゃなくて、まったく別の新シリーズなんだ。
エリプスは2026年3月に登場したニューバランスの新作ランニングシューズです。
ニューバランスのデイリートレーナーといえば「880」や「1080」が定番でした。
この2つはどちらも長く続いているシリーズで、毎年バージョンアップを重ねています。
それに対してエリプスは、既存シリーズの流れをくむモデルではなく、新しいコンセプトでゼロから作られたシューズなんですね。
コンセプトはひとことで言えば「毎日のランニングを、一日の中で一番楽しい時間にする」というもの。
速さや記録ではなく、走る時間そのものの心地よさに軸足を置いているのが特徴です。
エリプスの立ち位置
- 2026年登場の新シリーズ
- 1080・880とは別コンセプト
- 価格は17,930円
「1080」「880」と何が違うのか
一番大きな違いはミッドソールの素材です。
1080は最新のv15から「Infinion」という新素材に切り替わり、軽さと反発を重視する方向に進化しました。
一方エリプスは、以前の1080に使われていた「Fresh Foam X」を採用しています。
つまり、1080が前に進んだぶん空いた「柔らかいクッション」のポジションを埋める存在なんですね。
880との違いはソールの形状です。
880は転がるようなロッカー構造で走りをアシストしますが、エリプスは強いロッカーを持たせていません。
ロッカー構造というのは、ソールの前後をゆるやかに反り上げて、足が自然と前へ転がるように設計した形のこと。
エリプスは昔ながらの素直な接地感なので、「アシストされる感覚が苦手」という方にはむしろこちらが合うはずです。
エリプスというネーミングに込められたコンセプト
エリプス(Ellipse)は日本語で「楕円」を意味する言葉です。
まっすぐな直線ではなく、ゆるやかに閉じた輪。
毎日繰り返される日常のランニングを、そのまま象徴しているようなネーミングですよね。
実際、エリプスの位置づけは「レースで結果を出すための道具」ではありません。
ニューバランスというブランドの入り口を担うモデルであり、これから走り始める人が最初に手に取る一足として設計されています。
上位モデルより価格が抑えられているのも、その狙いがあるからです。
ただ、性能を削った廉価版という意味ではありません。
必要十分な性能で、走ること自体を楽しんでもらうための一足だと考えるとしっくりきます。
エリプスのスペックをレビュー|重量・厚さ・ドロップをチェック
| 項目 | エリプス | 1080 v15(上位モデル) |
|---|---|---|
| 価格(税込) | 17,930円 | 約22,000円 |
| 重量 | 約273g(27.5cm) | 約250g前後 |
| 踵の厚さ | 約38mm | 約38mm |
| 前足部の厚さ | 約30mm | 約32mm |
| ドロップ | 8mm | 6mm |
| ミッドソール | Fresh Foam X | Infinion |



数字がいっぱい並んでても、正直ピンとこないなあ……。



だよね。
ひとつずつ「走りにどう効くのか」で見ていこうか。
スペック表を見ると、エリプスは厚底の部類に入ります。
スタックハイトというのは、ソールの厚みのこと。
踵が約38mm、前足部が約30mmで、その差である8mmが「ドロップ」と呼ばれる数値です。
ドロップが大きいほどかかとが高くなり、かかとから着地する走り方と相性がよくなります。
重量は約273gで、最近のジョグ用シューズの中では標準よりやや重め。
ただ、この数字だけでシューズの良し悪しは決まりません。
それぞれの数値が走りにどう影響するのか、順番に見ていきましょう。
数字で見るエリプス
- 重量は約273g
- 踵38mm/前足30mm
- ドロップは8mm
重量273gは重い?他モデルとの比較
27.5cmで約273gという数字は、ライバルと比べるとやや重い部類に入ります。
同価格帯のデイリートレーナーは、だいたい250g前後に収まっているものが多いんですね。
とはいえ差は20g程度。
コインを数枚ポケットに入れるかどうか、くらいの違いです。
実際、履いてしまえば重さを意識する場面はほとんどありません。
フィット感がよく足と一体になってくれるので、数値ほどの鈍さは感じないという評価が目立ちます。
むしろ38mmの厚みがありながらこの重量に収まっている、と考えたほうが正確でしょう。
1gを削りたいスピード練習用ではないので、ここは気にしなくて大丈夫なレベルだと思います。
スタックハイト38mmとドロップ8mmが生む走り心地
厚さ38mmは、いわゆる厚底シューズの中では控えめな部類です。
40mmを超えるモデルも珍しくない今、38mmは「厚すぎず薄すぎず」のちょうどいいラインなんですね。
厚ければ衝撃は減りますが、そのぶん接地が不安定になりがちです。
エリプスは柔らかいのに足元がグラつきにくい、そのギリギリのバランスで止めています。
そしてドロップ8mm。
近年は4〜6mmの低ドロップが増えていますが、8mmはやや高めの設定です。
かかと着地のランナーにとって自然に体重を前へ運びやすく、ふくらはぎやアキレス腱への負担も抑えられます。
走り始めたばかりの人にとっては、かなりありがたい数値だと思います。
エリプスのサイズ感|何cmを選べばいい?



