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【ナイキ】ペガサス42をレビュー!前作41との違いとサイズ感を徹底解説

【NIKE】ペガサス42
総合評価
( 4.5 )
メリット
  • 着地衝撃をしっかり吸収する
  • 前足部の薄底感が解消された
  • 足元がブレず安定感が高い
  • 耐久性が高く長く使える
  • 17,600円と価格が控えめ
デメリット
  • 266g前後とやや重たい
  • スピード練習には向かない

「ナイキのペガサス42、実際のところどうなの?」と気になっている方は多いはずです。

シリーズ42作目となる今作は、フルレングスのAir Zoomユニットを搭載し、履き心地が大きく変わりました。

とはいえ、進化を感じる部分もあれば、正直に言って気になる部分もあります。

この記事では、ペガサス42のスペックから実走の感触、前作41との違いや口コミまで、まとめてレビューしていきます。

目次

【ナイキ】ペガサス42 レビューの結論|どんなランナー向けの一足?

しんきち

ねえよーすけ、ペガサス42って結局「買い」なの?長いレビューを読む前に、先に結論だけ知りたいなあ。

よーすけ

いい質問だね。ひとことで言うと「速く走らせてくれる靴」じゃなくて「脚を守ってくれる靴」なんだ。
まずはここを押さえておこう。

ペガサス42は、ナイキのデイリートレーナーとして40年以上続くシリーズの最新作です。

今作はフルレングスのAir Zoomユニットを搭載し、着地の衝撃をしっかり受け止める方向へ舵を切りました。

その一方で、重量やスピードへの対応力には割り切りが必要な部分もあります。

まずはペガサス42がどんな性格のシューズなのか、そして誰に向いているのかを整理しておきましょう。

Point
  • 性格は衝撃吸収型:反発より、脚を守る快適さが持ち味
  • 主戦場はジョグとLSD:日々の距離を積む練習でこそ活きる
  • 重さは正直ネック:スピード練習中心の人には物足りない

ペガサス42レビューの総評|守りに強いデイリートレーナー

ペガサス42を一言で表すなら、「着地の衝撃を消しにきたシューズ」です。

かかとからつま先まで通ったAir Zoomユニットが、接地のたびにモチッと沈み込み、路面の硬さをほとんど感じさせません。

前作41では薄く感じられた前足部も、今作ではしっかりとした厚みとエアの手応えがあります。

ただし、その柔らかさと引き換えに、蹴り出しのパワーは吸収されがちなんです。

グイグイ前に運んでくれるロッカー感もほとんどなく、あくまで自分の脚で進んでいく感覚が残ります。

つまりペガサス42は、記録を狙う武器ではなく、日々の練習を怪我なく積み重ねるための土台。

「守り」に全振りした一足という評価が、いちばん実像に近いでしょう。

ペガサス42を買うべき人・見送ってよい人の目安

買って満足度が高いのは、ジョグやLSDが練習の中心になっているランナーです。

体重が重めの方や、ランニングを始めたばかりで脚づくりの途中という方にも、この衝撃吸収力は心強い味方になります。

前作41を履いていて「もう少しクッションが欲しい」と感じていた人なら、今作のアップデートは素直に嬉しいはずです。

逆に見送ってよいのは、インターバルやテンポ走で使える軽快な一足を探している場合。

実測で260g台後半から300g前後という重量は、同価格帯のライバルと比べると明確に重い部類に入ります。

弾む感覚を求めるならペガサスプラス、厚みを求めるならボメロ系という選択肢もあるでしょう。

用途をジョグ用と割り切れるかどうかが、判断の分かれ目になります。

ペガサス42の基本スペックと価格をレビュー前に整理

項目ナイキ ペガサス42
発売日2026年4月
価格17,600円(税込)
重さ約266g(25.5cm実測)/約300g(28.0cm)
スタック高かかと37mm/前足部27mm
ドロップ10mm
ミッドソールReactXフォーム+フルレングスAir Zoomユニット
アッパー2層構造エンジニアードメッシュ
アウトソール耐摩耗ラバー(ワッフルパターン)
しんきち

数字がずらっと並んでるけど、正直どこを見ればいいのか分からないよ。特に気にするポイントってあるの?

