アトピーで顔にはプロトピックを塗るように処方されたけど、副作用とかどうなんだろう?
副作用は気になるよね。
本記事は、プロトピックを顔に塗った時の副作用を心配している人に向けた内容となります。
私は21歳から~31歳までの10年間、毎日欠かさず顔に塗り続けました。
激しいリバウンドを乗り越え、今はプロトピックを塗ることなく生活できるようになりました。
10年間の長い年月で私が感じた、プロトピックの副作用をできるだけ詳しく紹介していきますね。
どうぞ、最後までごらんください。
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プロトピックが顔に及ぼした副作用とは?本ブログで暴露します!
お医者さんから、ステロイドと違ってプロトピックは、赤みや皮膚の萎縮(薄くなってペラペラになること)はないから安心してずっと使えるよ。
と言われた人も多いのではないでしょうか。
私のその一人で、10年間ずっと顔に塗り続けていました。
はたして本当に、ずっと使える薬だったでのしょうか。
答えは、NOでした。私の場合。
結論から言うと、10年目に入った瞬間にプロトピックでは調整することができないくらいに顔がグチャグチャになり、止めざるを得ない状況に。
長い10年の間で私が、プロトピックを顔に塗り続けて感じた主な副作用はこちらの5つになります。
- チクチクする痒み
- ニキビができやすい
- 風邪をひきやすい
- 糜爛(びらん)部分への塗布はNG
- 半永久的に塗らなければならない
それぞれ、順に紹介していきますね。
プロトピックが顔に及ぼした副作用①:チクチクする痒み
一つ目は、チクチクする痒み。
これは、塗り始めに出る副作用で、私は3日ほど塗れば慣れてきました。
常に顔を触っていないと、落ち着けなかった記憶があります。
人によっては、まるで火傷をしたかのようなヒリヒリ感に襲われて使用できなかったという人も…。
今思えば、正常な体の反応だったんだな~と感じますね。
このチクチク(ヒリヒリ)する痒みは、ほとんどの人が経験する副作用でしょう。
プロトピックが顔に及ぼした副作用②:ニキビができやすい
プロトピックが顔に及ぼした副作用の2つ目は、ニキビができやすいこと。
プロトピックは軟膏なので、油分が強く保湿能力も抜群。
もともと乾燥肌なのでニキビとは無縁だったのですが、冬にプロトピックを塗りニキビができた時は、少しビックリしてしまいました。
アトピー(肌荒れ)を治すためにプロトピックを塗ったのに、ニキビができてしまっては本末転倒。(汗)
しかし当時の私は、アトピーよりもニキビの方がマシの考えだったのでそれほど不満はありませんでした。
プロトピックが顔に及ぼした副作用③:風邪をひきやすい
3つ目の副作用ですが、風邪をひきやすい体質になってしまいました。
この副作用は、プロトピックを使用して9年ほど経った時から感じるようになりました。
というのも、プロトピックは免疫抑制剤なので風邪をひきやすくなるのは当然の結果。
風邪をひいてしまうと、体力が奪われ、肌の回復も遅れてしまいます。
それまでの私は、全く風邪とは無縁の元気なタイプ。
しかしプロトピックを長期使用していた9年目は、1ヶ月の半分以上は熱が出ている状態が続き辛かった思い出が。
プロトピックが顔に及ぼした副作用④:糜爛部分への塗布NG
プロとピックが顔に及ぼした副作用の4つ目は、糜爛部分への塗布NG。
ただれている皮膚を指します。要は、皮膚がめくれてグジュグジュになっている状態です。
糜爛部分にプロトピックを塗布してしまうと、治まるどころか一気に広がる可能性があるので止めましょう。
では、そうなった場合はどうするのか?
ステロイドを使用するんです。(笑)
おかしな話ですよね、ステロイドの赤みが嫌だからプロトピックを使用しているのに。
私は、プロトピックで効かない部分をステロイドで一旦落ち着かせるという皮膚科界隈のオペレーションは、プロトピックの副作用であると考えます。
プロトピックが顔に及ぼした副作用⑤:半永久的に塗らなければならない
プロトピックが顔に及ぼした副作用の最後は、半永久的に塗らなければならないこと。
つまり、途中で止めてしまうとまた炎症がぶり返してしまう状態がずーっと続いていました。私の場合。
プロトピックを塗るという行為が、長い年月が経つと普通であるという感覚に完全に陥ってしまっていました。
怖くないですか?