ネットで買いたいんだけど、サイズ選びって一番こわいんだよね。



わかる。
エリプスは基本シンプルなんだけど、1つだけ注意点があるんだ。
結論から言うと、エリプスは普段履いているサイズを選んで問題ありません。
長さ方向にクセがなく、他社のシューズから乗り換えても違和感が出にくいつくりです。
つま先には1cmほどの余裕を持たせるのがランニングシューズの基本ですが、その感覚もそのまま通用します。
足幅はやや広めで、フィット感よりも快適さを優先した設計。
ニューバランスらしい、包み込むような足入れです。
ただし、幅ではなく「高さ」に注意が必要なケースがあります。
そのあたりも含めて見ていきましょう。
サイズ選びの結論
- 基本は普段のサイズ
- 足幅はややゆとりあり
- 甲高の人は試着推奨
普段のサイズでOK|長さとフィット感のレビュー
エリプスは長さ方向がとても素直です。
普段25.5cmを選んでいる人なら25.5cm、27.0cmなら27.0cmで問題ないという声がほとんどでした。
ハーフサイズ上げる、下げるといった調整はまず不要です。
フィット感を支えているのがシュータンの構造。
エリプスはガセットタンという、シュータンが本体と一体化した構造を採用しています。
これによって走行中にシュータンが左右へズレることがなく、中足部がしっかり固定されます。
さらに履き口まわりには厚いパッドが入っていて、かかとのホールド感も良好です。
幅にゆとりがあるのに足が泳がないのは、この2つの構造のおかげですね。
甲高・幅広ランナーが注意したいトゥボックスの高さ
唯一の注意点が、つま先部分の「高さ」です。
トゥボックスというのは、シューズのつま先まわりの空間のこと。
エリプスは幅こそ広めなのですが、上下方向のボリュームは抑えられているという指摘が複数のレビューで挙がっています。
そのため、足の甲が高い方は指の付け根あたりに圧迫感を覚えるかもしれません。
幅広でも甲が低い方なら、まず問題は出ないはずです。
甲高の自覚がある方は、できれば店頭で試着してから決めるのが安全でしょう。
試着時は、実際に走るときと同じ厚さのソックスを履いて確認してみてください。
ネットで買う場合は、サイズ交換に対応しているショップを選んでおくと安心です。
エリプスのミッドソール|Fresh Foam Xの柔らかさ



Fresh Foam Xって名前はよく聞くけど、何がすごいの?



ひとことで言うと「柔らかさ」だね。
ここがエリプスの心臓部なんだ。
エリプスの性格を決めているのが、このミッドソールです。
ミッドソールというのは、アッパーとアウトソールの間にある衝撃を吸収する層のこと。
ここに使われているのが、ニューバランスの定番素材「Fresh Foam X」です。
かつて1080シリーズで多くのランナーに愛された素材で、とにかく柔らかいことで知られています。
着地の衝撃を跳ね返すのではなく、沈み込みながら受け止めるタイプなんですね。
その特性が、エリプスの「気持ちよさ」に直結しています。
具体的にどんな感触なのか見ていきましょう。
ミッドソールの特徴
- マシュマロ系の沈み込み
- 反発は控えめで自然
- 1080 v14とは別物
「雲の上」と言われる沈み込みの正体
エリプスを履いて立った瞬間、まず沈み込みを感じます。
厚手のカーペットの上に立っているような、じんわりと足が沈んでいく感触です。
100足以上のシューズを履いてきたレビュアーが「最も柔らかい」と評価するほどの仕上がりなんですね。
アスファルトの硬さがほとんど伝わってこないので、膝への突き上げが少ないのが大きなメリットです。
ただし、柔らかさには裏返しもあります。
キロ7分を超えるような超スロージョグだと、沈み込みが大きすぎて少しベタつくような感覚が出ることも。
シューズが勝手に前へ運んでくれるタイプではないので、自分の脚で運ぶ意識は必要です。
このあたりは「柔らかさと引き換え」と割り切るところでしょう。
1080 v14のフワフワは戻ってきたのか
気になるのが、旧モデル「1080 v14」との比較です。
1080はv15でミッドソールがInfinionに変わり、軽さと反発を得たかわりに、あのフワフワ感が失われました。
「v14のクッションが好きだったのに」という声は、当時かなり多かったんですね。
では同じFresh Foam Xを積むエリプスで、あの感触は戻ってきたのか。
結論を言うと、v14そのままの極上フワフワ感とは少し違います。
エリプスのほうがわずかにコシがあり、沈み込みすぎない印象という評価が目立ちます。
履き心地としてはむしろ1080 v15に近い、という声もあるくらいです。
v14の再来を期待すると肩透かしですが、「コシのあるv14」と考えれば十分に魅力的だと思います。
エリプスのアッパー・履き口をレビュー|フィット感は?