よーすけ

見るべきは重さとドロップ、それに価格の3つだね。
この数字を押さえておくと、後の走行感の話がスッと入ってくるよ。

ペガサス42のスペックで目を引くのは、スタック高が前作41と同じ37mm/27mmに据え置かれている点です。

厚底化が進む中であえて厚みを増やさず、内部のAir Zoomユニットで快適さを稼ぐ設計になっています。

ドロップ10mmという数値も、かかと着地のランナーに馴染みやすい伝統的なセッティングです。

一方で重量は決して軽くなく、そこがこのシューズの評価を分けるポイントになっています。

Point
  • 厚みは据え置き:37mm/27mmで前作と同値
  • ドロップは10mm:かかと着地と好相性の設定
  • 重量は重め:軽快さより保護性能を優先

ペガサス42のスペック一覧|重さ・スタック高・ドロップの読み解き方

まず重さですが、実測で25.5cmが約266g、28.0cmで約300gという数値でした。

ジョグ用シューズとしては重い部類で、手に取った瞬間に「ずっしり」と感じる方も多いはずです。

この重量は、クッション材と耐摩耗ラバーをしっかり確保した結果と考えるのが自然でしょう。

スタック高はかかと37mm、前足部27mm。

数字だけ見ると前足部は薄めですが、Air Zoomユニットが内蔵されているため、体感の厚みは数値以上にあります。

ドロップ10mmはかかとから前足部への傾斜がしっかりある設定で、ふくらはぎやアキレス腱への負担を抑えやすい構造。

ランニング初心者ほど、この10mmという数値の恩恵を受けやすいんです。

ペガサス42の価格は17,600円|前作からの値上げ幅をどう見るか

ペガサス42の定価は17,600円(税込)で、前作ペガサス41から1,100円ほど値上がりしました。

正直、上がったと聞くと身構えてしまいますよね。

ただ、いまのランニングシューズ市場を見渡すと、デイリートレーナーでも2万円を超えるモデルが珍しくありません。

ホカやニューバランスの主力モデルが22,000円前後で並ぶ中では、むしろ抑えた価格設定と言えるでしょう。

加えてペガサスシリーズは流通量が多く、発売から数か月経つとセール価格が出やすいのも特徴です。

実際、10%から15%オフで見つかる場面もあり、急ぎでなければ値下がりを待つ手もあります。

耐久性の高いアウトソールを考えれば、1足あたりの走行距離あたりのコストは決して高くありません。

ペガサス42の最大の進化点はフルレングスAir Zoom

しんきち

「フルレングスのエアズーム」って何度も出てくるけど、前とそんなに違うものなの?

よーすけ

これがね、今作でいちばん変わったところなんだ。
エアの入り方が変わるだけで、走った感触は別物になるんだよ。

ペガサス41までは、Air Zoomユニットが前足部とかかと部にそれぞれ分かれて入っていました。

今作42では、そのユニットがかかとからつま先まで一本につながり、しかもカーブを描くスプーン状に配置されています。

ナイキ公式によれば、これによりエネルギーリターンは前作比で約15%向上。

数値以上に効いているのは、足裏全体で衝撃を受け止められるようになった点です。

Point
  • ユニットが一体化:かかとから前足部までつながる構造
  • 曲線形状を採用:プレートのような手応えが生まれる
  • 前足部が実質増量:厚みは同じでもクッション量アップ

