薬を塗っても全然アトピーが良くならなくて…
脱ステしようか迷っているんだけど、想像以上に大変そうでどうなっていくか不安だな。
僕もアトピーなので痒みや見た目の辛さは、痛いほど分かるよ。
この記事は、脱ステの名医である佐藤健二先生が推奨する辛い脱ステ&脱保湿に関する記事になります。
脱ステ経験者である私自身の脱ステ経過も紹介しますね。
また、私が脱ステ時に非常に参考になったブログも合わせて紹介します。
本記事では、数あるアトピー治療法の中でも脱ステ&脱保湿に特化した内容です。
脱ステなんか治療ではないって考えをお持ちの方は、この記事を読んでもきっと不快になるでしょう。
貴重なお時間の無駄になるので、そっとページを閉じちゃってください。
そして、本記事はこの通りにしないとアトピーが治らないといった内容ではありません。
あくまで私がずっと治らなかったアトピーに対して様々な治療をしてきた結果、一番自分にあった治療方法だったので記事にして紹介をしています。
脱ステを考えている人&脱ステで現在戦っている人に対して、少しでも情報提供ができれば…と思い書いた記事になります。
それでは、どうぞさいごまでご覧下さい。
\ここに全て集約させました/
一般的に脱ステはどのような経過をたどるのか?
一般的に脱ステをすると、どのような経過をたどって本来の皮膚に戻っていくのでしょうか。
脱ステはかなり辛い期間が続くので、事前に把握しておきたい内容ですよね。
大きく分けるとこの3つの段階を経て元通りの皮膚に戻っていくよ。
それぞれの期間を説明する前に、一つだけ。
脱ステをすると、一気に肌が正常になってツルツルのピカピカになるわけではありません。
ステロイドやプロトピック(免疫抑制剤)を使用して、弱まった皮膚を正常な状態に戻す方法が脱ステです。
よって、脱ステの辛い時期であるリバウンドを乗り越えた後は、通常のアトピーになります。
え?それならわざわざ辛い思いしなくてもいいんじゃない?
と思う人がいるかもしれませんね。
このブログを書いている私は、脱ステをした事で肌が強くなったのを実感し、QOL(生活の質)もグーンと上がったと自信をもって言えます。
それでは、脱ステの経過をステップごとに紹介しますね。
浸出液 期 (一般的な脱ステの経過)
脱ステをすると平均して1週間ほどでやってくる、リバウンド(薬の離脱症状)
自律神経が乱れて調整ができない体温、蚊に刺された時よりも何百、いや何千倍にも相当する激しい痒み、倦怠感、口渇…。
これらすべてが一気に襲ってきます。
搔き壊された皮膚は修復をする為に浸出液が出始め、より一層強い不快感が短くても1ヶ月は続きます。
しかし、脱ステはあとからしんどくなるのではなく、浸出液がでる最初の期間が一番過酷
浸出液がでる期間さえ超えれば、この後続く落屑期や乾燥期もきっと乗り切れるはずです。
浸出液に関してはこちらの記事で詳しく紹介していますので、合わせてご覧下さい。
落屑 期 (一般的な脱ステの経過)
浸出液がでる期間を終えると、次は落屑期です。
回復しきっていない状態で剝げ落ちる皮膚のこと。粉のような細かな皮膚ではなく、かさぶたくらいの大きさが一般的
浸出液の出る量はかなり減り、新しい皮膚が形成されては落ち、形成されては落ちを何度も繰り返します。
本来、再生途中の皮膚は放置しておくことが一番の回復ルートになるのですが、痒みが邪魔してくるんですね。
痒みで掻いてしまいせっかく再生した皮膚を剝がしてしまっても、安心してください。
注視して搔き壊した皮膚を見ると、掻破(そうは)の範囲が少しずつ狭くなっているのが分かるでしょう。
この期間は、完成しきっていない中途半端な皮膚なので見た目が化け物みたいになりますが、一番は気にしないことです。
ぶっちゃけ、あなたが思っているほど他の人はあなたの肌に興味ありません。
乾燥 期 (一般的な脱ステの経過)
脱ステの最後のステップとなる乾燥期
ここまでくれば、もはや脱ステのリバウンドに勝ったも同然です。
見た目は、赤みをおびた乾燥肌のようなイメージ
落屑期よりも剥げ落ちる皮膚が粉のように細かくなり、この状態までくると浸出液も止まっています。
残念ながら痒みは浸出液期と比べて軽減されますが、「0」にはなりません。
しかし、頑丈で掻いてもすぐに壊れない(ぐちゃぐちゃにならない)肌になっていることをきっと実感できるはずです。
私の脱ステの経過をブログで紹介します
アトピーの治療法において狭義となる脱ステ。