ソールの話ばっかりだけど、上の部分ってそんなに大事なの?



けっこう大事だよ。
ここがゆるいと、どんなにソールが良くても走りにくいんだ。
アッパーというのは、足を包み込む布地の部分です。
エリプスにはエンジニアードメッシュという素材が使われています。
部位ごとに編み方を変えて、必要なところは硬く、通気させたいところは粗く仕上げたメッシュ素材のこと。
しっかりと厚みがありながら通気孔も確保されているので、ムレにくいのが特徴です。
そして意外と評価が分かれるのが履き口まわり。
エリプスはここにかなり厚いパッドを入れています。
これが快適さにも、注意点にもつながってくるんですね。
フィット感のポイント
- ガセットタンでズレない
- 履き口は肉厚パッド
- アキレス腱の圧迫に注意
ストレッチレース+ガセットタンの着脱のしやすさ
エリプスのシューレースには、伸縮性のある素材が使われています。
これとガセットタン構造の組み合わせが、なかなか快適なんですね。
紐をきっちり結び直さなくても足が入るので、スリッポンに近い感覚で着脱できます。
それでいて中足部のホールドは緩まないのがよくできたところ。
朝の忙しい時間にサッと履いて出られるのは、地味ですが続けるうえで効いてくるポイントです。
シュータンにも薄めのクッションが入っていて、紐の圧迫が甲に伝わりにくくなっています。
走行中にタンがズレて直す、という煩わしさもありません。
普段履きとしても使いやすい理由のひとつだと思います。
厚いヒールパッドがアキレス腱に当たる人もいる
注意しておきたいのが、かかとまわりのパッドです。
エリプスは履き口に厚みのあるパッドをたっぷり配置していて、ホールド感はとても良好。
ヒールカウンター、つまりかかとを支える芯material にも剛性があり、足首まわりは安定しています。
ただ、この厚さが人によっては裏目に出ることがあります。
複数のレビューで、アキレス腱を押されるような感覚があると指摘されているんですね。
アキレス腱に不安を抱えている方や、過去に痛めた経験がある方は注意したいところです。
試着の際は、その場で数歩歩いてかかとの圧迫感を確かめてみてください。
問題がなければ、包み込まれるようなホールド感はむしろ大きな武器になります。
エリプスのアウトソールをレビュー|グリップ力と耐久性



ソールの裏側って、あんまり気にしたことないかも。



実はエリプスで一番評価が割れてるのがここなんだ。
良い面も悪い面もあるよ。
アウトソールは、地面に直接触れるゴムの部分です。
ここがシューズの寿命と、走行中の安心感を決めます。
エリプスは前足部とかかとで、それぞれ性格の違うラバーを使い分けているのが特徴。
前足部には柔らかめでグリップ重視のラバー、かかとには硬めで耐久性重視のラバーという配置です。
不要な部分のラバーをそぎ落として軽量化も図られています。
乾いた路面での評価はかなり高いのですが、条件によっては不安も指摘されているんですね。
両面を見ていきましょう。
アウトソール評価
- 乾いた路面は強力グリップ
- ラバー厚めで耐久性◎
- 雨の日はやや不安
前足部とかかとで硬さを変えたラバー配置
乾いたアスファルトでのグリップ力は、かなり優秀です。
路面をしっかりと掴んでくれる感覚があり、蹴り出しでズルッと滑るようなことはありません。
前足部のラバーは押すと少し柔らかく、グリップだけでなくクッションにも貢献しているようです。
表面にはギザギザの細かい模様が刻まれていて、これも接地の食いつきを高めています。
一方かかと側は硬めのラバー。
ここは最もすり減りやすい部分なので、耐久性を優先した配置になっています。
ラバーの厚み自体もしっかり確保されているので、寿命の面で心配は少なそうです。
接地面積も前足部・かかとともに広めで、ブレの少ない安定した走りにつながっています。
濡れた路面での不安と対策
問題は雨の日です。
実走テストのレビューでは、濡れたマンホールや白線の上で滑りやすいという指摘が出ています。
乾いた路面での評価が高いだけに、このギャップは知っておいたほうがいいでしょう。
対策はシンプルで、雨の日は別のシューズを用意しておくことです。
どうしてもエリプスで走る場合は、横断歩道の白線やマンホール、タイル敷きの歩道を避けるルートを選んでください。
特にカーブでこうした場所を踏むと、転倒のリスクが上がります。
ペースを落として、着地を丁寧にするだけでもだいぶ違うはずです。
そもそもエリプスはゆっくり走るためのシューズなので、雨の日は無理をしない、が一番の答えかもしれません。
【実走レビュー】エリプスをペース別に走ってみた