フルレングス化でクッション性と反発はどう変わったのか

走り出してまず感じるのは、着地のたびに伝わってくる「ブニュッ」とした独特の沈み込みです。

この感触はほかのミッドソール素材ではなかなか味わえないもので、Air Zoomならではの個性と言えるでしょう。

特に変化が大きいのは前足部。

スタック高は前作と同じ27mmのままですが、独自のスプリング構造によってクッション材が実質3mm増量されています。

そのため、フォアフット着地でも路面の硬さがほとんど伝わってきません。

前作41で「前足部が薄い」と感じていた方なら、履いた瞬間に違いが分かるはずです。

一方で反発については、期待するほど強く跳ね返ってくる感覚はありませんでした。

ReactXフォームとの組み合わせで生まれる独特の走行感

ミッドソール素材は前作から変わらずReactXフォームが採用されています。

ReactXは安定性と耐久性に優れる反面、最新の高反発フォームと比べると弾む力は控えめな素材です。

そこにAir Zoomユニットの吸収力が加わることで、ペガサス42は「柔らかいのに転がらない」独特のキャラクターになりました。

厚底シューズにありがちな、勝手に前へ運ばれる感覚はほとんどありません。

着地から蹴り出しまでフラットで、自分の脚で地面を捉えて進んでいく感覚が残ります。

これを「物足りない」と取るか、「フォームを崩さず走れる」と取るかは人それぞれ。

脚づくりを目的にするなら、この味付けはむしろ理にかなっているんです。

ペガサス42と前作ペガサス41の違いを比較レビュー

項目ペガサス42ペガサス41
Air Zoomフルレングス(曲線形状)前足部・かかと部に個別配置
ミッドソール素材ReactXReactX
スタック高37mm/27mm37mm/27mm
重さ(25.5cm実測)約266g約259g
アッパー2層構造エンジニアードメッシュエンジニアードメッシュ
ラスト(木型)前足部にゆとりを追加標準的な幅
価格(税込)17,600円16,500円
しんきち

表を見ると同じところも多いね。これ、41から買い替える意味ってちゃんとあるのかな?

よーすけ

鋭いね。
カタログの数字は似てるんだけど、履いて走ると別物なんだ。
どこが違うのか具体的に見ていこう。

スペック表を並べると、ペガサス42と41は驚くほど共通点が多いことが分かります。

ミッドソール素材もスタック高も同じで、ドロップも10mmで据え置き。

それでも実際に履き比べると、多くのレビュアーが「まったく違う」と口を揃えます。

違いを生んでいるのは、素材そのものではなく構造とフィット感の変更です。

Point
  • 数値はほぼ同じ:厚み・素材・ドロップは据え置き
  • 構造が別物:エアの入り方で接地感が一変
  • 足入れも変化:前足部にゆとりが加わった

ミッドソールとアウトソールに起きた変化

ミッドソールで変わったのは、前述のとおりAir Zoomユニットの配置です。

前作は前足部とかかと部にエアが分かれて入っており、着地時の主張はかなり控えめでした。

今作はそれが一体化したことで、足裏のどこで着地しても衝撃が吸われる感覚があります。

アウトソールも見た目から変わりました。

41までは、かかとから前へ体重移動を促すようなガイドラインが刻まれていましたが、42ではよりフラットな設計に。

そのため前作は「かかとから転がすように走る」のが最もスムーズでしたが、今作はフラット着地がいちばん気持ちよく走れます。

走り方の相性そのものが変わった、と言ってもいいでしょう。

アッパー・履き口まわりのフィット感の違い

アッパーは2層構造のエンジニアードメッシュへと変更されました。

触った印象は前作と大きく変わりませんが、足を入れると厚みのある生地がやわらかく包み込んでくれます。

大きいのはラスト(木型)の変更で、前足部と つま先方向にゆとりが加えられました。

とはいえ劇的に広がったわけではなく、言われて初めて気づく程度という声も少なくありません。

幅広が苦手な方でも、極端にルーズになる心配はないでしょう。

シュータンはガセットタン仕様でクッションが分厚く、足の甲に当たる感触がとても心地よい仕上がり。

ヒールカウンターも高めに設計されており、走行中にかかとが抜ける不安はありませんでした。

ペガサス42のサイズ感をレビュー|普段のサイズで大丈夫?

しんきち

ネットで買いたいんだけど、サイズ選びって毎回こわいんだよね。
ペガサス42はいつもと同じでいいのかな?