世間からはまだまだ認知されていない治療法で、多くの人からはそんなの治療ではないという意見がたくさんあるのも承知しています。
そんな中で私が参考(いや、熟読)にした本がこちら、
脱ステの名医、佐藤健二先生が書かれたまさに脱ステのバイブル書。
脱ステを検討中、あるいはすでに実践中の方は、絶対に1度は読むべき本だよ。
私は、医者ではないので脱ステをすればアトピーが良くなるとは言えないのですが…
実際に、ステロイド(プロトピック)を塗っていた時よりも肌は強くなりQOL(生活の質)も格段に上がったのは事実なので、ここで経過ブログとして紹介していきますね。
脱ステ経過
これが、私のからだ年表。
縦軸が私の元気度合いをパーセント化した数値、横軸が年月になります。
グラフの通り、脱ステをすると一気に右上がりには回復せず、アップダウンを繰り返しながら少しずつ良くなってきました。
脱ステを開始して5年が経過、今でもアトピーで痒みもあり、乾燥する季節は若干悪化もします。
しかし年月を重ねるごとに肌が強くなっていることを実感しており、この経過ブログを書いている2021年1月時点では、日常生活に支障がない程度まで回復しています。
2度のリバウンドを経験した私が、その経過を先ほど記載した3段階(浸出液期・落屑期・乾燥期)に分けて紹介していきますね。
浸出液 期(脱ステの経過ブログ)
これから経過ブログを紹介していくのですが、ぶっちゃけこの浸出液が出る初期の期間は、思い出したくないくらい辛かったです。
例えるなら、生き地獄。
2回目のリバウンドは1人で耐えることができずに入院。
倦怠感はもちろんのこと、びっくりしたのが異常になった自律神経
気温0℃に近い真冬の日でも寒いと感じず半袖で過ごしていました。(笑)
猛烈な痒みが24時間襲ってきて、血だらけになるまで掻き続けていました。
痒み<痛みという状態になってはじめて、掻く手を止めることができるレベルの痒さ。
掻き壊された体は血だらけで、浸出液が大量に流れ落ちます。
同時に、物凄く喉が渇くのですが一気に水分を摂ってしまうとダメな事は知っていたのすが予想以上に厳しく、ガブガブと飲んでしまったことも…
数時間もしない間に大量の浸出液が流れてきて、身をもって水分制限の大切さを学びました。
そんな口渇は、今まで飲んだことなかった炭酸水のウィルキンソン
炭酸が一番強いのが決め手に。一気飲みできない単純な理由だよ。
水分制限に関しては、こちらの記事を合わせてご覧ください。
落屑 期(脱ステの経過ブログ)
どばどばと流れ落ちていた浸出液の期間が終わると、見た目がゾンビみたいになる落屑期が到来。
周りの人は、気にしないって言ってもやはり自分では気になってしまいますよね。
落屑期間に入ると、倦怠感や自律神経の異常は治まり、口渇は少しマシに、痒みはそのままといった状態へとなりました。
大きさが数㎝ほどの痂皮が皮膚にくっついていると、どうしても取りたくなるんですよね、ダメだと分かっていても。
私も手癖がついてしまい、ついつい皮を剥ぎ取ってしまいましたが、治るスピードがかなり遅くなるので絶対にNGです。
もし取ってしまったら、筋トレをする罰を自分自身に与えていたよ。
望んではなかったのですが、少しだけマッチョにもなれました。
落屑に関しては、こちらで詳しく書いているので合わせてご覧下さい。
>>【アトピーに負けるな!】 落屑は治りかけのサイン?5つの対策方法を紹介!
乾燥 期(脱ステの経過ブログ)
乾燥の期間までくると、ぶっちゃけ余裕。
浸出液が止まると同時に喉の渇きも消えてました。
残ったのは、色素沈着と痒み。
色素沈着は年月が経過したらだんだんと薄くなっていきますが、痒みは少しマシになった程度です。
しかし、痒くて掻いてしまっても浸出液がでるほど掻き壊れることはなく、パラパラと細かな粉が落ちる程度にまで肌は強くなってくれました。
現在(脱ステの経過)
脱ステという治療に、このブログを書いている2023年1月現在で丸7年。
今でも痒みが残っていますが、掻いても傷すらできないくらいに強い皮膚になっています。
季節の変わり目や環境の変化で若干の悪化はありますが、年々悪化の波は小さくなってきているので、脱ステしている人はご安心を。
脱ステをして一番しんどいリバウンド期間が、最初に襲ってきます。
リバウンドの期間に関しては、こちらの記事でも詳しく書いていますので合わせてご覧下さい。
>>【3つの時短方法】脱ステロイドによるリバウンドの期間は?