いよいよ走ってみた感想だね!
どのくらいのペースが合うの?



これがけっこうハッキリ分かれるんだ。
得意なペースと苦手なペースがあるよ。
エリプスは、ペースによって表情が大きく変わるシューズです。
柔らかいミッドソールは、ゆっくり走るときには最高の相棒になります。
ところがペースを上げていくと、その柔らかさが逆に足を引っ張りはじめるんですね。
ここではキロ何分で走るかを3つに分けて、それぞれの走り心地を整理しました。
ちなみに「キロ○分」というのは、1kmを走るのにかかる時間のこと。
数字が小さいほど速いペースになります。
自分がよく走るペースと照らし合わせながら読んでみてください。
ペース別の相性
- キロ7分台はやや重い
- キロ5分半〜6分半が最適
- キロ4分台は底付き感
ウォーキング〜スロージョグ(キロ7分台)のレビュー
まずはゆっくりから。
歩いている時点で、もうクッションの良さがはっきりわかります。
アスファルトの硬さがほぼ遮断されていて、膝への突き上げがまったく感じられません。
立ち仕事や長時間のウォーキングでも快適に使えるレベルです。
ただ、キロ7分を超えるような超スロージョグになると、少し事情が変わります。
沈み込みが大きすぎて、足裏がソールに吸いつくようなベタつきを感じることがあるんですね。
シューズが前へ運んでくれるアシスト感はないので、自分の脚でしっかり運ぶ意識が必要になります。
快適ではあるものの、「一番おいしいペース」ではないという印象です。
デイリージョグ(キロ5分半〜6分半)が一番おいしい
このペース域に入った瞬間、エリプスは化けます。
Fresh Foam Xの沈み込みと、そこから返ってくるタイミングがぴたりと噛み合うんですね。
力を使っている感覚がないまま、どこまでも走っていけるような不思議な心地よさがあります。
前足部が適度に曲がってくれるので、足抜けもスムーズ。
かかと寄りの着地になっても、豊富なクッションがすべて受け止めてくれます。
路面の細かい凹凸を気にせず、リラックスして巡航できるのが最大の魅力でしょう。
毎日のジョグ、レース翌日のリカバリーラン、時間をかけて距離を踏むLSD。
このあたりの用途なら、エリプスは文句なしにハマります。
スピード練習(キロ4分台)には向かない理由
一転して、速いペースは苦手です。
強く踏み込むと、ミッドソールの柔らかさが完全に裏目に出ます。
フォームがエネルギーを吸収したまま返ってこない、いわゆる底付き感が前足部にはっきり出るんですね。
ピッチを上げようとしても足離れがもたつき、シューズが目を覚まさないもどかしさがあります。
インターバル走やペース走には、正直まったく向いていません。
ただ、これは欠点というより設計思想の問題です。
エリプスはもともと速く走るためのシューズではないので、そこを求めるなら別のモデルを選ぶべきでしょう。
スピード練習用に1足、エリプスをジョグ用に1足。
この履き分けができると、練習全体の質がぐっと上がります。
エリプスのデザインを普段履き目線でレビュー