よーすけ

結論から言うと、普段のナイキサイズでほぼ問題ないよ。
ただ木型が変わったから、そこだけ知っておくと安心だね。

ペガサス42は、ナイキ標準のサイズ感を素直に踏襲しています。

複数のレビュアーが、前作41や他のナイキ製品と同じサイズで違和感なく履けたと報告しています。

ただし今作からラストが変更され、前足部の形状に手が入っている点は押さえておきたいところ。

足幅や甲の高さに悩みがある方ほど、この変更の影響を感じやすいはずです。

Point
  • 基本は普段どおり:ナイキの通常サイズでOK
  • 前足部は微増:幅と甲の高さにゆとりが追加
  • 迷うなら試着:ワイド展開も選択肢に入る

ラスト変更で前足部にゆとりが出たポイント

今作から木型が見直され、つま先と前足部に少しゆとりが持たせてあります。

デジタルノギスでの実測では、前足部の幅が前作の106.5mmから108.2mmへとわずかに広がっていました。

数値としては2mm弱の差ですが、履くと甲の高さ方向にも余裕が出ているのが分かります。

とはいえ、外側から眺めるとむしろシャープに見えるほどで、極端にぼってりした印象はありません。

「幅広は苦手」という方が心配するほどの変化ではないでしょう。

一方で中足部からかかとにかけては、しっかりと足をホールドしてくれる設計。

ロングランで脚が疲れてきても、シューズの中で足が泳ぐような感覚はありませんでした。

幅広・甲高の人とワイドモデルの選び方

足幅が広い方や甲が高い方にとって、今作のラスト変更は素直にプラスに働きます。

前作41で小指side側の当たりが気になっていた方なら、42で解消されるケースもあるでしょう。

それでも窮屈さが残る場合は、ワイド(2E相当)モデルを検討する手があります。

ただしナイキ公式オンラインでのワイド展開は流通状況によって変わるため、在庫は事前に確認しておきたいところ。

公式のカスタムサービス「NIKE BY YOU」なら、ワイドを選べる場合もあります。

実際にBY YOUで26cmワイドをオーダーしたランナーは、締め付けのないジャストフィットだったと報告していました。

価格は通常より2,200円ほど上がりますが、幅で悩んできた方には十分検討の価値がありますね。

ペガサス42を実際に走って感じた実走レビュー

しんきち

いよいよ走ってみた感想だね!
実際のところ、履いて走るとどんな感じなの?