脱ステの経過を参考にしたブログ
脱ステは、アトピーの治療方法のなかではまだまだマイナーです。
私の脱ステによるリバウンド中の期間は、理解をしてくれるお医者さんも周囲にいなく孤独との闘いだったので、精神的にもかなり不安な状態であったと今でも鮮明に覚えています。
そこで私がネットで血眼になって検索したのは、脱ステを経験された人の経過と信頼性のある情報でした。
そして、やっと2つのブログに辿り着き、辛い辛い脱ステの期間を乗り越えることができました。
脱ステの経過を参考にしたブログ①
北海道に住む、ミィさんのブログです。
リバウンドの一番つらい時期を毎日細かく記録に残しています。
情報が少し古い部分がありますが、皮膚が治っていく過程や状態を自覚的にではなく他覚的に書かれているので、脱ステ経験中の人は一度見てみると良いかと。
脱ステの経過を参考にしたブログ②
二つ目は、情報が正確で信頼ができるブログ。
脱ステ医といえばこの先生と言っても過言ではない、佐藤健二先生のブログです!
言葉が難しい部分がありますが、一つ一つゆっくりと呼んでいけば全然大丈夫ですよ。
ちなみに、脱ステをする人には絶対に読んで欲しい佐藤先生の本はこちら。
脱ステの全てが書かれています。
Q&Aのページは、佐藤先生の温かさにも触れることができるよ。
最新の肌の状態(脱ステして6年経過)
2023年1月の時点で脱ステをして7年を経過していますが、まだまだ完全に治ったとは言えません。
というのも、季節やストレスなどによってジュクジュクになったりする時が今でもあります。
私は冬に悪化しやすいタイプと思っていましたが、精神的な負担がかかると調子の良い夏でもダメな方向へ…。
アトピーって本当に厄介ですよね。(涙)
悪化をするたびに辛くはなりますが、過去に薬を使わずに綺麗になった自分が自信となり頑張ろうって思えます。
アトピーは人によって治療方法は全然違いますが、目指すゴールは一緒ですよね。
私の場合、悪化した時はヘトヘトになるくらいまで運動するのが治療への近道。
ある程度落ち着いたら、身体の中に取り入れる食事で調整する感じです。
脱ステはステロイドのように塗ってすぐに効果が現れる治療ではありません。
年単位での時間を要します。
しかし、1年前と比べると確実に肌が強くなっているのを実感しているので、今後も脱ステ・脱保湿の治療法でアトピーと戦い続けます!
そして、このブログに状態を記録していきます。
【追記情報】(2023.1)
季節的に悪化をする冬ですが、脱ステ7年目を迎える2023年はこれまでの冬とは違いました。
明らかに痒みのレベルが下がっているんです。
水分制限や運動などはこれまでと同じ強度で行っていたので2022年も変わりなく淡々とこなしていました。
思い返してみると、1つだけいつもと違うことをしているのに気づきました。
それは、nosh
nosh
このnosh
規則正しく運動もしてる人で、肌の回復に悩んでいる人は一度試してみてはいかがでしょうか。
\痒くなりませんでした/
こちらの記事にて、実際にnoshを食べた私がレビューしました。良かったらあわせてご覧ください。
>>【まずい?】nosh(ナッシュ)宅配弁当をレビュー!実際に食べてみた感想を暴露!口コミは嘘だった?
脱ステの経過をブログに残すことについて
いかがでしたでしょうか。
アトピーの治療法は様々あり、脱ステもその一つです。
決して、このブログはステロイド(プロトピック)を批判したり、アトピーの人は「脱ステをしないと治らないよ」って記事ではありません。
少しでも、脱ステに苦しんでいる人の参考になればと思い、この記事を書きました。
さいごになりますが、少しでも痒みが減る事を願って100個以上のアトピーグッズを試した私。
中でも効果を感じたアイテムのみ厳選してみました。
良かったら合わせて読んでね。
\ここに全て集約させました/
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