ランニングシューズって、普段着に合わせるとちょっと浮いちゃうんだよね。



そこがエリプスの得意なところなんだ。
むしろデザインで買う人もいるくらいだよ。
エリプスを語るうえで外せないのが、見た目の良さです。
性能面では「必要十分」に徹しているシューズですが、デザインに関しては明確に力が入っています。
いわゆるトレーニングシューズ特有の、機能を主張するギラついた雰囲気がありません。
どちらかといえばスニーカーに近い佇まいなんですね。
走り終わったあと、そのままカフェや買い物に寄っても違和感が出ない。
これは毎日履くシューズとして、想像以上に大きな価値だと思います。
細かく見ていきましょう。
デザインの魅力
- スニーカー寄りの見た目
- ラン後もそのまま行ける
- 好みが分かれるカラーも
トレーニングシューズ感がない洗練されたアッパー
アッパーの素材には、細かな穴で模様が描かれています。
近くで見ると、この穴の配置が意外と凝っているんですね。
通気のための機能でありながら、そのままテクスチャーとして成立しています。
カラーリングもグラデーションが効いていて、のっぺりした印象になりません。
細部まで手を抜かずに作られていることが伝わってくる仕上がりです。
かかとにはFresh Foam Xのロゴが控えめに入っています。
主張しすぎないこのバランスが、普段着に合わせやすい理由でもあります。
17,930円という価格を考えると、チープさは一切感じません。
ランニング後にカフェへ行けるライフスタイル性
エリプスの面白いところは、この見た目がコンセプトと直結している点です。
ニューバランスが打ち出しているのは「毎日のランニングを一日で一番楽しい時間にする」という考え方。
走ることを訓練ではなく、生活の楽しみとして位置づけているんですね。
だからこそ、走ったあとの時間まで含めてデザインされています。
朝走って、そのまま出かける。
あるいは夕方走って、帰りにコンビニへ寄る。
走る前後の「ついで」が気楽になると、ランニング自体のハードルも下がります。
テンションが上がらない日でも、走ったあとのご褒美を思い浮かべれば外に出られる。
そういう後押しをしてくれる一足だと思います。
なお、カラーによっては好みが分かれるという声もあります。
シンプルな見た目を求める方は、落ち着いた定番カラーを選ぶのが無難でしょう。
エリプス レビューでわかったメリット



ここまで読んで、なんだか欲しくなってきたかも!



じゃあ良いところを5つに整理しておこうか。
買う理由になるポイントだよ。
ここまで各パーツを見てきましたが、あらためてメリットを整理します。
エリプスの良さは、ひとつの飛び抜けた性能ではありません。
クッション、価格、デザイン、扱いやすさ。
この4つがバランスよく高い水準でそろっていることが本当の強みです。
そして5つ目として、意外と見落とされがちな利点もあります。
順番に見ていきましょう。
主なメリット
- 圧倒的なクッション性
- 脚が疲れにくい
- 価格が手頃
脚へのダメージを減らせるクッション性
最大のメリットは、やはりクッション性です。
Fresh Foam Xの沈み込みが着地の衝撃を吸収してくれるので、走ったあとの脚の残り方がまるで違います。
特に効いてくるのが、レース翌日や強度の高い練習の翌日。
疲労を抜くためのジョグで、新しい疲労を溜めないのは大きな価値です。
膝や腰に不安がある方にとっても、選択肢に入れやすい一足でしょう。
2つ目のメリットは扱いやすさです。
強いロッカー構造もプレートも入っていないので、シューズに走り方を合わせる必要がありません。
どんなフォームの人が履いても、素直に受け止めてくれます。
クセがないというのは、地味ですが長く付き合ううえで大事な要素です。
上位モデルより約4,000円安い価格設定
3つ目は価格です。
17,930円という設定は、1080 v15より4,000円以上安いラインに収まっています。
それでいてミッドソールの快適さは上位モデルに引けを取りません。
安いから性能を削った、という作りではないのがエリプスの誠実なところです。
4つ目はデザイン性の高さ。
普段履きとしても使えるので、1足で2役こなせると考えればコスパはさらに上がります。
そして5つ目が、耐久性です。
アウトソールのラバーは厚みがあり、すり減りやすいかかと部分には硬めの素材が配置されています。
ニューバランスのトレーニングモデルは耐摩耗性の評価が高く、エリプスもその流れを継いでいます。
長く履けるということは、結果的に1kmあたりのコストが下がるということでもありますね。
エリプス レビューでわかったデメリット