よーすけ

これがけっこう面白くてね。
ゆっくり走るときと、ペースを上げたときで印象がガラッと変わるんだ。

ここからは、ペガサス42を実際に路上で走らせたときの感触を掘り下げていきます。

結論を先に言えば、このシューズは走るペースによって評価が大きく分かれます。

ゆったりしたジョグでは驚くほど快適で、ペースを上げるほど重さと反発の弱さが顔を出す。

その振れ幅こそが、ペガサス42という一足を理解するカギになります。

Point
  • ジョグは極上:着地衝撃をほぼ感じない快適さ
  • ロング走に強い:翌日の脚の残り方が良好
  • 速さは苦手:ペースを上げるほど疲れやすい

ジョグ・LSDでのクッション性と翌日の脚の残り方

キロ5分30秒から6分台のジョグで走ると、このシューズの良さが一気に立ち上がってきます。

かかとから着地したときの包み込まれるような吸収感、そこから自然に体重が移っていく流れがとにかく心地よい。

アスファルト中心のコースでも、路面の硬さが脚に突き上げてくる感覚がほとんどありません。

加えてヒールカップの作りがしっかりしているため、足元がブレず安定感も高い水準です。

特に効果を実感できるのが、ロング走やLSDの翌日でしょう。

「いつもより脚に疲れが残っていない」と感じたという報告は、複数のレビューで共通していました。

距離を積む時期に、脚のダメージを抑えたいランナーにとっては頼れる存在です。

ペースを上げたときの反発感と正直な失速感

問題はペースを上げたときです。

公式にはエネルギーリターン15%向上とありますが、走った体感は「反発」より「吸収」の印象が圧倒的に強い。

蹴り出そうと力を入れても、Air Zoomユニットがその力を受け止めてしまう感覚があります。

ミッドソールのReactX自体が安定性重視の素材であることも、この傾向に拍車をかけています。

そこに260〜300gという重量が乗るため、前へ進みにくい要素が重なってしまうんです。

サブ3レベルのランナーが気持ちよく走ったペースが、キロ5分00秒前後だったという報告もありました。

スピード練習で使うと、自分の力不足と勘違いしかねません。

ペガサス42の気になる点

しんきち

ここまで聞くといい靴っぽいけど、逆にマイナスなところってどこなの?正直に知りたいなあ。

よーすけ

もちろんあるよ。
大きく分けると重さと推進力の2つだね。
ここを許せるかどうかが購入判断の分かれ目になるんだ。

ペガサス42は完成度の高いシューズですが、手放しで褒められるわけではありません。

特に指摘が集中しているのが、重量と前への進みにくさという2つの弱点です。

どちらもクッション性能を優先した結果として生まれたトレードオフと言えます。

購入前に、この2点を自分の走り方と照らし合わせておきましょう。

Point
  • 重量がネック:同価格帯の中では重い部類
  • 推進力は弱め:蹴った力が吸収されがち
  • 転がり感も控えめ:ロッカー構造は期待できない

重量が気になる|同価格帯モデルとの比較

手に取った瞬間、多くの人が「重い」と感じるはずです。

実測では25.5cmで約266g、28cmでは308gという報告もあり、前作41から数g増えています。

同じ25.5cm実測で並べると、ノヴァブラスト5が約227g、ペガサスプラスが約226g。

40gの差は、1キロあたり数百回の接地を繰り返すランニングでは決して小さくありません。

ただしこの重さは、クッション材と耐摩耗ラバーをしっかり確保した結果でもあります。

言い換えれば、保護性能と耐久性を買うための代償なんです。

軽さを最優先するランナーには、正直おすすめしにくい部分でしょう。

推進力とロッカー感の物足りなさをどう捉えるか

もうひとつの弱点が、前に進む力の乏しさです。

公式資料ではつま先のそり上がりとスプリング構造がうたわれていますが、走ってみるとロッカー的な転がり感はほとんど感じられません。

ドロップ10mmという数値から「勝手に転がるシューズ」を想像すると、期待外れに終わる可能性が高いでしょう。

着地から蹴り出しまでは、あくまでフラットで自然な動きです。

また、雨上がりの路面ではグリップが弱く滑ると指摘するレビュアーもいました。

一方で「濡れた路面でも不安はなかった」という声もあり、この点は評価が割れています。

いずれにせよ、シューズに助けてもらう走りを求める人には物足りない仕上がりです。

ペガサス42の耐久性と寿命の目安

しんきち

17,600円って安くはないよね。
どれくらい走れる靴なのか、寿命の目安も知っておきたいなあ。

よーすけ

そこは安心していいポイントだよ。
ペガサスは昔から耐久性で評価されてきたシリーズだからね。

ペガサスシリーズが長年支持されてきた理由のひとつが、へたりにくさです。

ミッドソールのReactXは反発こそ控えめですが、耐久性の面では信頼できる素材と評価されています。

アウトソールにも耐摩耗ラバーが必要な箇所に厚めに配置されており、日々の練習に使い倒せる作りです。

ここでは、実際に走り込んだランナーの報告をもとに寿命の目安を整理していきます。

Point
  • ソールは強い:耐摩耗ラバーで摩耗しにくい
  • 100km程度は余裕:目立つ劣化の報告なし
  • 目安は600km前後:使い方次第で前後する

アウトソールの摩耗具合と雨天時のグリップ力

111km走行時点での報告では、多少の擦れや摩耗はあるものの、大きな削れは見られなかったとされています。

かかと着地のランナーではヒール部の摩耗がやや目立ち始めたものの、耐久性そのものへの不安はない水準でした。

これはアウトソールのラバーに十分な厚みがあるためで、ペガサスシリーズ伝統の強みでもあります。

接地する箇所と蹴り出す箇所にのみラバーを配置する設計は、軽量化にも一役買っています。

雨天時のグリップについては、前述のとおり評価が分かれる部分。

「濡れた路面でも滑る場面はゼロだった」という声がある一方、「雨上がりは滑りやすい」と感じたレビュアーもいます。

路面の種類や着地の癖によって印象が変わる、と捉えておくのが無難でしょう。

何km走れる?買い替えを考えるサイン

一般的なデイリートレーナーの寿命は、500kmから800km程度が目安とされています。

ペガサス42もこのレンジに収まり、耐久性重視の設計を考えれば600km以上は十分狙えるでしょう。

月間100km走るランナーなら、半年ほどが交換の目安になります。

買い替えのサインとして分かりやすいのが、アウトソールのラバーが削れて白いミッドソールが露出してくること。

また、着地したときのモチッとした感触が薄れ、路面の硬さを感じるようになったら要注意です。

ペガサス42の場合、Air Zoomユニットの沈み込みが持ち味なので、この変化は比較的分かりやすいはず。

脚や膝に違和感が出始めたら、走行距離にかかわらず交換を検討してくださいね。

ペガサス42をライバルシューズと比較

シューズ重さ価格(税込)ミッドソールスタック高
ペガサス42約266g17,600円ReactX+Air Zoom37/27mm
ペガサスプラス約226g22,000円ZoomX35/25mm
ボメロ18約273g16,500円ZoomX+ReactX46/36mm
ノヴァブラスト5約227g16,500円FF BLAST MAX41.5/33.5mm
しんきち

似た値段の靴っていっぱいあるよね。
その中でペガサス42を選ぶ理由ってあるのかな?