ワセリンのような保湿剤ではなく免疫抑制剤を毎日ずーっと塗り続けるってこと。
息絶えるまで、ずっとプロトピックが効けば私も使用し続けていたかも知れません。
しかし実際は、10年目で使用の限界を感じて止める事になりました。
止めると、離脱症状(リバウンド)も襲ってきます。
その内容は、こちらで詳しく書いています。
>>【保存版】脱ステ(脱プロトピック)の経過をブログで紹介!
プロトピックを顔に塗った効果をブログで紹介
ここまで、プロトピックの副作用ばかり取り上げてきましたが、効果が全くなかったわけではありません。
ステロイドとは違い皮膚の萎縮をすることなく、顔の赤みがとれて一般の人と同じくらいにツルツルになった事は、塗り始めた当初とても嬉しく感動しました。
最初は感じたチクチク感も、3日ほどすれば慣れ顔に塗るだけだったので、面倒くさいと思うこともありませんでした。
今でこそプロトピックは使用していませんが、使用してた20代の10年間。
プロトピックのおかげでそれなりに人生を楽しむことができたので、使ってしまったという後悔は全くありません。
そもそも、このプロトピックは使ってはいけない薬ではないので、今使っている人もすぐに止めないと…と考える必要もありません。
私がプロトピックを止めた理由は、単純。
効かなくなっただけですから。
プロトピックは副作用を考える前に免疫抑制剤であること
5つ副作用を紹介した部分でも少し触れましたが、プロトピックは免疫抑制剤です。
免疫抑制剤とは…と詳しい説明は、お医者さんではないので書くことができませんが、皮膚の炎症レベルで使用するべきではない薬だと私は考えます。
ざっくりと免疫抑制剤は、臓器移植や癌の治療などに使用されるお薬で、その場面で期待される効果は抜群です。
しかし、クスリは逆から読むとリスク。
そう、素晴らしい効果が期待できる分その反動(副作用)も大きいものです。
ちょっとした肌荒れに、プロトピックを処方された場合は一度どういう薬が自分で調べることが大切です。
これはプロトピックに限らず、全てのお薬に対して言えることです。
プロトピックに頼りすぎはダメ!まずは食事試内容の見直しを
プロトピックを塗ると、翌日にはツルツルの肌になります。
私はその効果に甘えプロトピックさえ塗り忘れなければ、ずっと大丈夫と思っていました。
しかし、先述した通り10年を過ぎたあたりから効かなくなってしまいました。
その結果、プロトピックを止めざるを得なくなり離脱症状で苦しみました。
これを読んでいる人には、同じ苦しみを味わって欲しくありません。
本当に地獄のような苦しみなので。
長年プロトピックを塗り続けた私の経験からですが、プロトピックだけに依存するのは非常に危険です。
いきなり止めると一気に離脱症状が表れるでしょう。
その離脱症状を少しでも抑えるには、止める前から食事内容の見直しと運動を習慣化しておくことがオススメです。
特に食事に関しては体の中に摂り入れるので、非常に重要な部分となります。
アトピー書籍には、食事の中でも糖質を制限すると痒みが軽減され肌の回復が早くなると書かれています。
これまで私は食事は何を食べてもいい!との考えだったのですが、たまたまネットで目にしたnosh
ぶっちゃけると、大きな声で「noshはアトピーに最高!」とは言えません。
しかし、食べ始めて2週間くらいすると「そういえば、あまり痒くないなぁ」と気付いたんです。
これが、noshの効果なのかは分かりませんが、痒くはならなかったので定期的に今でも続けています。
当然アトピーの人全員に「これが良いよ!」と勧めるつもりはありません。
人によって痒みの原因は変わってくるので。
ただ食事を見直したいと考えている人は、試してみてもいいのではないでしょうか。
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実際にnoshを注文した記事もこちらで書いていますので、良かったらあわせてご覧ください。
>>【まずい?】nosh(ナッシュ)宅配弁当をレビュー!実際に食べてみた感想を暴露!口コミは嘘だった?
まとめ:プロトピックは顔に使用しない方がいい
10年間プロトピックを使用してきて、良い部分も悪い部分も経験してきた私。
この経験から出した私の答えは、プロトピックは使用しない方がいい。
ぶっちゃけ、いきなり薬に頼らずに根本的なところから見直すべきです。
生活習慣であったり、普段口にする食事の内容であったり。
今回は私が顔に10年塗り続けたプロトピックの副作用を紹介しました。
さいごになりますが、少しでも痒みが減る事を願って100個以上のアトピーグッズを試した私。
中でも効果を感じたアイテムのみ厳選してみました。
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