良いところばっかり聞くと、逆にちょっと不安になるなあ。



鋭いね。ちゃんと弱点もあるから、そこも正直に書いておくよ。
買ってから後悔しないために、弱点も押さえておきましょう。
エリプスのデメリットは、実はすべて同じ原因から来ています。
それは「柔らかさに全振りしている」ということ。
柔らかいミッドソールは快適さを生みますが、同時に失うものもあるんですね。
この因果関係を理解しておくと、自分に合うかどうかの判断がしやすくなります。
3つに分けて見ていきます。
主なデメリット
- 雨天のグリップが弱い
- 反発・推進力が控えめ
- 安定性はやや低め
濡れた路面での不安は事前に把握しておきたい
1つ目は、雨の日のグリップです。
乾いた路面では強力に食いつくのですが、濡れたマンホールや白線の上では滑りやすいという指摘があります。
これは前足部に柔らかいラバーを使っていることとも関係していそうです。
雨天用に別のシューズを用意しておくのが、現実的な対策になります。
通勤ランなど、天候を選べない使い方をする方は特に注意しておきたいところです。
逆に、天気のいい日にしか走らないという方なら、このデメリットはほぼ無関係になります。
自分の走り方と照らし合わせて判断してみてください。
スピード練習・レースには不向きという割り切り
2つ目は反発力の弱さです。
キロ4分台のような速いペースでは、底付き感が出て足離れがもたつきます。
インターバルやペース走には明確に不向きです。
3つ目は安定性。
プレートが入っていないぶん剛性が低く、疲れてフォームが崩れると足首が左右に振れやすくなります。
ただ、この2つは欠点というより設計思想の裏返しと捉えるのが正確でしょう。
エリプスは最初からジョグとリカバリーに用途を絞ったシューズです。
1足であらゆる練習をこなしたい方には物足りませんが、役割を決めて使うなら何の問題もありません。
むしろ、そこを割り切れる人ほど満足度が高くなるシューズだと思います。
エリプス vs 1080 v15をレビュー比較|どっちを買うべき?
| 項目 | エリプス | 1080 v15 |
|---|---|---|
| 価格(税込) | 17,930円 | 約22,000円 |
| 重量 | 約273g(27.5cm) | 約250g前後 |
| ミッドソール | Fresh Foam X | Infinion |
| ドロップ | 8mm | 6mm |
| クッション | 柔らかく沈み込む | やや硬めで反発あり |
| 得意なペース | ジョグ・リカバリー | ジョグ〜テンポアップ |
| 向いている人 | 快適さ重視 | 幅広く1足で回したい人 |



お兄ちゃん、結局どっちを買えばいいの?



目的次第だね。
この2足は似てるようで、狙ってるものが全然違うんだ。
エリプスを検討する人が、必ず比較対象に挙げるのが1080 v15です。
どちらもニューバランスのクッション系デイリートレーナーで、厚さもほぼ同じ38mm前後。
ところが中身は別物なんですね。
1080 v15はミッドソールがInfinionという新素材に切り替わり、軽さと反発を手に入れました。
エリプスは旧来のFresh Foam Xで、柔らかさに寄せています。
この方向性の違いが、そのまま選び分けの基準になります。
選び分けの目安
- 快適さならエリプス
- 汎用性なら1080 v15
- 価格差は約4,000円
クッションと反発、フィーリングの決定的な違い
一番わかりやすい違いは、着地したときの返り方です。
1080 v15は沈んだあとにポンと弾む感覚があります。
反発が強いぶん、ペースを上げたときにシューズが背中を押してくれるんですね。
対してエリプスは、沈み込んでじんわり受け止めるタイプ。
弾まないぶん、脚への当たりが優しいのが持ち味です。
ドロップも1080 v15の6mmに対してエリプスは8mm。
かかと着地のランナーには、エリプスのほうが自然に体重を前へ運びやすい設定です。
重量では1080 v15が20gほど軽く、長距離やスピード練習ではこの差が効いてきます。
目的別・レベル別のおすすめはこっち
選び分けはシンプルです。
1足であらゆる練習を回したいなら1080 v15。
ジョグやリカバリーに用途を絞って、とにかく快適に走りたいならエリプスです。
フルマラソンに挑戦する予定があって、練習の幅を持たせたい方も1080 v15が無難でしょう。
一方、これから走り始める方や、タイムを追わずに走りたい方はエリプスで十分です。
むしろ4,000円の差を別のギアに回したほうが賢いとすら思います。
すでに何足か持っている中級者の方なら、疲労抜き専用の1足としてエリプスを足すのがおすすめ。
役割を分ければ、両方持つ意味もちゃんと出てきます。
エリプス vs 880・他社デイリートレーナーをレビュー比較
| モデル | フィーリングの違い | 得意分野 |
|---|---|---|
| エリプス | 最も柔らかく沈み込む | ジョグ・リカバリー |
| ニューバランス 880 | ロッカーで転がるような走り | 幅広い日常練習 |
| アシックス ノヴァブラスト | 弾むバウンス感が強い | ジョグ〜ロング走 |
| アシックス GT-2000 | 安定感とバランス重視 | 初心者の万能練習 |
| アディダス アディゼロ EVO SL | 硬くて軽くスピード特化 | ポイント練習 |