よーすけ

どれも良い靴だからこそ、性格の違いで選ぶのが正解だよ。
ペガサス42の立ち位置をはっきりさせておこう。

表を見ると、ペガサス42は重量でもスタック高でも突出した数字を持っていません。

むしろライバルと比べて重く、厚みも控えめという、スペック上は不利な立ち位置です。

それでも選ばれる理由は、Air Zoomユニットが生む独特の接地感と、シリーズ譲りの耐久性にあります。

数字では測れない部分に価値がある一足、と言い換えてもいいでしょう。

Point
  • 軽さで選ぶなら他:プラスやノヴァブラストが優位
  • 厚みで選ぶなら他:ボメロ18が圧倒的
  • 安定感なら42:足元がブレない安心感が持ち味

ペガサス42 vs ペガサスプラス|同じシリーズ内での選び分け

まず迷いやすいのが、同じペガサスの名を冠したペガサスプラスとの比較です。

プラスはZoomXフォームのみで構成された弾む系のモデルで、42より40g近く軽い約226g。

足を入れた瞬間から軽快で、走る楽しさという点では明確に上を行きます。

ただし価格は22,000円と4,400円高く、ZoomXは柔らかい分へたりも早めです。

一方のペガサス42は、重い代わりに安定感と耐久性で勝負するタイプ。

週に何度も履き回すメインのジョグ用なら42、テンポ走や気持ちよく飛ばしたい日にはプラス。

そんな棲み分けにすると、どちらも生きてきますね。

ペガサス42 vs ボメロ18・ノヴァブラスト6|厚底系との違い

ボメロ18はスタック46mmのマックスクッション系で、クッション量ではペガサス42を大きく上回ります。

ZoomXとReactXの組み合わせにより、疲れた脚でのリカバリージョグに特に強い一足です。

ただし約273gと重く、ロッカー構造で走らされる感覚が強いため、好みは分かれるでしょう。

アシックスのノヴァブラスト6は、軽さと反発を高いレベルで両立した弾む系の代表格。

1足で幅広い練習をこなしたいランナーには、こちらの方が使い勝手が良いはずです。

まとめると、厚みと保護性能ならボメロ、万能さと軽快さならノヴァブラスト。

そして「自分の脚で走りながら脚を守りたい」ならペガサス42という整理になります。

ペガサス42の口コミ・評判レビュー

しんきち

ほかのランナーさんはどう言ってるんだろう?
よーすけの感想だけじゃなくて、みんなの声も気になるなあ。

よーすけ

いい着眼点だね。
国内外のレビューを見ていくと、褒めるところと不満なところが見事に共通してるんだよ。

ペガサス42は発売直後から多くのランナーがレビューを公開しており、評価の傾向がかなりはっきりしています。

面白いのは、良い口コミと悪い口コミが同じ特徴を裏表で語っている点です。

クッション性を評価する声と、その柔らかさゆえの遅さを指摘する声が同時に存在しています。

ここでは代表的な意見を、ポジティブとネガティブに分けて整理していきます。

Point
  • 高評価は快適性:クッションと安心感に集中
  • 低評価は重さ:軽快さを求める層から不満
  • 評価は分かれる:用途によって満足度が変わる

良い口コミ|クッション性と安心感への高評価

最も多かったのが、着地衝撃の少なさを称賛する声です。

「歴代ペガサスの中で最高の完成度」と評価するレビュアーもおり、シリーズファンからの支持は厚いようです。

特に前足部の進化を挙げる意見が目立ち、薄底感が消えたことをプラスに捉える声が多く見られました。

海外のレビューでも、Air Zoomユニットがプレートのように機能し、数値以上のクッション性が得られると評されています。

「ペガサス37のような弾む感覚が戻ってきた」という指摘もありました。

また、ジムでのトレーニングから日常のジョギングまで何も考えずに使える万能さも、繰り返し語られているポイント。

タフに使い倒せる相棒として、信頼を集めているんです。

悪い口コミ|重さと反発の弱さへの不満

一方で厳しい評価もはっきりと存在します。

最も多いのが重量への不満で、「ジョグシューズとしては重い」という指摘は国内レビューで頻出しました。

推進力についても、「反発力がなく前に進まない」と手厳しく評したレビュアーがいます。

ReactXフォームを使い続けている点を「一昔前のミッドソール」と表現する声もありました。

各社が新素材を投入する中で、素材面の古さを感じるという意見です。

さらに「大きな進化はない、良くも悪くもいつものペガサス」と評価を落ち着かせるレビューも見られます。

劇的な変化を期待して購入すると、肩透かしを食らう可能性はあるでしょう。

ペガサス42はこんなランナーにおすすめ

しんきち

良いところも悪いところも分かってきたよ。
じゃあ結局、どんな人が買えば正解なのかな?

