アトピー性皮膚炎の治療法の一つである脱ステロイド(※以下脱ステ)
その、脱ステ中に欠かさずに出てくる浸出液
一言でまとめるなら、不快極まりないですよね。
いったいこの浸出液はいつまで出るのだろうか…。
見えないゴールをさまよっているあなた、脱ステを頑張っているあなたに是非読んでもらいたい。

私も経験者なので、苦しんでいる人の辛さが痛いほど分かります。
この記事では脱ステによって出る浸出液について書いています。
本記事で分かる事
- 浸出液がいつまででるか
- 浸出液を早く止める3つの方法

本題に入る前に、軽く私のアトピー経歴を。
この記事を書いている人

過酷な2度のリバウンドから這い上がってきました。
生まれたときから肌は弱い
学生時代はむしろ美肌
2015年、アトピー発症
顔はプロトピック・体はステロイドを毎日塗布(1年間)
2016年、脱ステロイド(顔以外)⇒リバウンド1回目
2018年、脱プロトピック⇒リバウンド2回目
2018年、阪南中央病院に入院
その後の小さなリバウンドはあるも現在は、元気!
少しでも、浸出液で苦しんでいるあなたの負担が減りますように。
それでは、本記事へと進んでいきますね。
脱ステによる浸出液はいつまで出るのか?
脱ステのリバウンドの開始とともに症状として現れる、浸出液の存在
浸出液が出る時期は本当につらくて過酷です。
では、浸出液はいつまで出るのでしょうか?
ずばり、
脱ステロイド時に出る浸出液とは?
体力を吸い取っていき、異臭を放つ黄色の浸出液
脱ステのリバウンド時に出る浸出液とは、何なのでしょうか?
ずばり、浸出液とは壊れた皮膚を修復するための体液です。
決して、体に溜まっている有害な物質を体外に出しているわけではないので、出てきてもティッシュなどで吹かず放っておくのがベストです。
また、浸出液はタンパク質を多く含み、これが異臭の原因となっています。
脱ステによる浸出液が体に与える影響
脱ステによる浸出液が体に与える影響とは何でしょうか?
既に、脱ステをして浸出液と格闘した人ならウンウンと同意を頂けるはず…
これから、脱ステを考えている人は次のような症状が出てきますので、事前に把握しておいた方が混乱せずにいいでしょう。
- 臭い
- QOL(生活の質)の低下
- 喉が渇く
これら3つが代表的な体に与える影響になります。
一つずつ説明していきますね。
脱ステによる浸出液が体に与える影響①:臭い
浸出液はタンパク質を多く含んでおり、決しては体に悪いものではありませんが、かなり臭いんですね。
硫黄のような、スルメのような、とにかく臭いです!
しかし、広範囲まで臭いが充満し周りの人にまで影響を及ぼす強い臭いではなく、鼻を近づけて嗅いだ時に「クサッ!」ってなる程度なのでギリギリセーフかと…
脱ステによる浸出液が体に与える影響②:QOLの低下
脱ステによる浸出液が出はじめると、急転直下のごとくQOL(生活の質)が下がります。

肉体的、精神的、社会的、経済的、すべてを含めた生活の質のことを指します。
脱ステによる浸出液が体に与える影響③:喉が渇く

食事よりも水分。
しかも、ガブガブ飲んでもその欲求はおさえる事ができないんですね。
さらに後から書きますが、浸出液を止めるには飲みたい願望すらシャットアウトしなければならないんです。
私にとって、この我慢が脱ステ期間の中で一番辛かった…
脱ステによる浸出液をいつまでも出さない為に(3つの対策方法を紹介)
脱ステのリバウンドによって強い痒みが発生し、ダメだと分かっていても掻き壊してしまいます。
掻き壊した肌を修復する為に出てくる浸出液。
すぐに、この浸出液を止めることはできないのですが、何も対策をしないと出続けていつまでも辛い思いをするはめに。
また、浸出液出る=肌が掻き壊された状態なので、細菌感染のリスクも高まってしまいます。
少しでも、辛い期間を短くするために3つの対策方法を紹介するので、まだ実行していない人は試してみてください。

脱ステによる浸出液対策①:水分制限
一番重要で、一番つらいのが水分制限
何がつらいかって、ただ制限するだけではなくて、ムチャクチャ喉が渇いている状態でしないといけないんですよね。
つらい状態で水分制限をしないといけない理由は、必要以上に水分を摂取すると浸出液のでる量も増えいつまでも止まらないんですね。
私が身をもって経験済みです。
では何をしたらいいか?
具体的な方法は簡単、1日に食事以外で摂る水分の摂取量を1,000ml~1,500mlに調整することです。
ここで飲み方のポイントも紹介!
- ちびちびと飲む
がぶ飲みすると体内の水分量が一気に増え、その分浸出液の量も増えてしまうので、ちびちびと飲みましょう。
とはいえ、中々喉が渇いている時は正直厳しいですよね。
何かいい方法がないか模索した結果、
たどり着いたのが普段は決して飲まないこの強炭酸水KUOS-クオス-
炭酸水なら何でもいいというわけではなく、口がしびれるくらい強い炭酸水が脱ステで水分制限している人にはピッタリです。
少ない量で、のど越しが最高!
脱ステによる浸出液対策②:入浴
結論から言うと、浸出液が出ている期間はお風呂につかることは避け、シャワーで2~3分すすぐ程度でOKです。
お風呂に入ると、体がポカポカになり肌が柔らかくなる(ふにゃふにゃ)経験は誰にでもあるのではないでしょうか。
長時間の入浴による体温上昇は、お風呂上がりの痒みを増発させ良いことは一つもありません。
日常生活の中で入浴の時間は、リラックスできる時間ですが、脱ステによる浸出液が出ているときは決しておおげさでなく地獄
脱ステで浸出液が出ている時の入浴は、感染症にかかるのを避ける為だけのただの作業として割り切り乗り越えましょう。
脱ステによる浸出液対策③:ふきとらない
脱ステによる浸出液は、掻き壊された皮膚を修復するはたらきがあります。
臭いがキツイからといって、出ている浸出液をふき取るのは絶対にNG
特に、ティッシュは化学物質を含むので荒れている肌に接触すると悪化する可能性があります。
放置しておくのがベストなのですが、あまりにも量が多い場合は水洗いした薄いガーゼを被せてください。
浸出液でガーゼと肌が自然とくっつくので、テープなどを使用しなくてもOK
くっついたガーゼは、無理にはがさず1週間はそのままくっついた状態で問題ありません。

脱ステによる浸出液はいつまでも出ず、止まります
いつまでも、浸出液が出続けることはありません。
絶対に止まる日がきます!
脱ステの時に出る浸出液の期間を終えると、乾燥期に突入します。
ぶっちゃけ、この期間を乗り越えればあとは余裕と感じることができるので、浸出液が出ている期間は頑張って耐えましょう。
あなたならきっとできるはず!
さいごまでお読みいただきありがとうございます。
\水分制限に最適の強炭酸水/

しんきち薬を塗っても全然アトピーが良くならなくて...脱ステしようか迷っているんだけど、想像以上に大変そうでどうなっていくか不安だな。 Yusuke辛いですね。私もアトピーな[…]
健康維持やダイエットにも評判のいい、明治SAVASの”ミルクプロテイン” 手頃な料金と飲みやすさは、毎日でも飲み続けれるプロテインです! しんきち健康の為にも飲[…]