同じくらいの値段のシューズ、他にもいっぱいあるよね。



そうなんだ。
でもエリプスには、他にない武器がひとつあるよ。
1万円台後半のデイリートレーナーは、今かなり激戦区です。
各社が主力モデルを投入していて、どれを選んでも大きく外すことはありません。
その中でエリプスがどこに位置しているのか。
結論から言うと、柔らかさでは頭ひとつ抜けています。
逆に、弾みや推進力を求めるなら他社のほうが上です。
自分が何を優先したいかで、選ぶべき一足は変わってきます。
ライバルとの違い
- 柔らかさは随一
- 弾みはノヴァブラスト
- 安定感はGT-2000
ニューバランス880との違いはロッカーとドロップ
同じブランド内で最も近い立ち位置にいるのが880です。
どちらも日常の練習用で、価格帯もほぼ重なっています。
違いはソールの形状です。
880は明確なロッカー構造を持っていて、足が前へ転がるようにアシストしてくれます。
エリプスはこのアシストをあえて持たせていません。
自分の脚で走っている感覚が残るのがエリプスの特徴です。
シューズに走らされるのが苦手な方はエリプス、楽に前へ進みたい方は880。
この基準で選べば、まず失敗しないと思います。
他社の同価格帯モデルと比べたときの立ち位置
他社と比べると、エリプスの個性はさらにはっきりします。
アシックスのノヴァブラストは弾むような反発が持ち味で、長い距離を走るときの推進力が魅力。
同じくアシックスのGT-2000は安定性が高く、トータルバランスに優れた優等生です。
アディダスのアディゼロ EVO SLは硬くて軽く、スピードに全振りしたタイプ。
エリプスはこの中で、唯一「快適さ」だけを軸にしているモデルです。
複数のシューズを履き比べたレビュアーからも、柔らかさでは他を凌駕するという評価が出ています。
万能さを求めるならGT-2000やノヴァブラスト。
ジョグの気持ちよさを最優先するならエリプス、という住み分けになります。
エリプスの口コミ・評判をレビューまとめ



実際に買った人たちは、どんなふうに言ってるの?



面白いことに、褒めるポイントも不満なポイントもみんなほぼ一致してるんだ。
ここまでは各パーツごとの評価を見てきました。
最後に、他のレビューや利用者の声がどうなっているかを整理しておきます。
エリプスの口コミは、評価が非常にきれいに分かれるのが特徴です。
クッションとデザインについては、ほぼ全員が高く評価しています。
一方で、スピードや路面コンディションに関する不満も共通して挙がるんですね。
つまり、このシューズの得意と不得意は誰が履いても同じように出るということ。
判断材料としては、かなりわかりやすい部類だと思います。
口コミの傾向
- クッションの評価が高い
- デザイン人気も上々
- スピード面は不満あり
良い口コミ|「柔らかい」「疲れない」が圧倒的多数
最も多いのが、クッション性を称賛する声です。
100足以上のシューズを履いてきたレビュアーが、これまでで最も柔らかいと評価しているほど。
雲の上、マシュマロといった表現が、複数の異なるレビューで共通して使われています。
表現までほぼ一致しているというのは、それだけ感じ方に個人差が少ないということでしょう。
次に多いのがデザインへの好意的な評価です。
ランニングシューズらしさが薄く、普段履きに使いやすいという声が目立ちます。
海外メディアのレビューでも、洗練されたデザインと手頃な価格が最大のセールスポイントだと紹介されています。
初心者の1足目として勧める意見も多く、入り口のシューズとしての評価は固まっている印象です。
気になる口コミ|「もっさりする」「グリップが不安」
一方、不満として挙がるのはやはりスピード面です。
ペースを上げると重く感じる、足離れがもたつくという声が繰り返し出てきます。
約273gという重量も、速く走りたい人にとってはマイナス材料になっているようです。
もうひとつ多いのが、濡れた路面でのグリップへの不安。
マンホールや白線で滑りやすいという指摘は、複数の実走レビューで共通しています。
また、1080 v14の愛用者からは「あのフワフワは戻ってこなかった」という残念がる声も。
期待の方向が少しズレると、肩透かしを感じやすいシューズでもあるんですね。
逆に言えば、ジョグ用と割り切って選んだ人の満足度は総じて高い傾向にあります。
エリプスのレビューを踏まえて|おすすめな人・合わない人