よーすけ

そこをはっきりさせておこう。
向き不向きがくっきり分かれる靴だから、自分に当てはまるか確かめてみてね。

ペガサス42は、万人受けを狙ったシューズではありません。

脚を守りながら距離を積むという目的にはっきり振り切っているため、合う人には強力な相棒になります。

逆に、シューズの助力で速く走りたい人にとっては物足りない場面が多いでしょう。

ここでは、おすすめできる人とそうでない人を具体的に整理していきます。

Point
  • ジョグ中心なら◎:日々の練習で真価を発揮
  • 初心者にも安心:慣らし不要で履き出しから快適
  • 速さ重視は△:別モデルを検討したほうが賢明

初心者・サブ4を目指す市民ランナーに向く理由

まず自信を持っておすすめできるのが、これからランニングを本格的に始める方です。

着地衝撃を吸収してくれるため、脚づくりが途中の段階でも故障のリスクを抑えやすくなります。

慣らし運転が不要で、履いた初日から快適に走れる点も初心者向きと言えるでしょう。

サブ4からサブ5を目指してコツコツ練習を積む市民ランナーにも好相性です。

週に何度もジョグを重ねる人ほど、翌日の脚の軽さという恩恵を実感できるはず。

体重が重めで着地の負担が大きい方にも、この保護性能は心強い味方になります。

「薄底は怖いけれど、自分の脚でしっかり走りたい」という方にぴったりの一足です。

おすすめしないランナーと代替候補シューズ

逆におすすめしにくいのは、インターバルやテンポ走が練習の中心になっている方です。

ペースを上げるほど重さと反発の弱さが足を引っ張り、余計な疲労を招いてしまいます。

シューズの重量を1gでも削りたいという方にも、266g前後という数字は受け入れがたいでしょう。

その場合の代替候補は、軽さと弾みを両立したペガサスプラスです。

クッション量を最優先するならボメロ18、1足で幅広い練習をこなしたいならノヴァブラスト6も選択肢になります。

また、転がるようなロッカー感が好きな方には、そもそもペガサス42の設計思想が合いません。

コスパ重視なら、セール価格になった前作41を狙うのも十分ありな判断です。

ペガサス42のレビューをまとめます!

しんきち

いろいろ聞いて頭が整理できてきたよ。
最後にぎゅっとまとめてもらえるとうれしいな!

よーすけ

もちろん。
ここまでのポイントを振り返って、ペガサス42がどんな一足だったのかを締めくくろう。

ナイキ ペガサス42は、フルレングスのAir Zoomユニットによって「守り」に大きく舵を切った一足でした。

着地衝撃をしっかり吸収し、日々のジョグやLSDを快適にしてくれる性能は、シリーズの中でも屈指と言えます。

その一方で、266g前後という重量と反発の弱さは、スピードを求めるランナーにとって明確なマイナス。

この長所と短所は表裏一体であり、どちらを重く見るかで評価が変わります。

Point
  • 最大の進化点:Air Zoomのフルレングス化
  • 得意な使い方:ジョグとLSDで距離を積む
  • 割り切りが必要:重さと推進力の弱さ

前作ペガサス41と比べると、スペックの数値そのものはほとんど変わっていません。

それでも走った感触が別物になっているのは、エアの入り方とアウトソール形状が刷新されたからです。

41が「かかとから転がして走る靴」だったのに対し、42は「フラットに着地して受け止めてもらう靴」へと変化しました。

この違いは、実際に履いてみると数値以上にはっきり感じられるでしょう。

サイズ感については、普段のナイキサイズを選べばまず問題ありません。

前足部にわずかなゆとりが加わったため、幅広や甲高で悩んできた方にも試す価値があります。

耐久性はシリーズ譲りで、600km前後は十分に走り込める作りです。

価格は17,600円と、2万円超が並ぶ現在の市場では抑えめな設定と言えるでしょう。

もしあなたが、ジョグ中心で脚を守りながら距離を積みたいランナーなら、ペガサス42は素直におすすめできます。

逆にスピード練習をメインに考えているなら、ペガサスプラスやノヴァブラスト6を検討したほうが満足度は高いはず。

用途を「日々の練習用」と割り切って選べば、長く付き合える一足になってくれますよ。

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