ぼくは買ってもいいのかな……。
まだちょっと迷ってる。



じゃあ最後に、向いてる人と向いてない人をはっきり分けておこうか。
ここまでエリプスの特徴を細かく見てきました。
ただ、シューズに絶対的な良し悪しはありません。
大事なのは、自分の走り方と合っているかどうかです。
エリプスは用途がはっきりしているぶん、向き不向きもきれいに分かれます。
ここを間違えなければ、満足度はかなり高くなるはずです。
逆に用途を読み違えると、せっかくの良さが活きません。
迷っている方は、ここを判断基準にしてみてください。
向き・不向き
- 初心者の1足目に最適
- リカバリージョグ向き
- スピード狙いには不向き
エリプスをおすすめしたいランナー
まず、これから走り始める初心者の方。
クセがなく扱いやすいので、フォームが固まっていなくても素直に走れます。
クッションが厚いぶん、走り慣れていない脚へのダメージも抑えられます。
価格も手頃なので、最初の1足として失敗しにくい選択肢です。
次に、すでに走っている中級者の方のリカバリー用。
ポイント練習の翌日やレース明けのジョグに使えば、疲労を抜きながら距離を踏めます。
そして、タイムを追わずに走りたい方。
ペースを気にせず、ただ気持ちよく走ることを大事にしている人にはこれ以上ない相棒になります。
普段履きも兼ねたい方、立ち仕事やウォーキングで快適さを求める方にも合いますね。
別のシューズを選んだほうがいいランナー
逆に、記録を狙っている方には向きません。
インターバルやペース走といったスピード練習では、底付き感が出て足離れがもたつきます。
サブ3.5やサブ4を本気で狙うなら、反発の強いモデルを別に用意すべきでしょう。
1足であらゆる練習を回したい方にも不向きです。
用途を絞ったシューズなので、万能さを求めると物足りなく感じるはずです。
雨の日も走る予定がある方も要注意。
濡れた路面でのグリップに不安があるので、天候を選べない使い方には向いていません。
また、1080 v14のフワフワ感をそのまま求めている方も、期待とはズレる可能性が高いです。
このあたりに当てはまる方は、1080 v15やノヴァブラストなど別のモデルを検討してみてください。
まとめ|ニューバランス エリプスのレビュー総括





なんだか、走るのが楽しくなりそうなシューズだね。



そう、それがこのシューズの一番の価値かもしれないね。
ニューバランス エリプスをレビューしてきました。
スペックだけを並べれば、突出した数字はどこにもありません。
重量は平均より少し重く、反発も控えめで、雨の日には不安が残ります。
それでもこのシューズが評価されているのは、走る時間そのものを心地よくしてくれるからです。
性能で競うのではなく、体験の質で選ばれるタイプの一足なんですね。
最後に、購入前に確認しておきたいポイントをまとめておきます。
この記事のまとめ
- 走る楽しさを取り戻す一足
- ジョグ特化で割り切る
- 初心者にも自信を持って推せる
エリプスは「性能」ではなく「体験」で選ぶシューズ
最近のランニングシューズは、速く走るための進化を続けてきました。
カーボンプレート、超高反発フォーム、極限まで削った重量。
どれも素晴らしい技術ですが、すべてのランナーがそれを必要としているわけではありません。
エリプスは、その流れにあえて背を向けたシューズです。
速さではなく、走ること自体の気持ちよさに価値を置いています。
ペースを気にせず、足裏の心地よさに身を委ねて走る。
そんな時間を思い出させてくれる一足だと思います。
タイムを追いかけるのに少し疲れてしまった方にこそ、履いてみてほしいシューズです。
購入前にチェックしておきたい最終確認ポイント
最後に、買う前の確認事項を3つだけ挙げておきます。
ひとつ目はサイズ。
基本は普段どおりで問題ありませんが、甲が高い方はつま先の圧迫感を試着で確かめてください。
2つ目は用途です。
ジョグ専用と割り切れるかどうかが、満足度を大きく左右します。
スピード練習用の1足を別に持っているなら、迷わず選んでいいと思います。
3つ目は走る環境。
雨の日も走る習慣がある方は、天候用のシューズを別に用意しておくと安心です。
この3点さえクリアできれば、エリプスは長く付き合える相棒になってくれるはずです。
気になっている方は、ぜひチェックしてみてください。









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